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2008年9月

製造者の責任追及よりもすべきこと

こんにゃくゼリー、また幼児死亡 対策取られず17人目(2008年9月30日asahi.comより抜粋)  国民生活センターは30日、兵庫県の男児(当時1歳9カ月)がこんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせる事故が7月にあり、今月20日に死亡したと発表した。こんにゃくゼリーは子どもや高齢者には窒息の危険があるとされ、95年以来の死者はわかっているだけで17人となった。規制する法的な枠組みがないとして抜本的対策がとられず、被害が広がっている。  センターによると、事故のあった製品は業界最大手「マンナンライフ」の「蒟蒻畑 マンゴー味」。凍らせたものを7月29日に祖母が与えたという。 こんにゃくゼリーでは95~96年に8件の死亡事故が相次いだ。センターの注意喚起や業界団体の注意表示で97~04年は8年で3件と減ったが、05~07年の3年で5件と再び増加の兆しを見せている。昨年3月には三重県伊勢市で男児(当時7)が学童保育所でおやつに出されたゼリーで窒息死した。  センターは昨年7月にも業界団体や国に対して事故防止策の検討を要望。しかし、食品衛生法を所管する厚生労働省は「食中毒対策など衛生面で危害の恐れがない」、日本農林規格(JAS)法所管の農林水産省は「表示の問題ではない」などと主張。いずれの省庁も現行の法体制では規制できないとして、「すき間事案」のままになっている。 *全国こんにゃく協同組合連合会や全日本菓子協会など業界3団体は、昨年10月から袋の表面に「お子様や高齢者の方はたべないでください」との注意書きを添えた統一警告マークを表示しています。 ~:~:~  子供たちは、目の前に出されたおやつが、どう食べれば安全で、どう食べれば危険かなんて考えもしません。おなかがすいていれば、急いでよく噛まずに飲み込むこともあるでしょう。それに、まだ噛む力も飲み込む力も弱い2歳にも満たない幼児(乳児?)に与えること自体に問題があると思います。凍っていればそのまま飲み込まないから大丈夫と思ったのでしょうか?しかしそんなことはどこにも書いてないはずです。溶ければ同じですから。どうしても食べさせたいなら、小さく切って、けっしてのどに詰まらせないように配慮して、側に居てあげるべきです。 そこまでして与える必要はありませんが。  この記事はこんにゃくゼリーを作った製造者に問題があるという立場に寄って書かれていますが、私はそうは思いません。十数年前から、このような事故が問題になり、マスコミでも取り上げられ、メーカーも注意喚起しているにも関わらず、幼児に与えたり、ひとりでたくさんの児童を見なければならない環境でおやつとして出したりと、保護者や管理者の危機管理意識があまりに低いのが問題だと思うからです。製造者の責任追及をする前に、まずわれわれ消費者自身の危機意識を振り返ってみるべきではないでしょうか。  たとえば、お正月になると、必ずと言っていい程、おもちをのどに詰まらせて亡くなる方がいらっしゃいます。だからと言って、おもちを作った人や、製造メーカーを訴える人はいないでしょう。小さく切って出したり、側に誰か付いていてあげたり、飲み物といっしょに摂ったりという配慮が足りなかったからだと、自己責任として考えるからです。また、チューインガムの噛み方が分からない小さい子には、ガムを与えないでしょう。もし親が与えてしまって、子供が飲み込もうとしてのどに詰まらせてもやはりそれは、やはりそれは親の責任です。  結局は、最後の最後に水際で危険を回避できるのは、本人もしくは、側に居る保護者なのです。それを理解せず、ただ何かのせい、誰かのせいと言っていても、それで被害を受けるのは自分自身です。もちろん食品メーカーに、品質や形状、注意喚起の方法など、安全のためのより一層の改善を求めることは、消費者として当然の権利ですが、それを口に入れる際には、最低限気をつけるべき義務も果たすべきだと思います。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  何か壁にぶつかったり、問題が起こった時、他を責めるのでなく、自分のすべきことは何だったかを冷静に考えてみましょう。自分を責めろと言っているのではありません。なすべきことをしっかりと考えてみるのです。解決策を見つけたいなら、そうすべきです。

