理由なくイライラするのはストレス?性格?原因と解消法を徹底解説!

仕事や日常生活において、理由もないのにイライラした経験のある人は多いのではないでしょうか。

普段は気にならないことでも、ちょっとした一言が気に障ったり自分自身の行動にイライラしたり、些細なことが気になって仕方なくなることもあるかもしれません。

 

理由なくイライラするには原因があり、このような状態が続くと、心の病気を引き起こしてしまうかもしれません。

今回は、イライラから離れて穏やかな日常を過ごせるよう、理由なくイライラする原因と解消法を紹介していきます。

 

理由なくイライラする3つの原因

「普段は許せることにもイライラしてしまう…」、そんな理由のないイライラは、主に3つの原因があると考えられます。

 

・自律神経の乱れ

・過剰なストレス

・ホルモンバランスの崩れ

 

自律神経の乱れ

自律神経とは、代謝や体温などの機能をコントロールするために24時間働いている神経です。

自律神経は、心と身体が興奮したときに優位に働く「交感神経」と、心と身体がリラックスしたときに優位に働く「副交感神経」のバランスによって成り立っています。

 

不規則な生活や寝不足、栄養不良などでこのバランスが崩れると、自律神経が乱れます。

とくに交感神経が優位になると、イライラやモヤモヤといったマイナスの感情を引き起こしてしまい、普段は気にしないことでも理由なくイライラしてしまうのです。

 

過剰なストレス

人によって大なり小なりさまざまなストレスがあるものですが、ストレスが積み重なってキャパシティを超えてしまうと、理由のないイライラなどの症状を引き起こしてしまいます。

「ストレスの自覚がない!」という人も、無自覚のうちにさまざまなストレスが積み重なっているかもしれません。

 

ストレスは、天気や騒音などの環境的要因、睡眠不足や疲れなどの身体的要因、悩みや不安などの心理的要因、人間関係などの社会的要因によって引き起こされます。

日常生活で起こるさまざまな変化が、ストレスになり得るのです。

 

ホルモンバランスの崩れ

人の身体は、感情や状態に合わせてさまざまなホルモンが分泌されます。

理由なくイライラする原因のひとつは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の減少です。

セロトニンが減少すると感情のコントロールが難しくなり、些細なことでイライラしやすくなります。

 

セロトニンは、女性ホルモンの減少に伴い不足します。

女性が月経前後や更年期にイライラしやすいのは、女性ホルモンの減少が大きな要因です。

 

イライラしやすい人の特徴

イライラのしやすさには、直接的な原因だけでなく、性格も関係します。

イライラしやすい人は、以下の特徴が当てはまりやすいといえます。

 

・余裕がない

・思い込みが激しい

・完璧主義

 

余裕がない

心に余裕がない人は、すぐにストレスがキャパオーバーしてしまいがちです。

急な変更やトラブルが起きても対処することが難しいため、すぐにイライラしやすくなります。

余裕がないと目の前の出来事だけでいっぱいいっぱいになってしまうため、周りのアドバイスも耳に入りません。

 

余裕のなさは、心だけでなく、時間や金銭問題にも当てはまります。

生活のさまざまな事柄に余裕をもつことで、イライラする原因を受け止めることができるようになるでしょう。

 

固定概念が強い

自分の中にあるこだわりやルールが強すぎる人は、自分の考えから外れた言動を目にするとイライラしてしまいます。

たとえば友人が待ち合わせに遅刻した場合、固定概念が強い人は、自分軸で考えてしまうので「待たされたから謝ってほしい」「もう少し遅く出ればよかった」などとイライラしてしまうでしょう。

 

しかし、固定概念が強くない人は相手の立場を考えることができるので、「なにか理由があったのかな?」「急がせてしまって申し訳ない」などと柔軟に考えることができます。

 

完璧主義

完璧主義者には責任感が強く真面目な人が多く、周りの人にも完璧さを求めてしまい、イライラしやすい特徴があります。

完璧主義者は決して悪い性格ではありませんが、周りに過度に期待したり妥協できなかったりすると、イライラした状態が続いてしまうでしょう。

 

簡単に完璧主義をやめることは難しいですが、足りないものではなく今あるものに目を向けることで周りや自分への過度な期待を減らすことができます。

人やものに対して多くのポジティブな面を見つけられるようになり、イライラする気持ちが軽減されます。

 

イライラの5つの解消法

理由なくイライラする気持ちを解消するには、5つの方法を試してみましょう。

 

・深呼吸する

・気持ちを吐き出す

・気分転換する

・しっかりと睡眠をとる

・マインドフルネス

 

深呼吸する

深呼吸することで、自律神経のうちの副交感神経が優位になります。

イライラすると浅い呼吸になりがちなので、ゆっくりと深い呼吸を心がけましょう。

 

息を吸ったときにお腹が膨らむ、腹式呼吸が効果的です。

吐く息を長くすればするほど、身体に多くの酸素が取り込まれ、さらにリラックスできます。

 

気持ちを吐き出す

イライラした気持ちは、吐き出すことでスッキリすることができます。

しかし、怒りを相手にぶつけるのはNGです。

関係のない人に話を聞いてもらったり、紙に書き出してみたり、独り言として口に出したりすることで、

自分がなににイライラしているかが明らかになり、冷静な気持ちを取り戻すことができます。

 

気分転換する

イライラの原因から一度離れて、気分転換するのもオススメです。

好きなものを食べたり趣味に没頭したり、楽しいことを積極的におこない、イライラしていることを忘れてみましょう。

気分転換することで、イライラしていたことがどうでもよくなるかもしれません。

 

しっかりと睡眠をとる

睡眠不足が続くと自律神経が乱れがちになり、イライラしやすくなります。

身体が疲れると心も疲れがちになるので、しっかり睡眠をとって疲労をとるのがオススメです。

仕事などが忙しくて十分な睡眠時間がとれない人は、30分以内の仮眠も効果的です。

 

マインドフルネス

マインドフルネスとは、心を過去や未来ではなく今に向けた状態を指す言葉です。

イライラすると過去の事象に心を囚われがちになるので、マインドフルネスおこない、イライラした気持ちから離れましょう。

マインドフルネスの状態にするには、呼吸に集中する瞑想が効果的です。

 

まとめ

理由なくイライラするのは、「自律神経の乱れ」「過剰なストレス」「ホルモンバランスの崩れ」の3つが主な原因です。

これらの原因は、今回紹介した5つの方法を試すと、改善する可能性が高いです。

 

しかし、どうしても自分で改善できない場合は、「あさひ整体センター」の施術をお試しください。

整体を受けることで身体のストレスが軽減され、理由ないイライラを改善することができます。

血流がよくなり副交感神経も刺激されるので、自律神経にも効果的です。

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