グッドニュースこそ大きく○

「2位じゃダメ?」のスパコン、速度世界1位に 理研(011年6月20日asahi.comより)

 理化学研究所が富士通と共同で開発中のスーパーコンピューター「京(けい)」が、20日発表されたスパコンの計算速度世界ランキングで1位になった。日本勢の世界一は2004年の「地球シミュレータ」以来7年ぶり。2位で中国製の「天河1号A」の3倍を超えるダントツの性能だ。

 「京」は神戸市の理研神戸研究所にあり、06年から開発が始まった。総事業費は1120億円。毎秒1京(1兆の1万倍)回の計算速度を目指したため、この愛称がつけられた。 クルム伊達、15年ぶり勝利 ウィンブルドン1回戦(2011年6月20日asahi.comより)

 テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は20日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕し、女子シングルス1回戦で世界ランキング57位のクルム伊達公子が、主催者推薦で同215位のケーティ・オブライエン(英国)を6―0、7―5で下して大会15年ぶりの勝利を挙げた。

 40歳のクルム伊達は1968年のオープン化以降、この大会の女子シングルスで史上2番目の年長勝利。2004年にマルチナ・ナブラチロワ(米国)は47歳で勝った。

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 科学では、日本のスーパーコンピューターが計算速度世界一。スポーツでは、クルム伊達選手が、テニス・ウィンブルドン本戦で勝利。自身15年振りだそうです。こういう気持ちのいいグッドニュースは大きく取り上げて、どんどん報道していってもらいたいものです。

 震災とその後の原発問題が、人々の心に大きく暗い影を落とし、元気よく前に進もうと思っても、どうしても心のどこかに不安やストレスがついて回ってしまいます。何もかも放っておいてほほんと過ごすわけではありませんが、引きずっていてもどうにもならないことなら、一瞬でも忘れる時間を作って、「リフレッシュしてからできることをがんばる!」という方がいいのではと思います。

 そのためには、明るくなるグッドニュースというものは必要です。しかし、マスコミとしてはバッドニュースの方がインパクトがあるため、視聴率を稼ぐのに、どうしても大きく取り上げる傾向にあります。とくに震災後しばらくは、そこまで不安を煽る報道をしなくてもいいのでは?と思う番組も多かった印象があります。

 また、同じ事柄をニュースにする場合も、報道の仕方で大きく印象が変わります。物事には二面性があります。「瓦礫の撤去がここまで進みました。」と成果を報道するのと、「まだ、こんなに瓦礫が残っています。」と未達部分を報道するのでは、かなり印象が違いますね。コップに半分の水を見て、「まだ半分」か「もう半分」か、どう考えるかというのと一緒です。

  マスコミはもっともっとグッドニュースを探し出して、どんどん報道していってもらいたいと思います。日本の雰囲気を良くして、みんなで復興させていく機運を高めていく。それこそがマスコミに、今求められている役割のような気がします。ショッキングなバッドニュースでいくら視聴率を稼いでも、それで景気に悪い影響を出しては、最終的には自分の首を絞める結果にもなると思うのですが、いかがでしょうか。

 

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