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2015年2月

久しぶりに『モモ』を読み返しました。

 前回のブログで、ミヒャエル・エンデ作の児童文学『モモ』を紹介しましたが、その後、久しぶりに読み返してみました。この作品は、1973年作、岩波書店から日本語に翻訳・出版された年でも1976年です。しかし、40年前の作品とは思えないほど、今まさに、この現代を風刺しているかのような描写がたくさんありました。また、私が名言と感じる言葉も、数多く散りばめられています。読み進めていく度に、ハッとなったり、うんうんとうなずいたり、自分のことを指摘されているみたいで、急に恥ずかしくなったりしていました。もちろん物語としても、とても楽しめました。

 ストーリーは、主人公モモと仲間との心温まる交流、人知を超えた不思議な存在の登場、人間の時間を奪い取ろうと忍び寄る不気味な灰色の男、そしてその灰色の男達に仕組まれた、仲間との断絶や孤独、盗まれた時間と仲間を救うべく立ち上がったモモの最後の戦いなど、飽きさせない展開です。1986年に映画されていて、これも観た記憶がありますが、今再び映像化しても、きっと面白いんじゃないかと思います。

 それにしても、この作品を読むと、「時間って、何だろう?」、「時間を大切にするって、どういうことだろう?」ってしみじみ考えてしまいます。何か物事に集中してる時って、時間が早く流れますよね。好きな事をしている時間は、あっという間に終わってしまいます。でも朝、会社や学校に行く前の時間は、好きな事をしてる時間じゃないのに、これもあっという間に家を出る時間になっていますよね。

 また、勉強や、トレーニングなど、あまり好きでない時間はやたらと長く感じます。思えば、大学生の時、駐車場警備のバイトで一日立ち仕事で、8時間がものすごく長く感じたことを覚えています。警備といっても、基本的にそこにいるだけの仕事なので、「まさに今、時間をお金に変換しているんだな」という感覚でした。と同時に、もっと良い時間の使い方があるんじゃないのかな?と口惜しい感じもしていました。

  この作品の中で作者は、「時間とはすなわち生活だ」、「そして人間の生きる生活は、その人の心の中にある」と言っています。また時計のことを、「人間ひとりひとりの胸の中にあるものを、きわめて不完全ながらまねて象ったもの」と、表しています。そして、心に響いたのは、作中の人物マイスター・ホラの、「人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。」という言葉です。

 この言葉で、私は時間という概念を少しだけ理解できました。『忙』という時は、『心』を『亡くす』と書きます。忙しい時ほど時間は、あっという間に過ぎます。心が時間を感じ取っていないのですから当然ですよね。時間の使い方というのは、心の在り方とセットなんだと痛感しました。 

 また、この作品の中で、子供達は遊び方も、灰色の男達に洗脳された大人に、遊戯の授業で強制されてしまいます。遊びのはずなのに、面白いかどうかではなく、役に立つかどうかが重要視されます。こうして子供達は、楽しいと思うこと、夢中になること、夢見ることを忘れさせられてしまうのです。なんか、「ドキッ」っとしませんか?こんなんで、「元気に明るくあいさつ」なんで出来っこないでしょう。

 それによく「ムダに過ごした時間なんてない。きっと何かの役に立っている。」なんて言いますよね。もちろん一見関係のないムダに見える行いでも、何かと何かが関連していって、「あの時のあれの一端が、今のこれにつながっている。」なんて実感することもあるでしょう。そう思うと、ただ効率的に、大人の狭い了見で考えた何かだけをやるというのは、いざ自分が何者かに成りたいと思った時に、その土台をせばめてしまっているのではないでしょうか?

 読み進めていくと、本当にこの作品は、現代への警鐘に思えるのですが、救いもあります。それは、最後に時間どろぼうをやっつけた後、エンディングで、町並みは殺風景に作られてしまったままでも、そこの住人達には、笑顔と自分達の時間が戻ってきたからです。それは、パソコン・スマホ全盛の世の中、効率と競争優先の社会においても、自分達は今からでも、心の在り方しだいでいくらでも変われることを指しています。周りは変わらなくとも、自分の心の在り方で、時間にゆとりを持つことは可能なのです。時間を大切にするということは、きっと自分の生活そのものを充実させ、大切に過ごすいうことなのでしょうね。

 私はこの作品を読み終えて、これはずっとそばに置いておかなきゃいけない、時々読み返して、自分の軸をここに戻さなきゃいけない、その為の本だと思いました。

 今回は、ブログと読書感想文、半々の内容でしたね。

 

