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2007年5月

自殺を評価しないで

 おととい月曜日の松岡農水大臣の自殺は、私も大変ショックでした。まさか、現職の大臣が自殺するなんて想像だにしていませんでした。安倍総理をはじめ、政治家達もショックを隠しきれず、報道陣にマイクを向けられてもなかなかコメントを発しきれないようでした。  そんな中、石原都知事のコメントは、私にとってとても違和感のあるものでした。「死をもって償ったという意味では、彼も侍であった」という内容のもので、松岡大臣の名誉を重んじ、彼の行動を評価すると解釈できるものです。  つまり、石原都知事は、『自殺』という行動を評価したのです。松岡大臣が、自殺という選択肢を選んだ真の理由は誰にも分かりません。死をもって自分の感じていた罪を償い、責任を果たそうとしたのか、または死ぬことによって説明責任から逃げようとしたのか、精神的に追い詰められ自暴自棄になってしまったのか誰も推測することしかできません。だから、石原都知事が、松岡大臣の行動を「名誉の死」と思うことはかまいませんが、それを報道機関を通じてコメントするのはいかがなものかと思います。  -自身の死をもって罪を償う-これは、許されないことです。決して自殺を認めてはいけません。しかし、現職の大臣が自殺をし、都知事がこれを評価した。これではいったい誰が、自殺がいけないことだって、たった今、思いつめて死を考えているひとに言えるでしょうか?自殺者は平成10年から連続で年間3万人を越えています。これは昨年の交通事故での死者数の5倍の数字です。これをなんとか食い止めるのが政治家の仕事なのではないのですか?  前に、ダウンタウンの松ちゃんがあるTV番組で「もうどうしようもない、死ぬしかないと思いつめた男性がふと、つけたTVでたまたまダウンタウンが漫才をやっていた。あまりのバカバカしさに笑っていた自分自身に男性は驚き、急に自殺がバカバカしくなり、死ぬのを思いとどまった。その男性から後日届いたファンレターでそのことを知った。お笑いをやっていて本当に良かった。」ということを言っていました。  どんな理由があるにしろ、自殺を評価してはいけません。その場はたしかに死という選択しかないように思うかもしれませんが、思いとどまって振り返ってみたら、「死ぬほどのことじゃない」「生きていてよかった」と思うときがきっと来るのです。死ぬ勇気があるなら、勇気を持って生き抜いてほしい。  松岡大臣にも、もし自分の行いに罪があるのなら、司法の判断に基づいて、生きて罪を償ってほしかったです。あたらめて、松岡大臣のご冥福をお祈りいたします。    ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

自分の手にまかせない

 今朝、整体院へ向かう途中、信号機のある交差点で、クルマ同士の事故がありました。隅に移動されたクルマの損傷の様子から多分、出会い頭の事故だと思います。警察の方が現場検証していましたが、事故の当事者らしき方は見かけませんでした。もしお怪我をされてすでに病院に運ばれているのなら、たいした怪我でないようお祈り申し上げます。  信号のある交差点で出会い頭の事故ならば、どちらかが信号無視(気づかなかった)の可能性が高いでしょう。通勤時間帯ですので、いつもの時間にいつも通る道路を通って、いつものように会社に出勤するつもりだったのかもしれません。しかし、この『いつもの』が落とし穴だったのではないでしょうか?  ひとの手足は、随意筋で動きます。つまり自分の意思で自由に動かしたり、動きを止めたりできます。ちなみに、心臓や胃、腸などの筋肉は不随意筋で、自分で勝手に動かしたり止めたりできません。心臓がドキドキしたり、胃がグルグル鳴ったりするのを止めたりできませんよね。でも、この手足も、いつでも100%自分でコントロールしているかと思ったら実はそうでもありません。慣れや条件反射など一定の条件下で勝手に動いているときがあるのです。    例えば、家のカギを自分の手でかけたにもかかわらず、その直後ホントに今、カギをかけたのか確かめないと不安なときがあるでしょう?「カギをかける」という慣れた行為は、明確な自分の意識を持たなくても手が勝手にやってくれるのです。でもこの「無意識のカギかけ」にまかせたままにすると、たまにかけ忘れるときがあって、家に帰ってカギを開けようとしたらカギがかかってなくてぞっとしたという経験はありませんか?  クルマの運転で一番怖いのは『慣れ』です。エンジンを掛け、レバーをDに入れ、アクセルを踏めばクルマは勝手に前に進みます。いつもの時間、いつもの景色、いつものハンドル、いつものアクセル・・・考えゴトをしながらあまり意識せずに運転しても、いつもどおりに目的地に着く。こんなことが当たり前になっていませんか?そして、いつもの信号で止まるはずが、今日に限って赤信号を見落として(半分無意識なのでもともとちゃんと見ていませんが)、事故を起こしてしまうのです。手足にまかせず、自分の意思でハンドルとアクセル・ブレーキを操作していたら、事故は避けられたかもしれません。  整体師は、たくさんのいろいろな患者さんの身体に触れ、施術を行います。また、同じ患者さんが繰り返しご来院され、同様の施術を継続して行い、改善をはかるといったことも多くあります。整体師となってからは良い意味での慣れは必要ですが、慣れすぎるのもよくありません。あまり考えもせず、どの患者さんにもただ、同じ施術をするばかりとか、同じ患者さんでも、改善度やその日の体調、主訴の変化を考慮せずに決まって同じことを繰り返すだけとか、自分の手の動くままにまかせていたら、良い施術はできません。  施術を行うときはいつでも、「目の前の患者さんを良くしたい!」という明確な意思で、自分の手足を動かしてください。 ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

