実は、私ただ今、左の肩こり中なんです。「おやおや整体師とあろうものが、どういうこと?」と、お叱りを受けそうですが、聞いてください。理由があるんです。今週の火曜日の夜に、右下奥の親知らずを抜きまして、左の歯で片噛み中なのです。えっ、それで肩凝るの?という人もいるかもしれませんが、片噛みでの肩こりって、意外とあるんですよ。
さすがに顎のズレまではいきませんが、それでもずっと左でばかり噛んでいると、左顎が疲れてきます。するとほほ(顎)の筋肉(咬筋)から、首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)を伝わって、肩の方まで、凝ってくるのです。また、頭の横の筋肉(側頭筋)も、咬筋と同じく下あごを上げる役目を担っているので、そのせいか、偏頭痛まで久しぶりに出てきました。
そこで、私がやっているのは、以下の軽いセルフマッサージです。片噛み以外の肩こりでも役に立つので、ご紹介しますね。1と2は、片側だけやるのはバランスが悪いと思ったら、両手で左右同時にやっても構いません。ですが、基本的にソフトにやりましょう。
1.頭の横の筋肉のマッサージ・・・指のはらを耳の少し上くらいにあて、指で頭皮を動かす感じで、マッサージ。
2.ほほの筋肉のマッサージ・・・同じく、指のはらを顎の骨からほほにかけてあて、指で皮膚を動かす感じ。
3.首の横の筋肉のマッサージ・・・右手だったら首の左側を、人差し指が耳の下の首あたり、小指は鎖骨の上の首あたり、中指と薬指も、その間の首あたりにあて、指で皮膚を動かす感じ。
4.鎖骨の下の筋肉のマッサージ・・・右手だったら左の鎖骨を人差し指と中指で挟む感じで、中指、薬指、小指で、鎖骨の下をさするようにマッサージする。
時間や回数は、とくにきまりはありません。ただ上から順番にやったほうがだんだんと肩が楽になるのが分かります。どうぞお試しください。よく分からない方は、御来院時にアドバイスいたします。
ちなみに、この親知らずは、隣りの山本歯科医院さんで抜いてもらいました。自分が想像していたよりも痛くはなかったし、初日の晩は、麻酔が切れたあたりから、ほほの腫れとしくしくした痛みはありましたが、眠れないほどではありませんでした。翌日は片噛みながらご飯も食べられまし、さすが、地元で長年やられているだけあって、腕はたしかですね。本当に助かりました。
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