骨盤は体を支える重要な存在ですが、日常の些細なくせなどによって、簡単に歪んでしまいます。
しかし、ご自身の骨盤が歪んでいるのか正常なのかはわかりにくいですよね。
本記事では、骨盤の歪みをチェックする4つの方法と、歪んだ骨盤を放置するデメリット、そして骨盤が歪みやすいタイミングをご紹介します。
骨盤の歪みをチェックする4つの方法
骨盤は、後天的な問題で歪んでしまいます。たとえば足を組めば重心が片方に傾きますし、うつ伏せで寝ると腰や首がねじれ、骨盤の歪みにつながるのです。
また、骨盤の歪みはなかなか自覚できない問題でもあるので、これから紹介する方法で、歪みの有無をチェックしてみましょう。
骨盤の歪みのチェック方法①:足踏みをして位置がずれるか確認する
足踏みを使った骨盤歪みのチェック方法です。
<チェック方法>
- 仕切り線を用意して、中心部分に両足をそろえて立つ
- 目を閉じてその場で50回足踏みをする
- 仕切り線から移動した方法をチェックする
仕切り線から右に移動していた場合は右側の骨盤が、左に移動していた場合は左側の骨盤が下がっています。
また、前に進んでいる場合は、猫背になっている可能性もあるため要注意です。
骨盤の歪みのチェック方法②:膝の倒しにくさを確認する
ベッドや布団の上でおこなうチェック方法です。
<チェック方法>
- 仰向けになり、リラックスした状態で両膝を立てる
- 左右の膝をくっつける
- 膝をゆっくりと左右に倒し、倒しにくい方向があるかチェックする
どちらかに倒しにくい、もしくは倒せない場合は、その方向の骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤の歪みのチェック方法③:鏡の前に立って姿勢を確認する
鏡の前に立ち、姿勢をチェックする方法です。
<チェック方法>
- 全身が映る鏡の前にまっすぐ立つ
- 左右の肩の位置をチェックする
左肩が上がる場合は左側の骨盤が、右肩が上がる場合は、右側の骨盤が歪んでいるかもしれません。
骨盤の歪みのチェック方法④:整体院で確認してもらう
骨盤の歪みがあるかわからない場合は、整体院でチェックしてもらいましょう。整体院では、体のバランスを見極めるプロである整体師から、細やかなチェックを受けられます。
自分では気づきにくい小さな歪みも発見しやすいため、後述する歪みが引き起こすデメリットも防ぎやすくなるのです。
骨盤の歪みが起こりやすいタイミングや歪みやすい人の特徴
骨盤の歪みが起こりやすいタイミングと、骨盤が歪みやすい人の特徴は、次のとおりです。
<骨盤の歪みが起こりやすいタイミングと歪みやすい人の特徴>
- 妊娠中や産後の女性
- 長時間デスクワークをする人
- 歯をかみしめるくせのある人
- ヒールを履く機会が多い人
妊娠中は骨盤が開きやすく、なおかつ筋肉も低下しやすいタイミングなため、産後の女性は骨盤が歪みがちです。
また、筋肉の緊張も骨盤の歪みを引き起こすため、デスクワークが多い人・歯をくいしばりやすい人・ヒールを履く機会が多い人も注意しましょう。
骨盤の歪みを放置するデメリット
骨盤の歪みを放置すると、姿勢が悪くなるほか、腕や足の機能が低下する恐れもあります。
以下のようなデメリットに備えたい方や、すでに自覚症状が見られる方は、できるだけ早く骨盤の歪みを改善させましょう。
姿勢が悪くなりやすい
骨盤が歪むと前傾姿勢になりやすく、見た目が悪くなります。
下腹が出たり、肩が下がったりすることで、だらしない印象を与えてしまうかもしれません。
また、内臓の圧迫や血流の阻害などの悪循環も引き起こしやすく、太りやすい体質になりがちな点にも注意すべきです。
腕や足の機能が低下する場合がある
骨盤が歪んでいると、力を入れなければ腕や足を動かすことができません。
肩が上がりにくい、階段を上り下りするときに膝が痛みやすいといった症状がある場合、その原因は骨盤の歪みにある可能性があります。
筋肉が衰えやすくなる
姿勢が悪い状態は、筋肉にとって楽な姿勢なので、骨盤が歪んだまま放置すると、筋肉が衰えやすくなります。
全身のだるさを感じたり、代謝が落ちて体温が下がったり、尿漏れのリスクを高めたりする場合があることにも注意しましょう。
まとめ
骨盤の歪みを放置すると、姿勢が悪くなって筋肉が衰えたり、腕や足の機能が低下したりする恐れがあります。
骨盤に歪みがないかをチェックして、異常がある場合は、整体などで歪みを改善させましょう。
「あさひ整体センター」では、猫背矯正やO脚矯正などの施術を通じて、骨盤の改善を目指せます。
また、プロの目線から骨盤の歪みをチェックできるため、ご自身の体のバランスが正常かどうか確かめたい方も、まずはお気軽に当院へお越しください。