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作った時間を、盗られないように。

スマホ:女子高生1日平均7時間利用 4人に1人が深夜( 毎日新聞 2015年02月09日)

 女子高校生が携帯電話やスマートフォン(スマホ)を使用する時間は1日平均7時間で、4人に1人が深夜に使用−−。情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」(東京都千代田区)が9日発表した未成年の携帯電話・スマホ利用実態調査でこんな傾向が浮かんだ。

 調査は先月、インターネットで実施。携帯やスマホを持つ全国の小学4年〜高校生計618人と、0〜9歳の子供のいる保護者595人から回答を得た。

 スマホの使用率は小学生は39.3%、中学生は59.7%にとどまる。高校生は96.1%に上り、女子に限ると98.1%になる。

 携帯・スマホの1日の平均使用時間は中学生までは1時間台。高校生では男子(103人)が4.1時間に対し、女子(同)は7時間で、前回調査(昨年7月)の6.2時間からさらに増えた。「入浴しながら」など、別のことをしながらの利用時間も含む。しかも、女子高生の24.3%が午前0〜3時に使用。「ひぼう中傷を受けた」などのトラブルに遭った経験も20.4%に上った。

 この他、0〜3歳の子供にスマホや携帯ゲーム機などネットに接続できる端末を持たせている父親は47.5%と約半数に。「気づいたら想定外の使い方をしていて驚いた経験がある」との父親の回答も68.8%あった。

 調査を監修した玉川大の近藤昭一准教授(生徒指導)は「スマホやネットに依存するとコミュニケーションがうまくとれず、自立できなくなる危険がある。子供に絵本の読み聞かせの代わりにスマホなどで動画を見せる親も出ている。特に幼い子供をスマホで子守しないようにしてほしい」と話している。

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 今朝の毎日新聞を読んでいたら、少々気になる記事『スマホ:女子高生1日平均7時間利用 4人に1人が深夜』というのを見つけました。タイトルとしては、ちょっと偏りがあるかなと思いましたが、たしかに昨今のスマホの利用率の高さには、驚くばかりです。そういう私もスマホ代わりに、iPod touchでヤフーニュースを見たり、Facebookをやったりしています。こうなるともう、iPod touchは携帯音楽プレーヤーではないですね(笑) 

 それにしても、記事のとおりだとすると、高校生のスマホの利用時間はかなり多いと思います。男子で4.1時間、女子で7時間。ただ、電話というよりも、今はマルチタスクプレーヤーの側面のほうが大きいと思いますので、携帯ゲームやweb検索、SNSだけでなく、勉強時でも、BGMに使ったり、辞書として調べ物をしたり、英会話の映像・音声を再生にも使えます。他にもさまざまなアプリがあり、生活のあらゆる面でスマホは活躍していますよね。そう考えると、必ずしも女子高生のスマホ利用7時間という数字は、おかしいとまでは言えないのですが、端的に、「スマホに時間、取られ過ぎじゃない?」と心配にはなります。

 BGMとして使うのは除くとして、その中でスマホを注視する時間がどれだけあるかですが、それでも一日のうちで、数時間単位、スマホを見ているのではないでしょうか。そう考えると、実は知らず知らずのうちに、スマホに時間を作っていることになります。よく、「時間はあるものでなく、作るもの。」と言いますが、見方を変えれば、そのスマホに費やしてる時間を他の事にも使えるのでは?と思います。少々詭弁でしょうか?

 もちろん、上手にスマホを利用することによって、物事の効率が上がって、結果、時間の使い方をうまくできることもあるでしょう。しかし、その反面、やっぱりスマホそしてパソコンも、『時間どろぼう』の側面は、否定できないと思います。時間つぶしには最適なんでしょうが、「時間を潰す」という行為そのものも、実はもったいないのではないでしょうか?