最初から引き受けなければいいのに。

中山国交相が辞任へ、「ごね得」発言で引責(2008年9月27日 読売新聞)  中山成彬国土交通相(65)は27日、成田空港拡張への反対を「ごね得」などとした自らの発言による問題の責任を取り、閣僚を辞任する意向を固めた。28日に麻生首相に辞表を提出する。与党は次期衆院選について、11月2日投開票の日程で準備を進めており、24日に発足したばかりの麻生政権にとって、手痛い打撃となる。  中山氏は27日、地元・宮崎市での自民党宮崎県連の会合で発言の真意を説明、「ごね得」の表現と、「日本は単一民族」との発言は「言葉足らずで不愉快な思いをさせた」と陳謝した。一方で、 「日教組が強いところが学力が低い」との発言は撤回せず、「日教組を解体しないといけないと思っている。(日教組を)ぶっ壊す運動をしたい」と発言した。会合後も、記者団に、「日本の教育のがんは日教組だと思っている」と強調、自らの進退について、「国会審議に影響があれば、(ポストに)しがみついているつもりはないが、推移を見守りたい」と述べた。同日夕には東京・羽田空港で記者団に、「出処進退は自分で決める。今晩、女房(中山恭子・首相補佐官)と相談する」と語った。  首相は27日、首相官邸で河村官房長官と会談し、対応を協議した。この結果、河村氏が28日午前、中山氏を首相官邸に呼び、一連の発言の真意を聞くことになった。中山氏は28日午前に首相官邸で開かれる臨時閣議の前に首相と会い、辞表を提出すると見られる。  中山氏が辞意を固めたのは、一連の発言を巡る問題が国会運営の混乱要因となり、その後の衆院解散・総選挙にも影響を与える可能性が大きいとして、与党内に早期辞任を求める声が強まったためだ。公明党の山口政調会長は27日のTBSテレビの番組で、「とんでもない発言だ」と中山氏を批判した。一方、民主党の小沢代表は27日、中山氏の発言について、「非常に不見識で軽率な、偏った発言だ。大臣の責任は任命権者の責任とイコールの問題だ」と述べ、首相の任命責任を追及する考えを示した。 ~:~:~  どうして何度もこのような光景が繰り返されるのでしょう。任命されて程なくして、失言し、まともに職務を遂行しないまま辞任していく・・・いっそそのまま議員辞職もしてほしい無責任さです。中山議員(まだ辞任していませんが、あえて大臣とは書きません)は、当選6回、文科相も務め、ほかにも数々の役職を歴任している実力ある議員です。それなのに、なんでこのような展開になるのでしょうか?私には、あえて麻生首相の足を引っ張ろうとしているようにしか思えません。  とにかく今回の中山議員の発言は、自分の思い込みからのものです。「ごね得」にせよ、「単一民族」にせよ、「日教組と学力との因果関係」にせよ、まったく事実に基づいていません。大臣ともあろうものならば、しっかりと事実に基づいた上で、建設的な意見を述べるべきです。今回の一連の発言は、関係者の心情を傷つけたり、不快にさせたりするだけにとどまらず、麻生内閣や自民党にも大きな迷惑をかけています。そう考えると、大臣の辞任は当然ですが、それならば、最初から大臣なんて引き受けなければよかったんです。いったいいつから、大臣のイスはこんなにも軽いものになってしまったのでしょうか。  支持率アップを狙って誕生させた麻生新政権。これに対する国民の期待は、安部や福田政権発足時に比べて、あまり高くありませんでした。そこへ来て、小泉元首相の政界引退(←これも厳密に考えるとおかしいですが)、任命したばかりの大臣の辞任など、与党/自民党には厳しい状況が続きます。これ以上、不測の事態が起きないうちに解散・総選挙をした方がいいのでは?と思ってしまいます。  衆議院の選挙は、一番新しい民意を政治に反映する大事な国政選挙です。総選挙が実施されれば、よくよく考えて大事な一票を使いたいと思います。間違っても、放言・失言で自分の責任を投げ出すような人には投票はしないと思います。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  自分の手に余ると思ったら、ムリをせず断ることも誠実さのひとつです。