自分の都合で動かない

『東京都足立区の有料老人ホーム「第3シルバータウン」が、入居している高齢者の腕をひもでベッドの柵に縛り付けるなどの行為を繰り返していたことが24日、都福祉保健局や同区の調べでわかった。  都は、介護保険法が禁じる不適切な身体拘束に該当するとみて、近く同施設に業務改善命令を出す方針。  調べによると、同施設では、認知症の高齢者らが自分の体を傷つけたり、肌着に触ったりしないように日常的に身体拘束を続けていた。  介護保険法は、老人ホームなどが、入居者本人やほかの入居者の安全のために身体拘束する場合は緊急でやむを得ない時に限り、入居者の状況や理由を記録するよう義務づけている。第3シルバータウンは、身体拘束したうちの一部しか記録していなかったという。』(5月25日 読売新聞)  このような施設での入居者に対する身体拘束は、以前から問題視されており、施設側も改善を進めていると思っていたのですが、現状はまだまだのようです。  施設側からすれば、夜間(or日常的に)人手が足りず、次の見回りまでに入居者がベッドから転落したり、自傷行為などでけがをしたり、施設内を俳諧したり、屋外へ出てしまったりといった危険を回避するためなのでしょう。もしかしたら、このブログを読んでいる方の中にも、日常的な身体拘束もやむなしと考えている方がいるかもしれません。その方はどうか、整体師にはならないでください。なぜならその方は、相手のつらさより自分の都合を優先する方だからです。  入居者は、施設に都合の悪い行動を取るかもしれないという理由だけで、自由を奪われベッドに縛り付けられます。たぶん、自分で排泄可能な人まで、夜間、紙おむつで朝まで過ごすことも強要されているでしょう。おおよそ、人間に対する仕打ちではありません。「危険回避」という大義名分で「人権蹂躙(じゅうりん)」を行っているのです。  入居者がどうしたら安全に快適に過ごせるかを最優先に考えるべき、自分達の都合を優先させてはいけません。人手や予算が足りないという現状を察しても、それを入居者への身体拘束のようなことで済まそうという考えには賛成できません。  患者さんの施術にあたる際、整体師は自分の都合で動いてはいけません。「次の患者さんが控えているから、早くやってしまおう。」とか、「この患者さんは痛がるけど、このくらい強くしないと効かないから・・・」とか、「今日は(自分が)疲れているから、この程度で・・・」などという気持ちで施術することのないよう、常に患者の立場で考え、患者さんのつらさや痛みを分かろうとする整体師を目指してください。 ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

