子供の持久走大会を見て。

 今週は、娘の小学校の持久走大会があり、仕事の合間に、娘の学年だけ見てきました。持久走と言っても、陸上競技からすれば、中距離?って感じの距離なのですが、それでもトップとラストではかなりの差がついていました。

 野球やサッカーなどで走り込みをしている子は別ですが、寒い中、普段走り慣れていない距離を走る持久走は、児童にとっては、しんどかったり、苦しかったりします。でもそれを走り切ってゴールをすれば、そこには、「やった!」「できた!」という達成感が生まれます。

 しんどい事から逃げ出さずに挑み、それを途中で投げ出さない事、これって考えるだけでもけっこう嫌ですよね。しかし、社会に出れば、とくに仕事では、そういう事は多々あります。しんどいからって途中で辞めていたら、仕事になりません。場合によってはクビです。

 また、勉強や習い事も同じです。難しいから宿題しない、気が乗らないから今日は習い事休む、ではいつまで経っても何も身に付きません。何かにチャレンジしていて、しんどいな、苦しいなと感じた時、逃げたり、投げ出したりするのでなく、乗り越えるという選択肢を、子供達には選んでほしいと感じています。

 もちろん、このストレス社会、大人ならば、逃げる勇気や途中で止める勇気が必要な時もあるでしょう。ある事に追い込まれて、視野が狭くなり、他に道があるにもかかわらず、それに気づかずに不幸な結果を選んでしまう場合もあるかもしれません。しかし少なくとも小中学生のうちは、自分の目の前にある課題を、逃げるのでなく、なかったことにするのでなく、乗り越えて解消するという手段を取るべきだと思います。その繰り返しが人の成長なのだと思います。

 小さい頃に、自分の力で乗り越えた経験がなく、大人になってしまった人がいるなら、それはとてもかわいそうな人だと思います。努力の仕方も、努力によって何かが得られるという実感も分からないのですから。私は子供の頃、父親に「若い時の苦労は、買ってでもしろ」という言葉を教わりましたが、真意は分からず、「何で?出来れば苦労なんでしたくないよ。」と思っていたものでした。さすがに今は、その意味が分かりますが。

 昨年から、小学校の体育館で空手クラブをやっていますが、暖房がないので、室内はとても寒く、床はとても冷たいです。その辛さを分かっていて、空手を習いに来ている子は、この先、何をやっても頑張れる人に成長すると思います。もちろん、辛さを我慢して空手を習って、その分しっかり上達させて上げるのは、指導者たる私の責任です。

 「寒い中、休まず空手頑張った分、上手になった、強くなった」そう実感できれば、もっと頑張ろうという気になります。『努力は実る』という実体験を積ませて上げるのが、指導者の使命な気がします。

 私も、空手道の段位、審判資格、指導員資格の向上、整体のスキルアップと、努力しなければいけない事は山ほどあります。しかし、私は親や先生のおかげで、少年時代に『努力は実る』ということを学ばせていただきました。これからも、日々努力し、自分の手に入れたい物を手にしていきたいと思います!

 

 

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