「100人に、ひとり」なのだそうです○

 最近、facebookをやるようになって、みなさんの投稿記事を拝見したり、みなさんが「いいね!」ボタンを押したリンクが貼ってあるのを拝見したりすることが多くなってきました。私自身は、なかなか皆さんに上手く記事が紹介できなくて、これからもっともっと活用していかなきゃなと思っているところですが・・・

 そのなかで、リンクで、数多くの自己啓発本の著者で有名な、中谷彰宏氏の言葉が紹介されていました。中谷彰宏氏の本は、前から好きで、私も何冊か持っています。たまに読み返したりして、元気をもらっています。その言葉とは、「始める人は、したい人の100人に1人。続ける人は、始めた人の100人に1人なのです。つまりは、したい人10,000人に対して、始める人は100人、さらに続ける人は1人なのです。」というものです。この言葉を目にした時、私がまだ整体師の養成校にいた頃のことを思い出しました。

 ある日、大輪紀代志先生が講話の途中で、教室の何十人といる生徒達をざぁーっと見渡すと、おもむろに、「う~ん、この中で、整体師として本当にやっていけるのは、1人、2人いればいいほうだね。」と言い放ちました。私はその時、なんて失礼な先生なんだろうと思いましたが、同時に、じゃあ自分がその1人になってやる!と心に誓ったのを憶えています。

 『やっていける』の定義は、その人の考え方によって違いがあるとは思いますが、私は、それは、整体を生業(なりわい)として続けていけることだと考えています。整体を職業として興味を持つ人⇒実際に養成校に入って学ぶ人⇒技術をきちんと習得して修了証を受け取れる人⇒実際に就職なり、開業なりする人⇒それを生業として継続している人 というように見ていくと、たしかに確率はどんどん低くなっていきます。中谷氏や、大輪先生のおっしゃったことは大げさでもなんでもありません。そこには続けていくことの困難さ、そして大事さがあるのだと思います。

 『継続は力なり』と言いますが、言い換えれば、力がないと継続は出来ません。もちろんこの場合の力というのは腕力などではなく、気や想いの力という意味合いです。さらに何かを継続させていくには、何でもそれなりに努力や知恵、工夫が必要です。障害になるようなものが現れた時にそれを克服しなければ、前には進めません。しかし克服出来た時には、それ自体がまた新たな力となり、その人に備わります。きっとだからこそ『継続は力なり』なのでしょう。これは他の仕事でも、空手道でも同じです。

 今何か継続していることがあれば、それを誇ってください。そして何か新しいことを始めようと考えている方、チャレンジしてみてください。それが功を奏して人生を豊かにするものならば、あなたは1万人にひとりの幸せ者です。

 

=========================

《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》

『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   

これからもどうぞよろしくお願いいたします。  

=========================

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930