教えてもらえる幸せ

 日付変わって昨日は、久しぶりに月曜日の空手道の稽古に行きました。越香会のせんげん台道場の稽古日は、毎週月曜日と木曜日です。よろしくお願いいたします。  今日の稽古終了後、師範に空手道の形(かた)をみてもらいました。形には、全空連指定形の他に、越香会には会派の形というものがあります。最近は指定形ばかり稽古していたので、会派の形もやっておきゃないと~と思いながら、鏡に向かって形を始めていたら師範にいろいろご指摘をいただきました。  指定形と混同してしまったり  自分が思い違いをしていたり  細部にまで思いが行き渡っていなかったり  頭で分かっていても身体が動いていなかったり   と、けっこうダメダメでした。指導員返上ですね(笑)。自分ではできている、これでいいと思っていた動きが実は、全然できていないという事実は、指導員としては大変マズイことなんですが、指摘を受けている時間、「ハイ!」「ハイ!」返事をしながら、空手道を教えていただけることをとてもうれしく感じていました。    家庭では2人の娘に父親として接し、空手道場では指導員、整体教室では講師、そしてメインの仕事は開業整体師と、よくよく考えてみれば普段の生活の中で、人にあまり指導していただくことがないのです。これは一見、自分の好きにできて、ストレスがなく楽そうに見えますが、実はひとつ道を踏み外してもだれも注意してくれないという、とてもコワイ状況なのです。普段自分のしていることが正しいかどうかを、常にもう一人の自分が客観的に見れていなくてはいけないのです。  人間は、自分を基準に物事を考えます。自分の考えや行動は常に100%正しいとは言わないまでも、間違ったことはしていないだろうという感覚で動いています。でも、人間の感覚は、自分だけを基準にしていると少しずつズレていきます。身体的な例をあげると、直立して目隠しして、その場で元気よく足踏みを50回して、その場から動いていない人はまず、いません。でも、これが目を開けて、周囲の様子を見ながらやれば誰でもできるのです。  私は、整体教室でも、空手道場でも、実は教えるふりして教わろうとしています。基本を見失わないためです。教えている間にもさっきまで思いつかなかった言葉が出てきて、自分で「ああ、そうなんだ。」あらためて考えたりもします。あまり時間のない中で、子供に接するときも教わることがたくさんあります。仕事でも、患者さんから学ぶことはとても多いのです。  人に何かを教えてもらえることはとても幸せなことで、形上、直接教えてもらっていなくても、自分がちょっと注意して見てみれば、どんなものでも“先生”になりえるのです。    ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

避けられた死

 日本中を震撼させた、愛知の立てこもり事件は、死者と重軽傷者を出し、説得を受け入れた犯人の投降・逮捕で事態は収拾しました。しかし、私は今回の警察の犯人逮捕にいたるまでの対応にかなりの失態があったように思います。その結果が、23才の若い機動隊員の死亡です。  通報を受け、駆けつけた警官が撃たれ、その警官を助け出せずにそのまま5時間以上が経過し、そして警官を助け出す際に機動隊員が撃たれ、死亡するという拳銃を持った犯人に対し後手後手の対応しかできず、しかも起こってしまった事態にも的確に素早い判断が全くなされませんでした。人質救出にも手をこまねいて何もできず、人質はなんとか自力で脱出しています。結局、実際に目に見えた行動は、犯人が疲れて投降するまで説得するということだけでした。現場の指揮にあたっていた方のこのような手法は、ほめられたものではありません。  失態の原因は、常に犯人に主導権があり、それに振り回された警察の対応が後手に回り、一度も主導権を握れなかったことにあります。確かに、相手は拳銃を持っており、その使用にもためらいはない。近寄るものにはすぐさま発砲し、それもしっかりを的に当てている。人質の殺害や自殺も考えられる。そのような、特異的な状況での判断、行動には、ひとつ間違えれば大変なことになるリスクはあるでしょう。だからといって、主導権を渡したままで様子を見たまま、警官救出の際にも発砲を許し、そして機動隊員死亡という最悪な結果を生んだ責任は大きいと思います。機動隊員が死んだ責任は、もちろん撃った犯人にあり、他の罪と合わせて厳罰に処されなければなりません。しかし、私は現場指揮に当たった指揮官にも、責任があると思うのです。これは必然でなく、避けられた死です。  部下は、上司・上官の指示に従い、行動します。それはその上司・上官が出す指示が正しいものと信頼し、責任をちゃんと持ってくれると信頼しているから、安心して従うことができるのです。この現場指揮官は、結果的に機動隊員達の信頼を裏切りました。せめて、警察は、この機動隊員の死を「この仕事はこういうもある」「今回はたまたま運が悪かった」で済まさず、しっかりと責任を追求し、万が一にもこのような若くて勇気ある優秀な方が命を失うことのないようにつとめていただきたいと思います。  部下の責任は100%上司がとる。これはどんな仕事にも共通です。これができない人は、人の上に立って仕事をすべきではありません。  最後に、今回の事件解決、負傷者救出に全力を持って、職務にあたられ、殉職されたこの機動隊員さんのご冥福をお祈りいたします(あえて氏名は伏せます)。 ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

