今日5月3日と明日は、ゴールデンウィーク(NHKで言えば大型連休)で、整体院をお休みしています。今日は、埼空連の組手審判講習会に参加してきました。覚悟はしていたのですが、予想以上の自分のダメダメ振りに、ちょっとショックでしたが、とてもいい勉強になりました。
どうして覚悟していたかというと、この4月からルール改正が行われ、審判のジェスチャーの仕方もずいぶんと変わり、その対応に四苦八苦していたからです。しかも、3月と4月の講習会には、日程的にどうしても仕事を優先せざるを得ず、参加できずにおりました。つまり今回が、私にとってルール改正後の初めての講習だったのです。
ルール改正の内容は頭では、事前に勉強して、おおよそは理解しているつもりでも、それを試合の中で実践するのはなかなか難しいものでした。頭では分かっていても、身体はついていかない、そんなもどかしい気持ちでいっぱいでした。そんな自分をみすかしているかのように、講師の先生からは、「あなたの審判には、余裕がない。」とご指摘をいただく次第でした。
なぜ、『余裕がない』のか、それは『自信がない』からです。では、なぜ『自信がない』のか、理由はとてもシンプルです。『練習していない』からです。つまり自分の中に『積み重ねがない』ために、自分の所作に自信が持てないのです。
「自信は日々の積み重ねからのみ生まれる。」 これは、前前から思っていたことですし、すでに多くの先人が物語っていたことだと思うのですが、前回は四段位の昇段審査で良い面で実感できたことですが、今回は悪い面の方で実感しました。変更点を意識するあまり、自信の所作に自信がなくなり、ムダに早い動作になったり、副審のことを考慮せず、ひとりで突っ走ってしまったりととにかく散々でした。
しかし、終わってみて、これでよかったのだと思っています。自分の至らなさ、未熟さを実感し、今の実力を再確認し、足元をしっかり見据えることができれば、またここからスタートできます。あとは、新しく買った競技規定を熟読し、今後の大会の中で、選手に迷惑をかけないように、改正ポイントに気をつけ、正確で良い審判ができるよう一所懸命、実践していけばいいのですから。
それにしても、今回は久しぶりに、かなり緊張して審判講習会に臨むことができました。地区審(関東地区組手審判員)の資格を取ってからはここまでの緊張感を持って講習に臨んでいたかというと微妙な感じです。そういった意味では、ルール改正は、選手がより公平に、思う存分実力を発揮できるように、行われるものですが、審判のレベルアップ向上のためにも必要なのかなと感じました。
今後とも、整体の技術の向上に、空手道の心技体の向上に、そして審判としての向上により一層励んでいきたいと思います。私は、整体師、空手道家、競技審判、このすべての面で向上を目指すことこそが、自分を大きく成長させていくものであると信じます。
〈整体師の味方コメント〉
あなたは今の自分に自信を持っていますか?「はい。」と答えられる方は、今までしっかりと積み重ねられた方なのでしょう。反対に自信が持てないという方、悲観することはありません。これから少しずつ積み上げれいいのです。がんばっていきましょう!
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