自転車も交通ルールの遵守を!○

 先日、クルマに乗って信号待ちをしていたのですが、信じられない光景を目にしました。

 救急車が前方から来て、停止しているクルマの脇を抜けて、サイレンを鳴らして、ゆっくりと交差点に進入してきたのですが、そのまま通過せず、そこで救急車が止まったのです。なぜか、それは誰の目にも明らかでした。自転車が横断中だったのです。

 私は、クルマの中で、「この自転車、アホか?!」と思わず叫んでしまいました。たしかに自転車側の信号は、青です。しかし、救急車などの緊急車両が来ている場合はそちらを優先し、自分はその進行を妨げず停止するのが当たり前、守るべき交通ルールのはずです。それが、我関せずで、堂々と救急車を停めさせて横断とは、開いた口がふさがりません。もし、自分や自分の家族が救急車で運ばれて一刻を争う事態になっていたら、こういう自転車を許せるでしょうか。

 昨今、自転車の運転マナーの悪さを指摘する情報番組が増えてきましたが、マナーよりもまず、交通ルールの遵守から徹底させないと、迷惑だけではすまなくなります。ついこの前も、バイクで走行中、車道を右側通行で、つまり私の方に向かって自転車が走ってきました。これは完全な交通違反行為です。私が速度を落とし、自転車も途中で面倒くさそうに歩道に移ったため、接触は避けられましたが、今度はその自転車は、車両なのに歩道を走ることになり、これも厳密に言えば、交通違反になります。

 私もたまに自転車に乗ります。基本的には、車道の左車線を走りますが、バイクの時と違って、右側の歩道を走る時も正直あります。しかし、その際も歩行者には注意を払いますし、せまい時は無理に追い越さず、一度下りて、自転車を押したりします。要するに、自分と周りとが安全を確保するにはどう行動すればいいかを、きちんと考えることが大事なのです。

 安全を確保するためには、交通ルールの遵守が必要です。自転車で歩道を走る時がある自分にそれを言う資格があるかという意見もあると思いますが、それでも自転車に乗る人が今よりもっと交通ルールを意識した走りをしないと、事故の危険は絶対に減りません。ましてや、救急車の前を平気で横切るなんて言語道断です。

 ブレーキの無いピスト自転車の取り締まりが話題になりましたが、こういった傍若無人な自転車も現行犯で積極的に取り締まってほしいと思います。

 

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