変わっても変わらないために

 MLBレッドソックスの松坂大輔投手が、対タイガース戦で完投勝利し5勝目を挙げました。おめでとうございます!  ようやく松坂投手本来のピッチングが戻りつつあります。そのきっかけとなったのは、前回、大家投手と投げ合って4勝目を挙げたブルージェイズ戦の前の調整法にあったのは、すでに報道のとおりです。25分間外野でキャッチボールを行い、全力疾走でダッシュを繰り返すなど松坂が日本で行っていた調整法が、前回の登板に良い結果をもたらし、それが今回の登板にもつながっているのでしょう。  「相手バッターに向かって、キャッチャーミット目がけてボールを投げる」ということ以外、全ての環境、投げるボールのサイズすら変わっても、求められることは今までと変わらない(いやそれ以上の)“結果”でした。松坂投手は、今までその環境の変化に対応しすぎて、日本で出来ていたことを忘れてしまっていたのかもしれません。  試合前にキャッチボールを長めにしたからといって、ダッシュでたっぷりと汗をかいたからといって、フィジカル面で投球にものすごく影響するとは思えません。影響するとしたらやはりメンタル面でしょう。松坂投手は、日本式の調整法をもう一回取り入れ直すことで、WBC優勝国日本で最高の投手だった自分を取り戻したような気がします。新しい環境に対応するためにいろいろ変えていかなければならない、しかし、MLBのレベルに引けをとらない日本プロ野球で今までやってきた自分自身を変える必要はない。日本式調整法はまさに、この確認作業だったのではないでしょうか。そして、それはブルージェイズ戦勝利という形で実証され、今回の勝利でほぼ確信したと思います。今シーズンの活躍、大いに期待していいでしょう。  さて、整体を含む治療系・リラクゼーション系業界に話を置き換えてみてみましょう。多くの方は、自分の出た養成校/専門学校の資格を手に、整体/カイロプラクティック院・接骨/整骨院・整形外科医院・マッサージ/リラクゼーション店などさまざまなジャンルに就職しそこで経験を積み、身に着けた技術と自信を手に、新しい環境を求めて転職・キャリアアップや独立開業を果たして行くことでしょう。もし、そこで新しい環境に対応しているつもりが実績がともなわない、そんな時があったら、その時は自分の今までやってきたことを思い出してください。もしかしたら変えなくていいことも変えてしまって、自分の良さを自分で隠してしまっているかもしれません。 ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

黄色で止まろう!

