顎・股・脊・椎などが、常用漢字に〇

常用漢字:196字追加、文化審が答申 教育現場、対応迫られ(毎日新聞 2010年6月8日 東京朝刊より)   文化審議会総会が7日開かれ、一般社会における漢字使用の新たな「目安」となる改定常用漢字表を川端達夫文部科学相に答申した。196字を追加して5字を削除し、現行(1945字)より191増の2136字になる。1946年制定の当用漢字表に代えて81年に常用漢字表を制定して以来29年ぶりの改定。パソコンの普及で「書けなくても読める」漢字が増えるなど社会の変化に対応した。年内に内閣告示の予定で、教育現場や活字メディアなどは対応を迫られている。

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 今年、29年振りに常用漢字が見直されました。パソコンや携帯メールでの漢字変換機能が浸透し、一般に読める漢字が増えたのが大きな要因だそうです。自分が普段使っている漢字が常用か否かなんてあまり気にしていませんでしたが、現在の常用漢字は1945字あり、ここに196字増えて、5字が削られて、計2136字がこの度、認定となるそうです。

 新聞記事を読み、その中に、仕事でよく使っている字が今まで常用でなかったことにあらためて気づき、少し驚きました。それは、顎関節の『顎』、股関節の『股』、それと『脊椎』です。脊椎は『脊』も『椎』も今まで常用でなかったのですね。また、『脇』や腎臓の『腎』も今度の見直しで初めて常用となるのですね。意外でした。

 整体師の私としては今後、踵(かかと)や踝(くるぶし)も入れてほしいですし、椎が入るなら、頸椎の『頸(けい)』も入れてほしいです。自分の身体を大切に思うなら、身体の部位の漢字くらいは読めてほしいと思います。

 新聞記事やニュースのテロップで、常用ではないからという理由で、その漢字だけ仮名にするケースが散見され、なんともバランス悪いなぁと感じていたのですが、今度の見直しで少しは改善されそうですね。たとえば、股関節を、「こ関節」としてしまったら、変じゃないですか?意味が通じにくい気がします。今回常用と認定されなかった字でも、実際には読めるケースは多いと思いますし、今後増えると思います。熟語の場合は、仮名+漢字の組み合わせでなく、できるだけ漢字として熟語を完成させて表示してほしいと思います。

 また、パソコンや携帯メールで文章を作ることが一般的になってきましたが、日本人としては、自分で書く字の美しさも忘れてほしくはありません。なにせ先達は、書く事を、『書道』という文化・芸術・人の道のレベルまで引き上げてきたのですから。ちなみに我が埼玉県は、書道や硬筆が盛んで、これはとても喜ばしいことです。   

〈整体師の味方コメント〉

 この前、某整体院のホームページで、「股間節」なんて書いてしまっているのを見つけてしまいました。同じ業界の者としてはずかしいです。みなさんも誤変換にはお気をつけを。

 

 

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