当方のうかつさは認めるが・・・

 今日の午前の施術中に、来訪者がありました。広告地図看板の会社(日本標識×××…)の人です。広告地図看板とは、『地元のお店や会社から広告料をもらって、地域の地図を作って看板として掲示する』というものです。みなさんも街を歩いていて、見かけたこともあるのではないでしょうか?  実は先日、やはり施術中にこの会社の営業が飛び込みでやってきて、地元の地図を作って掲示するので協力してほしいと頼まれたのです。広告料は3,000円というので、それくらいならと、施術中患者さんをあまり待たすのもいけないと思い、さっと、その場で3,000円を支払い、契約書にサインしたのです。  それが今日、また集金に来た(別の人)ので、「いや、この前の時に払いましたよ。」と言うと、相手は「それは、初回申込み料で、別途、掲載料として、月に1,000円ほどかかります。」と言い、そして今日は、その1,000円の集金に来たと言うのです。  えっ?と思い、患者さんに了解を得て、もう少し待ってもらい、契約書の控えを見ると、たしかに小さく但し書きが書いてあり、説明を受ければ、そう解釈できます。私は、「うわっ、うかつだった!やられた!」と思いました。よく読むとさらに塗装料と称して、半年ごとに看板1枚に付き、6,000円掛かるように書いてあるのです。  私は、この人に、「私もよく確認しないで契約してしまったのはうかつだったが、3,000円のほかに費用がかかる話しは一切聞いていないので、支払えない。」と突っぱねました。その上で、「契約解除でかまわない。すでに支払った3,000円はこちらにも落ち度がないとは言えないので返せとは言わないが、これ以上は一切支払わない。」と告げました。  この人は、不満そうに帰って行きましたが、後でこの会社の、契約した時の営業マンなり、上司なりから連絡があるかもしれません。しかし、いくら契約書に書いてあるからと言って、十分な説明もないまました契約が有効とは思えませんので、連絡があった際は、私なりの主張をして行きたいと思います。  ちなみに今日の人は、最後の方で、「とりあえず、今日の分1,000円だけもらえませんか?」と食い下がって来たのですが、それも拒否しました。当方は、『債務不存在』の立場を取るべきはずなのに、1,000円を支払ってしまったら、契約そのものの継続と、別途にかかる掲載料を認めることになってしまうからです。   地元周辺の地図看板の設置に協賛することは、地域協力になるのかなと、ボランティア感覚・寄付感覚で契約書にサインしたのですが、その安易な考えがうかつでした。向こうに契約時、事実(初回以降にも費用がかかること)を意図的に隠し契約しようしたと断定はできませんが、今はすっかりだまされた気分です。私は、自分ではしっかりしているつもりで、そういった確認が抜け落ち、たまにこういった『大ポカ』としでかします。またまた反省ですね。  なお、途中お待たせしてしまったこの時間のた患者さんには、了承を得て、15分ほど無料で延長をし、しっかり効果を実感してもらってから、お帰りいただきました。
〈整体師の味方コメント〉
 個人で経営をしているといろいろな営業マンを相手にすることになります。いつでも、急がず、あわてず、冷静に対応するように心掛けましょう。忙しい時は、思い切って出直していただきましょう。 ========================= 《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》 『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   これからもどうぞよろしくお願いいたします。   =========================
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