バナナが品薄のようですね。

 昨日や、おとといの患者さんが、そろって、「最近どのスーパーに行っても、バナナが売り切れてて、大変!」って言うのです。どうやら、先週TBSで放送されたバラエティー番組『ドリーム・プレス社スペシャル D-1コンテスト』で森公美子がチャレンジした、『朝バナナダイエット』のせいらしいですね。まあ、私もバナナは好きな方なので、まったく買えなくなると困りますが、まあ、『あるある』の納豆騒ぎのように、しばらくすれば落ち着くだろうと静観しています。  それにしても、私が6月後半から行っているダイエット方法とは、やり方も考え方も違うなぁとつくづく思いました。私の方は、朝はバナナだけどころか、しっかりと食べますし、夜はどうしても、就寝前の4時間前に晩御飯を終えるというのはムリです。それでも、最近は、前回ブログより、体重はさらに減って、58.8kgとついに59kgを割り込みました。現在は59kg台をキープさせてます。これ以上やせるとほほがこけて、やつれた印象になってしまうので。                        weight2  しかしながら、たしかに『朝バナナ』にも、うなづける要素はあります。朝にバナナを食べて血糖値を上げ、その後の空腹感をあまり感じさせないようにしつつ胃を休めるとか、夕食後就寝まで4時間というかなり時間を空け、消化に時間のかかるたんぱく質でも脂質でも、就寝時に胃に残らないように心がけるとかは、内臓への負担をできるだけ軽くするという観点からも良いものだと思います。  基本的には、①「代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすい身体にしておく」、その上で②「カロリーコントロール」が図れれば、(増えすぎた)体重は自然と減る。ということです。『朝バナナ』についても、胃や腸をできるだけ休め、筋肉への血流を増やし、代謝を上げようとしています。それに、朝食をバナナのみにした時点で、摂取カロリーは減っているでしょう。さらに、ダイエット中ということもあり、空腹をガマンまでしなくとも、残りの2食でわざわざドカ食いはしないでしょう。結果として、1日の総摂取カロリーは減っているはずです。それと、バナナの食物繊維がお通じに良いというものありますね。    要するに、バナナを食べていればやせるというものではなく、やせやすい食生活を送るのに、バナナを利用するとやりやすいということなのだと思います。  ちなみに、私の場合は、①については、胃はおそらく昼食後から、夕食までの間は休んでいると思います。さらにたとえ夕食が遅い時間になっても、夕食時の脂質はかなり控えめにして、よく噛んで食べるようにしていましたから、食後2時間くらいであっても、胃の中はほとんど空になっているのでは?と考えます。さらには、毎日のわずかな時間のエクササイズやストレッチングが、程よい筋肉への刺激となって代謝アップがなされていると思います。②については、意識的に朝・昼は腹8分目、夕食はもう少し気をつけて腹7分目といったところでしょうか。満腹に慣れきってしまった胃からすれば8分目や7分目でも、それでも十分に普通の量はあったかと思いますが。  『朝バナナダイエット』は、その主旨を十分に理解し、正しく実行すれば、効果は十分に期待できるでしょう。     最後に、レコーディングダイエットについて少しお話します。もし、あなたが、家計簿や小遣い帳を付けてムダな出費をしないように心がけている人ならば、また、その必要がなく、とくに付けていないが、やろうと思えばできる自信のある人は、このダイエットで成功する可能性は十分にあります。毎日記録を残し、その中から改善点を見つけることができる人だからです。反対に家計簿や小遣い帳を付けなきゃと思っていても長続きしない人には、不向きでしょう。ちなみに、私は、毎日体重は計っても、食べ物の記録はしていません。記録はしていませんが、しっかりと目で見て、味わって、自分が何を食べているか感覚として残しています。食べたか食べなかったか分からないような“つまみ食い”や“ながら食い”などは、いたしません。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  ダイエットとは、カロリーコントロールのための食事療法のことを指します。ですから、たとえば、ダンベルを用いたやせるための運動療法を『ダンベル・ダイエット』と称するのは、誤りです。『ダンベル・エクササイズ』とでも呼ぶべきでしょう。

継続は力なり・継続するには力あり

大台到達のイチロー、「シスラー超え」以来の満足感(2008年9月18日 MAJOR.JPより) 【カンザスシティー18日=Robert Falkoff / MLB.com】シアトル・マリナーズのイチロー外野手が、殿堂入りの大打者ウィリー・キーラー(元オリオールズほか)に肩を並べた。17日のカンザスシティー・ロイヤルズ戦で3安打を放ったイチローは、8年連続の200安打という偉業を107年ぶりに達成したのだ。 「(キーラーと)関連付けて語られる機会を得られるのは嬉しいこと」と通訳を介して語ったイチロー。これまでも数々の偉業を達成してきた希代の巧打者には、試合後にこれまでの記録と比べて、8年連続200安打はどこにランクインするかという質問が飛んだが、その答えは「ランク付けしなきゃいけない?」というものだった。  ただし、イチローは個人的な満足度でいえば、今回の記録は2004年にジョージ・シスラー(元ブラウンズ=現オリオールズほか)が持っていたシーズン最多記録の257安打を破り、262安打をマークしたときに似ているという。「個人レベルで言うと、(8年連続200安打は)今季最大の出来事だね」  イチローの入念な練習とボディケアをもってすれば、今年10月に35歳になるイチローが来季にキーラーの記録を破る9年連続200安打を達成する可能性は大いにあるようにみえる。ジム・リグルマン監督代行が「イチローは年間を通じてプレーの準備をしている」と語れば、この日先発した若手のライアン・ローランドスミス投手は「打率3割1分とか3割1分5厘の打者はいるが、彼らだってまだ200安打には到達してないんだ。本当にとてつもないことだよ」とあらためて驚嘆。かつて右中間コンビを組み、この日は敵としてイチローと対したロイヤルズのホセ・ギーエン外野手は「彼なら今後2、3年は今のペースを維持できると、おれは信じている」と、元相棒にエールを送っていた。 ~:~:~  つくづく、イチロー選手の凄さには舌を巻きます。何が一番凄いかと言えば、やはりメジャーに行ってからこの8年間、年間約160のほぼ全ての試合に出場し続け、そして結果を出し続けていることです。ファンが野球選手に何を最も強く望んでいるかを知っていてそれを実行できる。こんなことをずっとやってのけている選手はイチロー選手をおいて他にいるでしょうか?  野球選手のファンが最も強く望んでいること・・・それは、単純にして、明快です。①一試合でも多く、その選手を観ることができて、②その選手が大活躍すること。もちろん、その選手だけが好きということはなく、チームの勝利や野球そのものが好きというあるでしょう。しかし、自分が一番好きな選手が活躍してくれるのが、ファンは一番うれしいのです。  長年に渡ってメジャーで野球をしていること自体凄いことですが、それだけなら普通の(?)一流選手ならできているでしょう。また、単年または、ピークの数年に劇的な活躍し、ファンを沸かせるのも一流選手ならではです。しかし、超一流のイチロー選手は、その両方をやり続けているのです。それが、シーズン200安打であり、8年連続なのです。まさに誰も真似のできない偉業です。  「継続は力なり」:どんなことでも継続することが、自らの力となっていく、この意味で正しいかどうか分かりませんが、私はそう解釈しており、大変好きな言葉です。しかし、イチロー選手を観ていると、物事を継続したければ、継続させるだけの力が必要なのだなと、自分に力がないと継続はできないのだな痛感いたしました。ここでいう『力』というのは、ヒットを飛ばす腕力とか、内野安打を生む脚力のことではありません。もちろん、それも含みますが、ケガや病気をせずに1シーズンまたは、数年の長期に活躍できる体力や自己管理能力、相手投手の研究を上回って自分の野球を進化さていく能力など、全ての要素を含みます。  残り試合もあとわずか、ファンの注目は、あの張本勲さんの大記録、通算3085安打超えです。もちろん、イチロー選手はやってくれるでしょう。誰よりもファンの気持ちを分かっていて、いつでもそれを実現してきた彼のことですから。今思ったのですが、もしかしたら、イチロー選手の一番のファンは、イチロー選手自身なのかもしれませんね。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  あなたが整体師になった時、患者さんから何を最も望まれ、期待されているかをいつも考えていてください。それを実行するためには、自分に何が必要かもです。