 平成19年春の全国交通安全運動が、5月11日から20日までの10日間、全国一斉に実施されます。これは、例年にくらべて1ヵ月遅い実施となります。重点はやはり、飲酒運転の徹底取締りにおかれます。ちょっとだけなら・・・すぐ近くだから・・・車の中で少し休めば大丈夫・・・などと、飲酒運転に対する意識の低い方は、ぜひこの機会に心を入れ替えてください。また、身近にそんな方がいたら注意してあげましょう。実際、今年のゴールデンウィーク期間中の交通事故死者数は、飲酒運転による事故が大きく減ったため、過去最少になったとのことです。(朝日新聞)  しかし、もっと交通事故を減らせる方法があります。それは、交差点に差し掛かる前に信号が青から黄色に変わったらアクセルでなく、ブレーキを踏むことです。つまり「黄色は止まれ」をきちんと守ることです。歩行者用信号が点滅し青から赤に、次に車両用の信号が黄色に変わる。この時、あなたはどんな心理状態ですか?「黄色のうちに交差点に入れば大丈夫!急ごう!」と、「黄色は急げ」になってはいませんか?  交差点付近で起こる事故件数は、全交通事故件数の3分の2を占めるといいます。いかに交差点を安全に通過するかが、事故を減らす、言いかえれば、自分が事故に巻き込まれない大きなポイントになります。たしかに、約束の時間に間に合わない。学校・会社に遅刻しそうだ。予想外の渋滞に巻き込まれこれ以上ゆっくりしていられない・・・など急ぐ理由はいろいろあります。でも、もし一旦事故が起これば、そのあと、例え軽微な物損事故で済んだとしても、そこでかなりの時間の浪費となるのは間違いありません。赤信号が始まって青信号に変わるまで、数十秒長くて1分といったところでしょう。それで、安全が買えるのなら安いと思いませんか?  私も、黄色で必ず停車しているかと言えば、必ずしもそうではありません。(歩行者用の信号を見るなどして)黄色になるのが分かっていて、つい、交差点に進入してしまう時もあります。それが元で、ヒヤッとする瞬間も経験しています。だからこそ、事故を起こす前にこの悪しき習慣を変えなければなりません。まずは、この全国交通安全週間に合わせて、自分なりの安全運転というものを見つめなおしてみたいと思います。 ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

安全はすべてにおいて優先する

 どこかの工場の標語みたいですが、ここ近年、「危機意識」とか「危機管理」という言葉をよく耳にするようになってから、逆に「安全」が二の次にされたために起きた事故が目立っているような気がしてなりません。今回起きた、大阪エキスポランドのジェットコースターの事故もそうです。  すぐに思い浮かぶだけでも、昨年夏に起きたふじみの市営プールでの事故、シンドラー社製エレベータに高校生が挟まれた事故など人命にかかわる事故が起きています。また、最悪の事態は避けましたが、六本木ヒルズのエレベータ火災も一歩間違えれば大惨事になっていた可能性がありました。    なぜ、何か事故が起きたとき、それを「他山の石」として、その教訓を生かせないのでしょう。検査マニュアルは遵守されているのか?そもそもそのマニュアルの内容で安全は十分確保されるのか?検査体制をおろそかにした結果は、悲惨なものでしかない。他の痛ましい事故は、それを身を持って教えようとしてくれています。    それにもかかわらず、エキスポランド社は、はじめの方の会見では、年1回の定期検診を期限内に実施していなかったことや、15年間車軸の交換をしていなかったことも隠そうをしていたふしがありました。車軸の交換にいたっては、「メーカーから交換時期などの指示もなく点検で対応してきた」と責任転嫁ともとれる発言をしています。今回の事故の直接的な原因は、ジェットコースター車両の車軸の破断ですが、今回事故が起きていなくても、いつかは他の要因で大きな事故が起きていたことでしょう。  たしかに、メーカー側が常に大きな荷重がかかり、消耗や疲労により部分が損傷する可能性のある車軸に交換の目安を設定しなかったことにも非はあるでしょう。しかし、だからといって、亀裂の分かる探傷検査をせずに目視のみで済ませ、使用し続けた責任を免れることはできません。現に、他の遊園地では、独自の厳しい(でもこれが当たり前)基準に基づいた検査や、交換により危険を回避してきたのです。  以前にも書きましたが、何か事故が起こる前には、必ず前兆があります。神様が「このままでは危ないぞ!」ってサインを出してくれています。そのサインに気がつけるように普段からアンテナを高くして、周りに気を配り、安全を第一に心掛けることが、自分自身や身の周りの人を守ることになるのです。    安全よりも、その瞬間のわずかな損得で動いたりしてはいませんか? ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

今飲んだその水分の中身は?

