楽しみとの連動

 もうお盆の時期ですね。夏休みも、半分が過ぎ、残り3週間を切りました。小中学生のお子さんを持つご家庭では、夏休みのあいだ、宿題や家のお手伝いなどを子供達にどう積極的にやらせるか、いろいろ知恵を絞っていることと思います。我が家でも、なかなか子供達は親の思うように動いてはくれないですね。それでもどうにかこうにか、少しずつはやっているように思います。

 宿題は子供自身に与えられたものですから、親は「自分で、しっかり計画立てて、やりなさい。」と言うのですが、そうそう計画通りには行きませんよね。人間、締め切りが先にあると、なかなかやらないものです。それは大人も子供もいっしょですね。私も、施術以外の整体院での仕事は、ついつい他のことにかまけて、後回しになっています。

 いつまでにはこれ、いつまでにはこれ、と各宿題ごとに締め切りを設定しておいても、セルフチェックというのはつい甘くなってしまうものです。やはりチェックは第三者が望ましいでしょう。そこは親の出番なんじゃないでしょうか。しかし、ここで注意したいのは、チェックする側は、出来ていないマイナスのチェックばかりに気がいってしまうということです。

 自分も誰かから評価される時に、出来てる面はほうって置かれて、出来てない面ばかり指摘されていたら、イヤになりますよね。出来ている面をちゃんと評価してあげましょう。途中までやっていたなら、そこもほめておいてあげましょう。もちろん締め切りの再設定をしなければなりませんが、それも子供自身に決めてほしいですね。

 締め切りを計画通りクリアしていたら、ほめ言葉にミニご褒美をプラスするのもいいですね。要するに、「チェックしてもらうことが楽しみ」と子供に思ってもらうことが大事です。

 毎日のお手伝いも、食器洗いや掃除、洗濯物干しやたたみ、お風呂掃除など、ポイント化して、夏休み中に何ポイントたまったら、○○と交換できますみたいにして、楽しみを持ってできるようにするといいですね。ちなみに、ウチの2人の娘は、何か欲しい物があるらしく、今年の夏休みはずいぶんとお手伝いがんばっています。

 もちろん、お手伝いをしてもらった時の感謝の言葉を忘れてはいけません。「ありがとう」「助かるよ」の声掛けは、いつ聞いてもうれしいものです。また、お手伝いをするという行為は、自分が家族の役に立つ存在なんだという自己肯定感につながり、自分が家族の一員であるということを強く意識できます。自分もこの家族を支えているんだと。

 ふざけたり、ゲームをすることだけが楽しいとは限りません。逆に今やっていることに楽しみが持てないから、ふざけてごまかしたり、ゲームで時間を潰したりしているのです。何かをする時に、楽しみとの連動をさせることができれば、それはとても充実した時間になります。何でもないことでも、ちょっとした工夫で、楽しい時間を過ごせると思います。

  

※整体院でも、不摂生をしている患者さんが多く、ご来院になります。相手のためだと、整体師が健康管理の甘さをただ指摘するだけだと、患者さんはイヤな気分になるだけで、逆に話しを聞こうとはしません。健康チェックの話しにも、楽しみを織り交ぜる工夫が必要です。

 

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『整体は、マン病を予ボウする』

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