被害者には救済を

三笠フーズ取引先の社長が自殺/奈良 (2008年9月17日asahi.comより)  16日午後11時50分ごろ、奈良県広陵町の米穀販売会社「ナカガワ」の社長の男性(54)が自宅寝室で掃除機の電気コードで首をつっているのを長男(28)が見つけ、119番通報した。社長は病院に運ばれたが、17日未明に死亡が確認された。県警によると、遺書はなかったが、自殺とみて詳しい動機を調べている。  同社は三笠フーズの事故米を扱っていた仲介業者の一つで、農林水産省が16日に社名を公表した。県によると、同社は今年1~8月、佐賀県の業者を介してメタミドホスが残留している可能性がある53トンのもち米を仕入れ、奈良県内の複数の業者に納入していた。  県警によると、三笠フーズの事故米の出荷が発覚して以降、納入した業者などから問い合わせが殺到し、対応に追われていた。社長は家族に「死にたい」「病院に行きたい」などと漏らし、16日昼に農薬を飲んで自殺を図ろうとしたが、家族が発見して止めた。いったん病院に行ったが落ち着いたため、自宅に戻っていた。  同社の従業員は16日、朝日新聞の取材に「我々は国産米と信じており、まさか事故米が混ざっているとは思ってもみなかった」と話していた。 ~:~:~  とてもやるせない事件です。食の安心・安全をおびやかす事に重大さも気にも止めず、目先に利益に走った人のために、まじめに一所懸命に仕事に取り組んでいた人が、自殺に追い込まれる。こんなことが許されていいのでしょうか?三笠フーズの社長や社長に食用への転売を指南したとされる者、実際に転売に携わった人達はどう責任を取るつもりでしょうか。さらには、農林水産省大阪農政事務所の元消費流通課長(すでに定年退職)が在職中に三笠フーズから接待を受けていた事実も発覚し、汚職事件の様相も呈して来ました。厳密な実態調査をし、全容を解明し、二度とこのような悲劇が起こらないよう対策の上、首謀者には厳罰を科してほしいと思います。  たしかに、食の安心・安全の配慮からすれば、三笠フーズの事故米の流通経路が判った時点で、早急に情報を開示すべきでしょう。しかし、その一方で知らぬ間に、事故米をつかまされ(売りつけられ)た卸業者や製造業者は、何の落ち度もない被害者です。その点にも、とてもデリケートな配慮が必要でしょう。 おそらく、自分に落ち度はなくとも、事故米を卸してしまったり、商品に使用して流通させてしまったことに対する心痛は、かなりのものがあったでしょう。それに、商品の回収や取引先への対応、恐れていた風評被害など、実害も出ていることと思います。政府は大至急、この詐欺とも言える被害に遭われた流通業者への支援策を実施してほしいと思います。  今回のケースは、『自分が知らない内に不正に巻き込まれていた』という点では、大分の教員不正採用問題に似ています。大分のケースも、当の本人は何も知らず、 ただ試験を受けて合格通知をもらい、採用されただけなのに、後から、「点数が足りないのに、不正に合格させてから採用を取り消します。」 と言われ、不正を働いて私腹を肥やそうとした者どもに、人生を振り回されてしまいました。この人達もまた、被害者と言えます。しかし、ここで意地を見せて、また教員採用試験を受けて、正々堂々合格してまた教壇に戻ってほしいと思います。  何か、諸悪の根源にはなかなかメスが入らず、表面的に取り上げやすいところから、問題にしているような気がします。『流通業者は被害者。被害者は救済せねばならない。』ここを履き違えず、この問題を取り扱っていかないと、一番悪い人達はうまく責任を逃れて、とばっちりを受けた人達がさらに苦しむ破目になりかねません。  ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  何かの問題を自分なりに考えようとした時、別の何かと関連付けて考えるくせをつけてください。整体で、患者さんを診る時にもきっと役に立つはずです。

