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清原容疑者 覚醒剤、繰り返し使用か 警視庁、常習性の有無捜査(毎日新聞2016年2月5日東京朝刊)

 元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)=東京都港区東麻布=が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、警視庁は、清原容疑者が覚醒剤を繰り返し使用していたとの疑いを強めている。袋に入っていない状態の注射器2本などが自宅で見つかり、調べに対して複数回の使用をほのめかす供述をしており、同庁組織犯罪対策5課は常習性の有無を調べている。

 同課によると、捜査員が2日夜、清原容疑者の自宅を家宅捜索した際、覚醒剤の使用器具となる注射器3本が見つかった。うち2本はいずれも袋に入っていない状態だった。もう1本は袋に入った状態だが、清原容疑者が左手に持っていた。

 また寝室の床にはパイプが1本落ちており、使用の形跡とみられるような黒ずんだ部分があった。清原容疑者は調べに対し「覚醒剤を注射器で腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸っていた」などと複数の使用方法を供述している。

 さらに逮捕の数日前に清原容疑者の自宅から出された家庭ごみの一部から、覚醒剤の成分が検出されていた。同課は、清原容疑者が覚醒剤を常習的に使用していた可能性もあるとみている。

 警視庁は4日、清原容疑者を送検。東京地裁は4日、13日まで勾留を認める決定を出した。

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 元プロ野球選手の清原和が、覚せい剤で逮捕されたことは、本当に残念で、悔しくて、ショックです。清原は、私と同じ昭和42年生まれ。同い年なのです。高校時代、同い年の球児が甲子園で大活躍している。私が大学に通っている時にはすでに、西武ライオンズの4番バッター、大スターです。当時、こんなにすごい同い年を私は他に知りませんでした。その後も、私は誰かに、「歳は?何年生まれ?」と聞かれると、「はい、KKコンビと同じ、昭和42年世代です。」と答えていました。ちなみに、桑田真澄さんの方は、昭和43年4月1日の早生まれなんですけどね。

 そんな球界を代表する大スターも、いつかは現役を引退をします。この前、テレビで、引退後のインタビュー映像で、「引退した時、魂を抜かれた思いだった。精神のバランスが保てなかった、バランスを崩した」という主旨のこと言っていました。それほどまでに、野球人生にすべてを懸けていたのでしょうね。それ自体はとても尊敬できる素晴らしいことなのですが、実際に精神のバランスを崩すのはいけなかったと思います。

 現役選手を引退しても、指導者となったり、フロントに入ったり、解説の仕事をしたりと、野球と関わることはできます。また、現役時代のパフォーマンスは出せないにしても、実際にプレーをして個人的に野球を楽しむことは出来たでしょう。そういう気持ちの切り替えができないほどに、清原という人は不器用だったのかもしれません。ただ、体力的に最盛期なだけが、自分の全盛期とは違うと思うのです。武道が良い例ですよね。

 空手道の道の部分には、引退はありません。だからこそ一生を懸けて究めていくことが出来ます。他と競うのでなく、自分の可能性を追求していくのです。そうしていけば、天命をまっとうする間際こそ、最も充実した時であるといえるのではないでしょうか。少なくとも私の人生は、そうであってほしいと思います。

 だからこそ私は、今も空手道を続けています。たしかにスピードは20代後半の方が速かったかもしれませんが、組手での相手との間合いの取り方、制し方、ポイントの取り方などは今の方が、頭でも身体でも分かっているつもりです。あの時の自分と組手の試合しても負けるつもりはありません。形にいたっては言うまでもなく、今の方が断然良い形になっていると思います。それでも全然まだまだなのですが。というよりも、やればやるほど、自身の未熟さを痛感しているのが現状です(汗)

 これはおそらく書道や華道などもそうなのでしょうね。 100歳を超える美術家、篠田桃紅先生の言葉を借りれば、『けっして満足はさせてくれない。けれど絶望もさせない』ものに巡り合うことが出来れば、人はどんなに幸せなのだろうかと思います。そう考えると私は、とても幸せものです。そうさせてくれる妻と家族に感謝です。

 

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