甘え上手は、優しさ上手?

 「人には優しく。」としつけなどで、よく子供たちに言いますが、人に優しくしてあげるってどういう事なのでしょう。そのひとつとして、その人がしてもらいたい事を、頼まれる前にしてあげる。相手の喜びそうな事をしてあげる。などがあると思います。  でも、それが自然にできる人もいれば、なかなか気が利かない人もいます。でも気が利かない人が優しくないかといえば、必ずしもそうではありません。では、何が違うのでしょうか?    例えば、寒い朝に人と待ち合わせていて、その場所に訪れる際、暖かい缶コーヒーを持っていったりすると「気が利いてるなぁ」「私に気を遣ってくれているなぁ」と喜んでもらえます。これが自然にできる人、積極的に優しさを出せる人は、実は自分がそんなふうに人にしてもらいたい人なんです。だから、他人もきっとそうだと思って、自然に人にそういうふう接しているのです。甘え上手な人はこのタイプです。  これに比べ、「きっちり自分の事は自分で!」派の人はどうでしょう?「待ち合わせに頼まれもしない缶コーヒーを持っていって、逆に迷惑にならないかな?」とか「のどが渇けば、いっしょに買いに行けばいいし、自分で好きな物選んだ方がその人もその方がいいはず。」と考えるでしょう。でもそれがその人なりの見えない(消極的な)優しさなのです。  人に積極的に優しくしたいと思ったら、まず自分がどうされたら喜ぶかこんなふうに甘える事ができたらうれしいというような事を考えてみてください。自分がされたらうれしい事をその人にしてあげればいいのです。  「自分の事は自分で!」とこどもの自立心を養うために、できないときにあえて手助けをしないというケースはよくあります。例えば、朝起きれないのをそのままにして、学校に遅刻をさせて反省をうながすとか。でも、これが行き過ぎるとそのこどもは、困った時には自分自身で解決するのが当たり前なので、人が困ったときにもその人を助けなくていいという間違った解釈をして育つ可能性があります。甘ったれも困りますが、人に関心を持たない冷たい人には、なってほしくありませんよね。    できない時には、助けを求めていい  手助けをしてもらってでも、できた方がうれしい  だから、誰かできなくて困っている人がいたら助けてあげよう    甘え方を知っていれば、誰かが甘えたくなった時、自然とその人に優しくできるはず ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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