 いつも何かに取り組んでいなければいけないなんて言いません。休息や息抜きは、必要です。スマホのアプリで、ちょっとした気分転換というのもおおいに結構でしょう。複数人でやるアプリも楽しそうですよね。ただ気をつけなければいけないのは、今自分が、「スマホに対して時間を作った」という自覚を持つということです。それがないと、本来作らなければならない時間を、スマホに取られてしまい、結果「時間がない!」という羽目に陥ってしまいます。

 あったはずの時間がいつのまにか無くなっている。夕方帰宅して、夜寝るまで、かなり時間があったはずなのに、何にもしないで終わってしまったなんて経験は、子供や大人を問わず、誰にもあると思います。しかしきっと『何もしないで』ということはないはずです。もし、その数時間、ずっとスマホを使っていたのなら、その時間でのスマホの価値は、『何もしない』レベルの、低いものだったと言えるのではないでしょうか。

 自分が主体になって、まず時間を作って、その時間を使ってスマホを利用する。これを踏まえていないと、いつもスマホを気にして、スマホに振り回され、自分がスマホに使われてしまいます。そうなると、スマホの『時間どろぼう』が顔を出して来ます。せっかく作った時間、盗られないようにお気をつけくださいね。

 ちなみに、私は『時間どろぼう』というと、ミヒャエル・エンデの名作『モモ』を思い出します。児童文学ですが、大人が読んでも面白いですし、大人になってから読むほうがより深く考えさせられます。時間を作って読んでみる価値のありますよ。

 

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マナーの悪さは、結局自分に返って来ます。

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 今日から、立春。昨日の節分で、豆まきをしたり、恵方巻を食べたりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日の日差しは暖かく感じますが、明日は関東地方も雪になるかもって予報です。夕方から夜にかけての帰宅時間には、くれぐれもご注意ください。

 最近、「さすがにこれはちょっと・・・」と思うことがありました。それは、『犬のフン』です。整体院のまん前ではないですが、市が管理する隣りの空き地と歩道の境ぐらいに朝、掃除をしていると『犬のフン』がしてあるのです。ここ10日間くらいで3回目ですかね。これは犬の散歩で連れている方の、おそらく確信犯(*この言葉の使い方、本来違うらしいですが、通じやすいと思うので。)でしょう。ポイ捨て禁止の看板が劣化して、外れてしまっていたので、注意喚起が出来なくなっていたのもあると思い、昨日、市役所に電話したところ、早速取り付けてくれました。越谷市、対応良いですね。

 毎朝、整体院の周りを掃きそうじするのですが、だいたい駐車場の低いブロックのところに、腰掛けてバスを待っている人がポイした吸いガラや空き缶、それとバス停付近にやはり吸いガラや紙くずなどが落ちています。空き缶はたまにですが、たばこの吸いガラがない日はないですね。しかしそれらは、まあ自分が好きでこの辺まで掃除をしているので、いちいち文句を言いませんが、犬のフンを見つけた時は、ちょっとな~と思いました。

 もちろん、散歩に犬を連れている方のほとんどは、マナー袋を持ち歩いています。バス停でたばこを吸っている方も、見ていると携帯灰皿を手にしています。ですから、マナー違反をする人は、少数派で例外なのです。しかし、そういう人がいるせいで、法律やら条例やらで縛りが入り、どんどん窮屈になっていくのです。マナーの悪さは結局自分に返ってくるのです。そしてそれで一番迷惑するのは、今まできちんとマナーを守っていた大多数の方達なんだと思います。

 ですから、もし自分がたばこを吸っていて、となりで携帯灰皿を持っていない人がたばこを吸っていたら、「灰皿ないんだったら、吸いガラ引き受けましょうか?」と声を掛けてほしいのです。犬の散歩ですれ違う人が、マナー袋を手にしていないようだったら、「マナー袋、持ってますか?フン放置したらまずいですよ。」と声を掛けてほしいのです。それで、もし「あなたには関係ないでしょう?」と言われたら、「いいえ、あなたがマナーが悪いことで、私達が迷惑するので、関係あります。」と言えばいいのです。実際に関係あるのですから。

 私も以前、掃除をしていて目の前でたばこをポイ捨てされた時に、「携帯灰皿持ってないんですか?」と聞いたら、「関係ないでしょ!」と逆ギレされました。犬のフンを放置したまま立ち去ろうとした人に、「それはまずいですよ。」と声を掛けたら、キッとにらまれて、黙って行ってしまいました。でも、同じたばこ仲間、犬の散歩仲間なら、少しは話しを聞いてくれると思うのです。

 ゴミはゴミを呼びますので、これからも周辺の掃除は続けていきます。犬のフンも嫌ですけど、拾います。でも、一番は、みんなが捨てないこと、犬がフンをしたらそのままにしないことです。ゴミやフンを見て、気持ち良いと思う人はいないと思います。みんなが気持ち良く過ごせるために、みんなが少しずつ気を遣えば、きっとその日は、みんなハッピーです!

 

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