電気料金、すでに値上げされてるんですけど。○

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 今日、電気料金の請求書が郵便受けに入っていたので、昨年の物と見比べてみました。昨年は検針日数25日間で、403kWhなのに対し、今年は4日多い29日間で377kWhとかなり節電しました。日割りで見ると2割の大幅節電です。

   これは契約アンペアを30Aに下げたことが大きいと思います。ちょっとムダに電気機器を同時使用するとすぐブレーカが落ちてしまうのです。もしそんなことが患者さんがいらっしゃった時に起こったら大変です。ですから電気の使い方にはかなり気をつかうようになっていました。

 ところが、電気料金を見てみるとほとんど差がないのです。基本料金を下げ、最も料金が高くなる第3段階部分を抑えているにも関わらずです。理由ははっきりと明示してあります。『燃料費調整』です。ここで900円もの値上げをしているのです。すでに10%以上の値上げです。

 原子力発電所を止めている分、火力発電所に頼らざるを得ないので、その分燃料費が上がるという理屈なのでしょうが、この先さらなる値上げをするというのであれば、どの家庭も相当な出費を強いられます。マスコミはこの点も取り上げて、報道してほしいと思います。

 前回のブログで、東電の社員さんにブレーカの点検に来ていただき、その誠実・親切な対応に、好印象を覚えた話しを書きましたが、現場の社員さんがこれだけ信頼回復にがんばっている中、経営サイドは安易に値上げの方向に行くのでなく、まずは利用者・国民の理解が得られるような施策を打ち出すべきでしょう。単に「こんな状況なんで、こんだけかかるんで、こんだけ値上げします。」って言うんなら、誰だって出来ます。私にだって出来ますよ。

 もう少しうがった見方をすれば、結局みんなが節電したら、使用量が減って減収になるので、単価を上げて、絶対金額は確保しようって作戦かな思ってしまいます。こちらは自由に使えるところを抑制して、ガマンしています。電力供給というサービスを減らした分、本来料金は下がって当然でしょう。

 私は、こういった火力発電に頼りっきりの状態もおかしいと思います。止めたままにしていれば、原発は安全なのですか?使える資産を使わないのももったいない気がするのですが。原子力発電所の地震対策・津波対策は急ピッチで行うこととして、安全に動かせる原発は順次動かして、電力の安定供給に役立てればいいのではないかと思います。そうすれば、電力料金の値上げも避けれるのでは?

 去年は、ちょうど今ぐらいからしばらくの間、計画停電が実施され、ものすごく不便な生活を強いられました。あんなことは二度と御免です。今夏、その計画停電が再び実施されたら、日本中はパニックに陥るでしょう。それだけはなんとしても回避してほしいと切に願います。

 

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