これでは、逆効果でしかない・・・

thefly

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 今日、空手教室に指導に行く途中、果物でも買って食べようかと立ち寄ったスーパーで、見たくない光景を目にしてしまいました。なんと、試食用に置いてあったオレンジにハエがたかっていたのです。もう、これを見た瞬間に、うんざりというか、げんなりというか、もうすっかり買う気が失せてしまいました(とりあえず、習慣で写メだけはしましたが)。さすがに店名は出せませんが、ウチから八潮に向かう途中のロープライス系のスーパーです。  たしかに最近は、ようやくあたたかくなってきて、つい先日も、整体院にナナホシテントウが迷い込んできたのですが、生鮮食品を扱うスーパーにハエが厳禁でしょう。お客さまに買ってもらうために置いたはずが、これでは逆効果以外の何物でもありません。  このスーパーは、整体院のすぐそばではないのですが、ちょうど空手教室に行く際に寄りやすいので、たまに寄るのですが、商品の安さというメリットをこうした店内の状態や接客サービスで打ち消してしまっています。もったいないですね。自分から『安かろう悪かろうスーパー』にしてしまっているのです。  この前寄った時も、入り口の広告の展示台が、来た時も帰る時も、倒れたままになっていたり、夏場にレジカウンターの店員さんが、ヒマそうに(暑そうに?)何か小さい紙か板のようなもので自分の顔をパタパタ扇いでいたりしていました。これを読んで、「そんなのたまたまじゃないか。」という方もいるでしょうが、お店側は、これを「たまたまそんな時もある」で済ませてはけっしていけないのです。  それは『サイン』だからです。お店が、店長が、店員が、お客さまの方を向いていないサインだからなのです。経費を切りつめて、原価の安い物を仕入れて、安くすれば、商品は勝手にさばけるものだと思っているのです。どうしたら、お客さまに気持ちよくお買い物をしていただけるかと考えて、始終店内を見て回れば、オレンジにたかるハエも見逃さず、対策を取ろうとするでしょうし、入り口に展示台がいつまでも倒れている、なんてことはありません。自分のささいな態度がお客さまを不快にさせていないか気を配っていれば、レジでも、待ち時間の姿勢などにも気をつけるのは当然です。  きっとこの店で働く人は、自分に与えられた仕事をこなすのに精一杯で、お客さまの顔を見る余裕もないのでしょう。忙しいことはけっして悪いことばかりではないのですが、忙しさにかまけて、肝腎なことを忘れてはいないでしょうか?忙しいという字は、『心』を『亡くす』と書きますし。  私は、少なくともこの店で生鮮品を買う気にはなれません。袋入りの賞味期限の入っているものなら、袋の状態と期限を確認して買います。購買動機は、お店を信用してでなく、メーカーを信用してのものです。袋入りの保管状態さえも信用できなくなれば、いくら安いチラシが入っても、立ち寄りたいとも思わなくなりますが。  スーパーバイザーや店長に店をまかせきりでなく、店員全員で「この店を良くしよう!」と思わないと、いつかこの店も競争と不況の波に飲み込まれてしまうかもしれません。そうなって困るのは、私達消費者です。いろんな店が切磋琢磨・自助努力して、いいサービスを私達に提供してくれれば、私達の購買意欲も高まり、ひいては日本の景気も良くなるというものです。がんばってほしいものですね。
〈整体師の味方コメント〉
 個人でやっている整体師さんは、施術の腕が良いだけでなく、電話の応対や、受付の態度、術後の説明、お見送りまで、すべてが患者さんに見られています。もちろん、院内がきれいに整理整頓されているかも見られていますよ。そういったものが安心感・満足度につながります。 ========================= 《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》 『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   これからもどうぞよろしくお願いいたします。   =========================
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