運転免許証更新で思うこと○

「自転車は車道」徹底へ 警察庁、歩道の通行許可見直し(2011年10月25日asahi.com)

 警察庁は25日、これまで自転車の通行が許されていた一部の歩道のうち、幅3メートル未満の歩道は許可しない方向で見直すことを決め、全国の警察本部に通達を出した。歩行者との事故を減らすのが目的で、通行できる歩道でも悪質な例は交通切符を切って厳しく対応するよう求めている。規制強化の一方で、自転車道を新設するなど環境の整備も進める方針だ。

 「軽車両」の自転車は、原則として歩道を通行してはいけないことになっている。例外は、13歳未満の子どもや70歳以上のお年寄りが運転する時くらいだ。

 ただ、歩道の幅が2メートル以上あり、歩行者の邪魔にならない場合は、各都道府県警の判断で自転車の通行が許可されてきた。こうした歩道が全体の5割近くを占めるとみられる。

 通達では、道幅の要件を「3メートル以上」に引き上げ、これに満たない歩道は、歩行者がとても少ない場合や車道を通るのが危険な場合を除き、許可を見直すよう求めた。ただ、警察庁の担当者は「判断はあくまでも各警察本部。要件に満たなくても地域の実情に応じて通行できるままにしておくこともありうる」と話す。

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 先日、空き時間を利用して、警察署に運転免許証の更新に行ってきました。3年前には、過去5年で軽微な違反2回の違反運転者となり、鴻巣まで講習を受けに行ってきましたが、今回は一般運転者ということで警察署での更新で済みました。

 越谷警察署の免許証更新用の建物は、狭くて窮屈な感じがしました。もう少しレイアウトの変更でなんとかなると思います。平日であの混雑振りですから、日曜日なんて大変でしょうね。講習はビデオが主、30分単位で優良運転者は1回、一般運転者は2回という具合です。しかし、講習のやり方に少し疑問が残りました。

 ビデオの内容は違えど、一般運転者は結局同じような話しを2回聞かされることとなり、60分の講習の意味があるのかな?と感じました。それならばいっそのこと優良運転者にはテキストや改正点をまとめたプリントを配布するのみにして、一般運転者にビデオ30分+講義30分と、しっかりと講習をする方が効果的だと思うのです。

 そして、講義の際には、通り一遍の話しをするだけでなく、例えば最近の自転車事故多発の問題を取り上げて、自転車が歩道を走る場合の危険性と車道を走る場合の危険性や、現行法に照らし合わせての現状の指摘や、警察の取締りの実態など語ってもらえると、こちら側も真剣に耳を傾けたくなります。

 自転車はとても便利な乗り物ですが、反面、一歩間違えれば大変危険な乗り物でもあります。「自転車は軽車両」→「車両は車道を通行」→「自転車は車道に」(例外あり)というのはそのとおりなんですが、今のまま車道に出られても困ります。その手軽さからどうしても危険性を軽視しがちだからです。右側通行(逆走)、信号無視、一時停止無視、斜め横断、蛇行運転、並列運転、携帯などのながら運転など、本人が意識しない危険行為は後を絶ちません。こういう機会にこそしっかりと講習すべきです。

 未だに、「自転車とクルマで事故になったら、いつでも悪いのはクルマだから、自転車側が気をつける必要はない。気をつけるのはクルマの方だ。」という誤った認識を持つ人がいます。自分が自転車に乗る時にはどうすべきか、クルマやバイクを運転中に自転車が接近してきたらどう気をつけるべきか、どうせ講習をするなら、警察にも運転者にもメリットのある講習内容にしてもらいたいと思います。

 私も、もう後5年、無事故無違反で過ごして、今度こそ優良運転者になりたいと思います。

 

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