健康診断よりも体力診断を○

子どもの体力格差広がる 運動習慣の差を反映(2011年10月10日asahi.comより)

 スポーツをする子としない子の体力格差が広がっている。体育の日に合わせて文部科学省が発表した昨年度の体力・運動能力調査の結果でわかった。25年前と比べ、50メートル走や握力など複数の種目で、「する子」と「しない子」の成績の差が大きくなっている。  調査は昨年5~10月に全国の6~79歳の約7万4千人を対象に行われた。

 このうち小中高生の総合成績は、今の形式で調査が始まった1998年度以降ゆるやかな回復傾向が続いてきたが、今回は13年間で最高を記録した。特に中高生男子の50メートル走は、子どもの体力がピークだった旧調査時代の85年度を上回った。  ただ運動をする子としない子の成績差が大きく、かつ以前より広がっている。

 運動習慣を「ほとんど毎日」から「しない」までの4階層にわけて分析すると、小学生男子の50メートル走は「ほとんど毎日」の子と「しない」子の差が、85年度の0.32秒から昨年度は0.74秒に拡大した。女子も差がほぼ倍に広がった。

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 この連休中は、山口国体をはじめ、各地で市民体育祭など、様々なスポーツイベントが行われたようですね。そんな中、朝日新聞で、文科省の体力・運動能力調査の結果、運動習慣の有無により、子供達の中で体力格差が広がっている、という記事を見つけました。私の子供の頃の習い事と言ったら、習字とそろばんくらいで、後はたいてい、日暮れまで外で遊んでいました。

 缶蹴りや石蹴り、かくれんぼ、ドッヂボール、ゴム跳び、長なわ跳び、その他とくに名前のついてない遊びなど、たくさん遊びました。小学生の高学年になって、ようやくクラスの友達と野球チームを作ったくらいです。それも遊びの一環ですが。ですから、わざわざ何かスポーツをするなんて考えなくても身体はしょっちゅう動かしていました。

 それが、今は習い事などで、定期的に運動をする習慣をつけていないと、体力が本来の能力よりも低下する恐れがあるんですね。不自由なく便利な世の中になった反面、つまらない世の中にもなってしまったのかなぁと、考えてしまいます。これは子供のせいというより、そういう世の中にしてきた私達すべての大人に責任があるのだと思います。

 何事も底辺が広がり、そして底上げがなければ、良い人材は生まれてきません。一部の突出したスーパーキッズが出てくれば、格差など拡がっても構わないなどと考えているようでは、いずれ格差でなく低下の道を辿るでしょう。そうなってからでは遅い気がします。

 一方、大人の方はというと、今回の体力・運動能力調査で、男子では「中学・高校とも運動部」の45~49歳と「中学のみ」の35~39歳、「経験なし」の25~29歳がほぼ同じポイントという結果が出たそうです。たしかに、私自身もうじき44歳ですが、運動経験の無い20代に体力的に引けを取るとは思えません。大人の場合、自分で走る(歩く)習慣をつけるか、何か習い事でもしないと定期的に運動を続けるのは難しいでしょうね。

 健康の3大要素は『食餌・睡眠・運動』です。国は国民の健康を願うなら、健康診断よりも体力診断をもっと進めて、体力の維持・向上に国民の関心が向くよう努めていくべきです。大人が「運動不足なのは分かっているが…」状態では、運動しない子供に何も言えません。

 ところで、この体力・運動能力調査って、いつ誰を対象にやったのでしょうか。来年は私も参加してみたいのですが。

 

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