四角いものは四角く

 今週月曜日の『カンブリア宮殿』に、大人気ラーメン店・一風堂の社長が出演していました。気さくで、まじめで、眼と声(話し方)にパワーがあって、とても楽しく番組を観ることができました。ためになる話しもたくさん聞けたのですが、その中でも私が印象に残ったのは、お店の中を映している中で、スタッフが新人スタッフに、「四角いものは四角く。」 と言っていたことです。 ~:~:~  これは、厨房にあるダスターがきちんと折りたたまれておらずくしゃくしゃのままになっているのを、先輩スタッフ(店長でしたっけ?)が新人さんに注意していた時に発した言葉です。ダスターがいつでも使える状態になっていれば、さっと拭けて厨房がいつもきれい、というわけです。  それは、単に厨房のクリンリネスのためだけではありません。スタッフが、ダスターでさっと吹きたいっ!って思った時に、さっと拭けるというのは、スタッフの動作に勢い・活気が出ます。それが、お店の元気につながります。逆に、いちいち次の動作に移る時に立ち止まっていては、お客様に出すラーメンも遅れがちになりますし、厨房やお店全体にいい流れを作ることができません。たかがダスター、されどダスターというわけです。  わが振り見て、自分の整体院はどうでしょうか。実は自分も、自分が次の動作をしやすいように、いつも院内環境には気をつけています。清潔・清掃・整理・整頓の4Sは、患者さんに気持ちよく整体を受けていただくのに必要なことですが、これは、私が患者さんに気持ちよく整体を施すのに必要なことでもあるのです。ちなみに、施術ベッドの頭部に敷くタオルですが、患者さんごとにつねに新しいタオルに換えています。そのタオルの置き場所はいつも決まっており、男性用・女性用で分けていますし、タオルのたたみ方、置く向きも決まっています。これだと、次の患者さんをお迎えする準備をスムーズにできますし、見た目もすっきりして気持ちいいです。タオルの置き方ひとつでも院内の雰囲気がすごくよくなるのです。他にも患者さんの手に触れるもの、目に付くものについてはとくに気をつけるようにしています。  河原社長の「お店は舞台。スタッフは主役。」 という言葉はとてもうなづけます。一風堂がなぜ人気なのか少し分かった気がしました。身近にお店がなく、実はまだ一回も足を運んだことがないのですが、ぜひ行きたくなりました。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  整体も、なおせる技術・いやせる技術があって当たり前。院内環境が患者さんをお迎えするのに十分であるか、そこで自分が気持ちよく、スムーズに施術できるか見直してみましょう。
2023年2月
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