整体師など治療家が宗教家じみているのは好きじゃないです○

 先日別の、近くの整体院に行ってみたが、良くなるどころか悪化してしまって、ここならなんとかしてもらえると思って来院したという患者さんがいらっしゃいました。その近くの整体院はお知り合いの方が通われてて、勧められたということですが、どうやらその患者さんにはまったく合わなかったようです。

 整体のやり方というのは、かなり幅が広く、それこそリラクゼーション的なものから、骨格さえ矯正すればOKというところまで、その先生により大きく違います。ですから自分に合った整体院を探すことが大切になってくるのですが、そうは言ってもどう探していいか分からず、人に紹介してもらったり、ネットで情報収集したりと皆さんご苦労されているようです。

 そんな幅の広い整体の中で、たまに宗教家じみている整体師・治療家の話しを耳にすることがあります。実はこの患者さんが行った整体院もそうでした。室内にお札が貼りめぐらされていたり、どどーんと水晶玉が飾ってあったり、施術中もこちらの話しを聞いてくれるどころか、宗教っぽい話しを延々聞かされる始末。身体のほぐし方も相当きつかったらしく、揉み返しは出るわ、元々直してほしいところは余計痛くなるわで、さんざんだったとかなり愚痴をこぼされていました。

 私のところに来たときは、骨盤は歪み、脚の長さも違ったまま。片方の脚をかばって、反対の脚にも痛みが出て、立つにも座るにも、もちろん歩くにも難儀していました。結局、その整体院はこの患者さんが望む結果は、何ひとつ出せていなかったのです。それなのに、患者さんいわく、整体師は自信満々に「今は少し痛くても、次の日には良くなっているはずだから。」と言っていたそうです。

 私ももし患者として行くなら、やはり宗教家みたいな整体師には身体を預けたくはありませんね。結局、施術や治療というより、説法やお説教みたいなことになって、直してくれそうにないからです。もちろんその先生はその先生のやり方で、結果を出されて、今来ている患者さんに支持されていると思いますので、その全部を否定するわけではありませんが、私は好きになれませんし、少なくとも私の目指す整体ではありません。

 やはり整体師というのは、患者さんのお話しに耳を傾け、身体にもどこが悪いのか聴いてやり、その訴えをしっかりと受け止めるところから始まるのだと思います。どこが気になるのか、痛いのか、辛いのか、本当の悪いのはどこかは患者さん自身から聴くしかありません。そうでなければ、患者さんを直すなんてできっこありません。そこをないがしろにして、持論を展開するだけでは自己満足に終わるだけです。

 整体師は整体の本業に、一所懸命になればいいのです。変にいろんなことに手を出して、広げていっても、本末転倒は目に見えています。

 

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