そうそうシナリオ通りには、いきません。○

  先週の6日(日)に、越谷市第一および第二体育館にて、埼玉県の予選会を兼ねた越谷市空手道選手権大会が行われました。3月になっても、朝の館内はとても寒かったのですが、いざ試合開始となると、選手達はそれを感じさせないがんばりを観せてくれました。われら越香会も、少年少女拳士から一般男女まで各カテゴリーに、形・組手多くの選手が参加しました。

 今年も越香会から優勝を含むたくさんの入賞者が出ましたが、その中でも、私がうれしかったのは、指導しているみひかり幼稚園空手教室の生徒さんが、激戦の幼年男子の部で、形・組手とも3回戦まで勝ち進んでくれたことと、手前味噌で恐縮ですが、私の下の娘が、『形競技 幼年女子の部』で、第3位となったことです。昨年はお姉ちゃんが3位でしたが、今年は優勝した子に3-2の判定で競り負け、5位敢闘賞に終わりました。

 空手教室は週1回1時間だけなので、他の道場の子に比べてハンデはありますが、それでも家でも自分で練習してくれていたようです。当日は、いつも間違えやすいところもしっかりできて、良い形を演じてくれました。組手も突きだけでなく、中段蹴りを極めるなど、成長を感じ取ることができました。

 その一方、自分の娘について振り返ってみると、なかなかシナリオ通りにはいかないなと感じました。今回、大会に向けて毎日とまではいかないまでも、家で2人とも、形の練習をしていました。私としては、今回、練習がんばって、良い結果を出して、「努力したらそれだけ、期待する結果が得られる」という成功体験を得させたかったのです。努力する意味・価値を経験で、感じ取ってもらいたかったのですが、そう易々とはいきませんでした。

 それだけ他の子達も、うちの子以上に、道場やおうちで一所懸命練習していたのでしょう。また勝てなかった理由として、自分の娘を見ているとやはり『やらされている感』があります。こちらから誘うのでなく、自分から積極的に教えを乞う姿勢がほしいなと親としては思ってしまいますね。

 とは言え、下の子は県大会出場決定、上の子も上位4人に辞退者が出れば繰り上がりで県大会に出場できる可能性があります。武道は試合に勝つ為にやるのではありませんが、とくに子供は、こういう目の前の目標を、クリアしていくことで一歩一歩成長していきます。そういう機会をできるだけ与えてチャレンジ精神を養ってほしいと思います。

 上達するには王道しかありません。その王道とは、『自分から』『正しい練習を』『誰よりも多く』です。これをどれだけやりきれるか、そこにかかってきます。 

 

〈整体師の味方コメント〉

 整体も患者さんの改善のシナリオをある程度想定し、施術をしています。こちらのイメージ通りの結果が得られた時は、『患者さんの役に立った』という実感が湧きますね。  

=========================

《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》

『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   

これからもどうぞよろしくお願いいたします。  

=========================

 

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930