進化と深化○

 先日、仲間の整体師さん方と、当院で練習会をしました。みなさん独立開業して個人でやられている方ばかりで、いろいろ勉強になり、本当にためになりました。ご参加された方々、ありがとうございました。

 今回は新しい技術の習得というよりも、今それぞれで患者さんに施しているテクニックが、アレンジが独りよがりになっていないかとか、患者さんに負担がかかるものになっていないかとか、同じやり方でもこういうアプローチでいったらもっと効果的だよとか、今のテクニックの確認がメインで行われました。

 整体を教えてくれる養成校では、ほぐし方や矯正法の基本を学びます。この基本から大きく外れてしまっては自分を見失うことになり、おそらく良い施術はできないでしょう。しかし、基本に忠実にさえやっていればそれで、すべての患者さんに良い結果を出せるのかと言えば、それはまた違うでしょう。

 基本の部分を押さえながら、自分なりに改良を加え、自分だけのスタイルを築いていく、それが進化だと思うのです。進化には本を読んだり、テクニックセミナーに参加したりと、つねにアンテナを高くして、勉強する意識を持つことがすごく大事になります。私も開業してからほぐし方というのは、ずいぶん変わりました。数年通われている患者さんの中には、効果の出方の違いを感じている方もいらっしゃいます。実はここが独りよがりになっていないか心配だったのですが、練習会では、好評をいただき、ほっとしました。

 また、進化と同じくらい大切なものに、『深化』があります。ひとつの技でも、掘り下げていけば、実は奥が深いものです。奇をてらわず、枝葉末節にこだわらず、基本に忠実にひとつのことに注力して、深く深く学んでいく、こういう姿勢もまた必要です。同じものに見えても、軽い技は薄っぺらい効果しか生みません。ひとつのテクニックを本当に自分のものとするにはそれこそ十年単位で考えなければならないでしょう。

 「なんだ、さっきと言うことが違うじゃないかっ!」とご指摘を受けそうですが、これは意識を外に向けるか、内に向けるかの違いだけで、向上心を持ち、つねに勉強していくという姿勢には変わりありません。現状に満足し、慢心したらその人の成長はそこで終わります。進化を目指すか、深化を目指すか、可能であれば、あるいはその両方か、自身の目指すところはひとそれぞれ違います。

 これはもちろん整体に限ったことではありません。仕事にも勉学にも、共通して言えることだと思います。あなたはどこに向かって進んでいきますか?

 

〈整体師の味方コメント〉

 新しいテクニックにも興味ありますが、たまにしっかりと足元を見つめ直すのもいいもんですね。

 

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