思惑どおりに行かないからこそ○

 冬至も過ぎ、18日(日)に越谷市の空手道大会が開催されてから早1週間が経とうとしています。今年は久しぶりに総合体育館での開催ができましたので、良いコンディションの中で選手たちは試合に臨めたのではないでしょうか。2階席の余裕も十分にあり、親御さんたちも席を気にせず、応援できたのではないかと思います。

 さて、我が愛娘たちも越谷の大会に出場したのですが、結果は期待どおりとは行きませんでした。形試合では、二人共もう1回戦ずつは上に行けると思っていたのですが、相手の選手が素晴らしく、惜敗しました。本人たちも悔しかったらしく、少し泣いてましたね。

 しかし、組手試合では、レベルの低い話しでもうしわけないのですが、上の娘が、公式戦ではじめてポイントを取り、勝ちを納めました。これまでその性格からか、どうしても自分から有効打を出すことができず、勝つどころか1ポイントさえ取ることができずにいました。これは大きな成長です。ひょっとしたら、今回形でメダルを獲るよりも私としてはこっちの方がうれしいかもしれません。

 他にも、周りの予想以上に活躍した選手、実力を発揮できず早々に敗退した選手、思ったとおり(または思いどおり)の結果に終わった選手、いろいろいたと思います。指導する側も選手たちに様子をみて、これからの稽古内容をまた考えるということもあろうかと思います。試合は、なかなか思惑どおりに行きません。だからこそ、いろいろ考え、次に繋げる努力をしていくのだと思います。

 もちろん、良い結果から、何で良かったのかを分析することもありますが、やはり上手く行かない時の方が、分析する材料は多く残るでしょう。成長とはそこから、何をどれだけ拾えるかなのだと思います。また、空手に限らず、人生、思惑どおりに行かないからこそ面白いのです。全部、思ったとおりに事が運んでしまってはつまらないでしょう?

 「できない時こそ考える」「つらい時こそ努力する」、たいへんですが、その時に感じる充実感や、灯りが見えた時の喜び、叶った時の達成感はきっと何物にも代え難いことでしょう。そう思えば、必ずしも成功だけが喜びではないはずですね。

 

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