『だろう』さんの人まかせ。

汚染米は港で排除、輸出国に返品…農水省方針(2008年9月12日読売新聞より)  米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が工業用の「事故米」を食用に転用していた問題を受け、農林水産省は、輸入時にカビ毒や基準値を超える残留農薬が検出された場合は、原則的に事故米として流通させない方針を固めた。  同省によると、政府が関税・貿易一般協定(ガット)のウルグアイ・ラウンド合意に沿って輸入している「ミニマム・アクセス(MA)米」は港の検疫所で検査が行われている。検査でカビ毒や基準値以上の農薬が検出された場合、〈1〉廃棄〈2〉輸出国に返品〈3〉工業用に使う「事故米」として輸入――という対応が取られていた。ただ、廃棄と返品については、検疫所が商社に指示するだけで、実際にどういう処分がされたか国は実態を把握していない。事故米として工業用に輸入された場合は、国内で売却後に、加工業者からの連絡で、各地の農政事務所が加工現場に立ち会い、チェックする仕組みだった。  ところが、三笠フーズの問題では、農林水産省が2003年度以降、計96回もの立ち入り調査を行いながら、不正を見抜けなかった。このため、今後は検疫で汚染が確認されれば、原則、輸出国に返送させる方針に転換した。同省では、輸出国への返送にかかる経費をどうするかなど、細部の詰めを急いでいる。MA米を国内に輸入後、国が保管中にカビが発生するなどした事故米についても流通制度の見直しを検討する。 ~:~:~  今回の問題は、単なる産地やブランドの偽装と質が違います。農薬に汚染されていたり、カビが発生していたりと、摂取の仕方や摂取した人の状態によって、健康を害するおそれがあるものです。それだからこそ、食品には使用せず、工業用としていたはずなのに、有害なものと知っていて、利益のためには食用と称して、平気で売りさばく。なんでそういうことができるのかまったく理解できません。  一番悪いのは、制度を悪用し、農水省の立ち入り検査をごまかして販売し続けた業者なのですが、やはり、農水省の監督官庁としての責任も大きいでしょう。「計96回もの立ち入り調査を行いながら、不正を見抜けなかった・・・」これでは、調査そのものがずさんだったと言われてもしかたありませんね。結局、農水省としても、「不正はないだろう」、「きちんとやっているだろう」と、肝腎な部分を業者まかせにしていたということです。  人に何かをまかせるということは、まかせた責任が発生するということです。三笠“フーズ”が大量に事故米を購入していても、不審に思わず、おざなりの調査を繰り返し、事故米の処理について正確な把握をしようとしなかった。うがった見方をすれば、不正な処理には薄々感づいてはいたが、ほじくり出すと大きな問題に発展することが分かっていたので、当事者としては、そおっとして置きたかったのでは?とも受け取られてしまいます。   制度そのものとしても、国民の安心・安全を確保するものとしては、非常にずさんです。それを今回、事故米は原則返品とすることには、大いに賛成です。というよりも、今までなぜそうして来なかったが不思議なくらいです。 早急に輸入国との交渉を進めてほしいと思います。  最後に、事故米の食品転用は事実ですし、実際に損害に被っている(健康被害は別)酒造メーカーや菓子メーカーの方々がおられますが、事故米が不正に使用されたのは、同種の食品(飲料・菓子)の総数からすれば、ごくごく一部です。むやみに不安がることはありません。風評被害という第2に被害を出さないよう、これ以上、食品メーカーなどが被害に遭わないよう事態をよく見極める必要があります。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  整体師を雇って、その人が患者さんに不快な思いをさせてしまった場合、それは当然ながら、経営者の責任です。それは施術のみならず電話対応や清掃でも同じことです。「君にまかせたのだから、ミスは君が責任取って。」と言うなら、どんなに忙しくても人を雇ってはいけません。全部自分でやってください。