 今年のゴールデンウィークは天候に恵まれ、今日も夏日。日中、外で過ごす方は、水分をよく摂って、くれぐれも熱中症などに気をつけてください・・・と、よく言われたりしますが、水分なら何でもいいのでしょうか?  熱中症や脱水症状の対処に効果的なものに、経口補水塩があります。これは簡単に言えば、水に食塩とブドウ糖などの糖質を混合したもので、水1リットルに対して砂糖小さじ4杯、塩小さじ半分で簡易的に作ることも出来ます(「地球の歩き方」より)。しかし、同じく糖質と塩分の入っている、市販のスポーツドリンクを飲むケースも多いですね。ちなみに砂糖小さじ1杯は3~4グラム程です。  しかし、このスポーツドリンク、「熱中症になる前に」とか「なんか身体によさそう」と思って飲み続けると意外な落とし穴があるかもしれません。スポーツドリンクで5~7%ジュースなどの清涼飲料水になると10%前後の糖質が含まれています。もし、1リットル汗をかいたから、1リットルのスポーツドリンクで水分を補おうということになれば、50~70グラムの糖質、分かりやすく言うと、6グラムのグラニュー糖スティックで10本前後、3グラムの細いスティックで20本前後相当の糖質を摂ってしまうことになるのです。先程の経口補水塩と比べてどれだけ糖質の量が多いかお分かりでしょう。  ところで、ランチの後などにアイスクリームを食べたりすると、のど渇きませんか?実は糖質を多くと摂ると、のどが渇きます。これは糖質の過剰摂取で高血糖になると、尿として水分が排出されるから。この時、「まだ水分が足りないのでは?」とスポーツドリンクや清涼飲料水を飲むとそれでまた、のどが渇くという悪循環に陥りやすくなります。そういえば、ジュースを飲んでもまたのど渇いたりしますよね。  しかし、糖質の過剰摂取は肥満や生活習慣病にもつながりかねません。整体師は、患者さんのさまざまな不快な症状を改善させるのが、仕事ですが、本来の目的は、「患者さんの健康」なはず。自分の生活習慣にほとんど疑問を持たず、結果的に健康にマイナスになっていることがあれば、丁寧に説明し、生活習慣の改善を促すことも整体師の仕事です。 ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ

高校野球では特待生をなぜ認めないの?!

 高校野球の特待生問題で、全国の私立高校が加盟する日本私立中学高等学校連合会(田村哲夫会長)が、日本高校野球連盟(脇村春夫会長)あてに、特待生制度禁止について見直しを求める要望書を送付していたことが1日、わかった。(2007年5月2日 読売新聞)  実は、私は今回初めて、野球については、特待生制度が認められていない事を知りました。それほど、自分の中ではスポーツの特待は当たり前であり、自分の友人が特待生で高校に入学したらそれをとても誇りに思っていました。    空手道でも、特待生や推薦入学で高校に入っている生徒はたくさんいます。中にはみんなと同じく受験してもちゃんと合格するだろう学力を持っている子ども達もいますが、やはり、「自分の今までやってきた事(空手道)を認められてその高校に行くんだ!」というモチベーションは他には替えがたい、誇りになるものです。中学生・高校生の意欲向上には必要な制度だと思うのです。それは、野球でも同じではないでしょうか?  「規則は規則、ルールはルール、規則を守れないような生徒は野球をやる資格はない」とばかりに、問題発覚直後、大人達は対外試合の禁止など、生徒から野球を取り上げようとしました。しかし、私立中高連が高野連に特待生制度禁止事項の見直しを求める要望書を出した事は、生徒達に大きな味方になるでしょう。実態にそぐわない、他のスポーツと比べて著しく不公平な特待生制度禁止は、どう考えても今の中学生・高校生のためになっているとは思えません。  事の本質を見失ってはいけません。今回の件は、日本学生野球憲章に違反するとの事ですが、では、この学生野球憲章はいったい誰のためのものなのでしょう。高野連のやりやすい運営のためのものですか?ちがうでしょう。文字どおり学生のためのもののはずです。  貴方が整体院を開業する際に、その整体院の決まりごとをいろいろ作る時には、必ず患者さんの顔を思い浮かべてからにしてください。自分のやりやすさだけで物事を決めてしまうと事の本質(患者さんのため)を見失ってしまいます。   ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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