師弟愛と言えば聞こえはいいが・・・

露鵬・白露山「6月、ロス巡業中に大麻吸引」協会聴取に(2008年9月9日asahi.comより)  露鵬、白露山の2人が、相撲協会の事情聴取に対し、6月の米国・ロサンゼルス巡業で大麻を吸引していたと話していたことが8日わかった。  複数の関係者によると、2日に抜き打ちの尿検査が行われ、簡易検査で陽性反応が出た際に大麻使用歴を認めた。検査を担当した再発防止検討委員会の委員に対し2人は「ロサンゼルス巡業で2人で吸った。黒人の歌手の家で、この歌手からもらった。師匠には黙っててくれ」などと話したという。委員会では精密検査などが控えていたこともあり、最終的な結論が出るまではこの事実を伏せていた。  2人はその後の記者会見や警視庁の事情聴取などでは一貫して使用や所持を否定。8日の検討委員会で弁明の機会を与えられた際には、この件について「頭が真っ白で覚えていない」などと話したという。露鵬の弁護士は8日、「力士が自ら吸ったことはない」とロサンゼルスでの使用も否定した。  2人の大麻使用歴は8日の理事会に報告され、北の湖理事長にも初めて伝わった。理事会出席者の一人は「理事会で理事長は、最初は辞任すると言い出さなかった。ところがこの報告に驚き、これは間違いないとなって、辞任の流れが決まった」と話している。 *世界反ドーピング機関(WADA)が国内で唯一、公認した専門機関〈三菱化学メディエンス〉での精密検査の結果が報告された。WADAは大麻成分の違反基準を尿1ccから15ナノグラムと定めている。これに対して露鵬は5倍、白露山は10倍の数値が示されたため、大麻使用は確実と判断された。 検査を担当した大西祥平・慶大スポーツ医学研究センター教授は「体内に大麻があったのは事実。他人の煙による副流煙ではなく、自分自身が大麻を吸ったと判断せざるを得ない」としている。 ~:~:~  大相撲の大麻疑惑問題で、露鵬、白露山の解雇、北の湖理事長の理事長職辞任(理事として在籍)、大嶽親方の降格(委員→年寄)という処分が下りました。北の湖氏の場合、解任でなく辞任なので、正確には処分ではありませんが、正直なところこれでも甘いなぁと思います。協会総意としての「薬物、NO!」という姿勢が見えて来ず、なるべく問題を小さく小さくして、個人的な問題して処理しようとしているように見えます。新理事長の武蔵川氏には、抜本的な改革を期待したいと思います。  それにしても、みなさんは今回の親方らの「弟子を信じる」姿勢をどう思ったでしょうか。私は、「これこそ師弟愛!」と言えば聞こえはいいでしょうが、盲目的にただ、「信じる」だけでは、単なる責任放棄ではないかと思いました。  「吸っていない」 本人が真剣な眼差しで主張している。しかし、その一方で検査結果が「吸った」こと証明している。その狭間に立たされたとき、主導権を弟子に渡して「弟子が吸ってないというから吸ってないんだろう。」とするのは誤りです。親方が責任と主導権を持ち、吸っておらずに陽性反応が出るには、何が有り得るか、誰かが、検査対象の尿をすり替えたのか?治療薬の成分に含まれているのを知らずに大量に摂取したからか?知らずに副流煙として大量に吸い込んだのか?弟子といっしょになって、徹底的に調べることです。その姿勢を見て、本当にやっていないなら、「親方は自分を最後まで信じてくれる。」となるし、やっていたなら、きっと親方に白状するでしょう。  この2人の関取は、使用のみでは処罰のがないのをおそらく知っていて、最後まで白を切り通せばなんとかなる思い、信頼してくれている親方にすらウソをついていました。盲目的に信じたことが仇になったのです。このウソを見破り、正しい方向に導いてあげることが真の師弟愛だったはずです。  自分の子供が、何か犯罪の容疑で捕まって、本人がそれを否定していたとき、もし本人が捕まりたくない一心でウソをついていたとしたら、それを助けるのは親の務めではありません。真実を話し、罪を認め、反省させることが親の責務です。もちろん、スタンスとしては、「子を信じる」でかまいません。ただし、何も考えずに盲目的に信じるだけでは事態は解決しません。なぜ疑いがかかったのか、その疑いを晴らすにはどうするかをいっしょに考え行動をともにしていくなかで、真の信頼関係が生まれ、真実が明らかになると思います。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  整体師は、患者さんの、「治りたい気持ち」や「治る力」を信じて、施術します。患者さんは、「この整体師さんなら助けてくれるかも」、「ここならきっと良くなる」と整体師を信じて通院します。整体は、施術をする側と受ける側の信頼関係が出来てはじめてうまくいくものです。

国家資格の自覚を持って。

柔整師学校で無資格教員横行 厚労省、6校に補講指導(2008年9月5日asahi.comより抜粋)  接骨院や整骨院で治療にあたる柔道整復師の養成学校がこの10年間で7倍に急増、教員不足から無資格者による授業が横行している実態が、関係者の話で分かった。今年に入り6都府県の7校で無資格教員が判明しており、厚生労働省の出先機関が補講の実施など指導に乗り出した。  柔整師になるには、養成学校で一定の単位を取り、国家試験に合格することが必要。無資格教員による授業は無効となり、生徒は卒業に必要な単位が不足する「履修漏れ」に陥る可能性がある。 柔道整復師法に基づく養成学校の指定規則と指導要領は、教員の資格を担当分野ごとに定めている。医師や大学教員などが教えるべき科目を、柔整師や理学療法士、大学院生らが教えていた例が目立つ。   柔整師は、医師と同様、患者の治療代を健康保険請求でき、収入が安定していると、人気が高まっている。養成学校は「3年間で400万~500万円という高額授業料でも生徒を集めやすい」(西日本の学校長)とされ、既存の学科での生徒減少に悩む専門学校などが次々に参入。ここ10年で14校から97校となり、ほかの医療・介護系人材の養成学校に比べても急増が目立つ。一方で教員のなり手はこれに追いつかず、教員不足が慢性化。「厚労省に届け出た教員と実際の教員が違うのは、業界の慣習として許されてきた」(東日本の学校の元幹部)とする証言もある。  日本柔道整復師会は「利益優先で、学生募集のために国家試験対策を重視する学校が増え、まともに治療ができない柔整師が増えた。教員の質を上げるのは当然として、開業前の臨床研修制度などが必要だ」と指摘している。 ◇  柔道整復師 国の資格の一つで、取得するには、養成学校で3年以上の専門教育を受けたあと、国家試験に合格する必要がある。骨折、脱臼、打撲、ねんざ、肉離れを治療すれば、医療を補う行為として健康保険を請求できる。治療したケガの数が不自然に多いケースが増えており、治療日数を水増しするなどの不正請求も各地で発覚している。 ~:~:~  柔道整復師の資格は、上記のとおり国家資格です。それは、柔道整復行為が、骨折、脱臼、ねんざなどのケガの処置として医業に類似する行為であり、国が定める一定の知識や技量がなければ国民の健康を損なうおそれのある大事な職務だからです。  その柔整師を養成する専門学校で、このような無資格授業が行われていたとはたいへんショックでした。最終的には国家試験をパスしているので、問題はないとは思いますが、少なくともここ数年の間に柔整師になった人の中には、無資格者の授業を受けて知識や技術を学んだ者もいるという点では一抹の不安を感じます。そうした国民の不安を払拭するためにも徹底した調査と、再発防止策の検討をしてほしいと思います。  私は、日頃から電話で、「接骨(整骨)院と整体院って何が違うんですか?」とか、「どこに行ったらいいですか?」などと問合せを受けると、「まず(整形外科で)医師に診察してもらって、診断や治療をしてしてもらってください。治療については、接骨(整骨)院でも対応してくれる場合も多いですよ。」と、まず保険が効くところに行くことを勧めています。だってそのために毎月保険料を払っているのですから、それで治ってしまえば一番いいじゃないですか。  整形外科に行っても「別に骨には異常ないね。」と言われるだけだったり、接骨(整骨)院で保険適用範囲内で治療を受け続けもなかなか改善しない時に、私のようなところの保険の効かない整体を利用してもらえばいいと思っています。順番として、民間療法は最後でいいということです。それが、今回のようないいかげんな授業がまかり通っているのでは、「先に接骨(整骨)院さんへ。」とはお勧めできません。問題となった専門学校は、国民の健康に関与する国家資格者を、世に輩出しているという自覚をしっかり持ってほしいと思います。  我が身を振り返ってみると、整体の資格は、日本では、各任意団体が独自の基準で、認定書や修了書を発行しているいわゆる民間資格です。公的には無資格となんら変わりません。ですから、整体師と言っても玉石混合で、患者さんは、いざ整体を受けたくても、どこに行ったらいいか非常に迷うところです。そこで、家族や知り合いの紹介、口コミなどをたよりに来院するわけです。腕の悪い、評判の良くない整体院はどんどん淘汰されていきます。公的資格や保険適用のない分、整体を仕事としてやっていくには、患者さんの信用を得られるに足る十分な知識と技量が必要なのです。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  どうせ整体師を目指すなら、できるだけ厳しいところに身を置いて学んでください。在籍していた養成校の修了書や認定書の価値は、誰が決めるものでもない。あなたが決めるものです。整体師として名乗る資格があるかどうかは自分が一番よく知っているはずです。

指導者で状況は変わる

自民総裁選、地方組織で党員投票…麻生氏は8日に公約発表(2008年9月3日 読売新聞より)  自民党は2日、総裁選挙管理委員会を開き、辞任を表明した福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選を10日告示、22日投開票の日程で行うことを決めた。  麻生幹事長は8日に立候補を正式に表明し、公約を発表する予定だ。一方、町村派の中川秀直・元幹事長が2日、小泉元首相の構造改革路線を継承する立場から、麻生氏への対抗馬を擁立する考えを示した。小池百合子・元防衛相(町村派)が出馬に意欲を見せており、小池氏擁立を目指した調整が進むと見られる。また、都道府県連の多くが、党員・党友投票を行うことを決めた。  麻生氏は昨年9月の総裁選で福田首相と争い、今年8月の党役員人事で、幹事長に就任した。党内では、国民的人気のある麻生氏は「ポスト福田」の有力候補と見られてきた。経済政策では、積極的な財政出動論者としても知られている。  これに対し、麻生氏と経済政策を巡って路線が異なる中川氏は2日、都内で小池氏や、渡辺喜美・前行政改革相(無派閥)、塩崎恭久・元官房長官(古賀派)と相次いで会談した。一連の会談後、中川氏は「改革派から誰かを立てなければならない。具体的な候補者の名前までは、まだ至っていない」と記者団に語った。小池氏の擁立を念頭に置いていると見られる。 ~:~:~  9月1日の福田首相の突然の辞任には驚きました。しかしながら、たしかに福田首相の言うとおり、政治空白をできるだけ避け、影響を最小限に留めるにはこのタイミングなのかもしれません。福田首相の中では「突然」ではなかったのでしょう。まあ辞めずに済めばそれが一番良かったのですが。  ともあれ、この国のトップが代わるということになります。経済・福祉・教育・外交、問題山積の日本の舵取りを誰がするのか、衆議院解散→総選挙をにらんでの、まずは自民党の総裁選を楽しみにしたいと思います。  よく、「首相なんて誰がなってもいっしょだよ。」とか言いますが、それは違うと思います。どの世界でもトップや指導者が変われば状況は一変します。日本では、小泉首相がそのいい(?)例です。8年前、アメリカもブッシュでなく、ゴアが大統領の選ばれていたら、その後のアメリカや世界全体が変わっていたかもしれません。日本は、間接民主制であり、首相を直接選挙で選ぶことはできませんが、首相を選ぶ議員らを選ぶことができます。支持する政党を選ぶことができます。  また、別の例を上げると、北京五輪の野球の例があります。星野仙一氏は、ドラゴンズやタイガースを率いてリーグ優勝に何度も輝いた優れた監督でしたが、北京五輪ではその手腕は発揮されませんでした。チームをひとつにまとめきれず、選手の起用方法にも疑問が残る采配が目立ちました。選手らの能力を十分に引きだせないまま、まさかのメダルなしに終わったのです。これが、セ・パリーグの現役監督やコーチならまた状況が変わっていたでしょうし、もっと以前から、メジャーの監督経験のある人物に全権をゆだね、金メダルに向けてトップチームを作り上げるというやり方もありました。今回の星野監督のやり方は、悪い意味で選手任せになってしまったように見えます。  話しはまた少し変わりますが、越谷市のある学童保育室では、指導員は、「ここは宿題や勉強をさせるところではありません。宿題は、家庭でやるものとお考えください。」と保護者に言っているそうです。事実、入室後の時間割(のようなもの)には、まず外遊びから始まり、その後室内に戻ってさらに遊びの時間が続き、宿題タイムは夕方5時半とかだそうです。それでは、子供らは遊び疲れて宿題どころではないでしょう。しかし、指導員としてはそれで、まったく構わないのです。なぜなら、「宿題は家でやるもの」だから。このやり方では、子供らが時間を有意義に過ごせているとは思えません。  それにおそらく、この指導員らは、子供らともあまり遊んであげてないのでは?と思います。先に宿題や勉強をさせないのは、きっとその方が手間がかかるからです。分からないことを質問されたり、勉強がキライな子が、みんなのジャマをしてみたり、そういう面倒を見るのがいやなのだと思います。とにかく、ケガなく、お迎えの時間まで預かりさえすれば自分の仕事は終わる。そんな考えの人なんじゃないでしょうか。そんな人が、手間をかけてわざわざ遊んでくれるとは思えません。もちろん、勉強ばかりしろとは言いません。遊びの中にも、学びがあり、発見があります。しかし、遊び方を教えたり、大人がいっしょに遊んであげたりして、有意義な時間の過ごし方を示してあげることも必要なことです。ただ、「好きに遊んでいいよ。」とほおっておくことが、保育とは到底思えないのですが。  指導の仕方ひとつで、子供は大きく変わります。空手教室においても、我が子へ接する時でもそれは十分に感じています。指導者には、それなりの責任がいつもついて回ります。それは状況を変える力を常に持っているからです。もし、指導者が、「本人の自己責任だから」と投げてしまうようなことがあれば、指導者失格です。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  整体師として、患者さんにアドバイスする場合、不確かなことやいいかげんなことを言ってはいけません。自分の言葉には責任を持ちましょう。
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