仕事脳×お客脳=モンスター?

 あまり具体的なことは書けないのですが、タイトルにあるように、最近、『モンスターカスタマー』を思わせるような言動を目の当たりにしました。先に申し上げておきますが、整体院での患者さんの話しではありませんから、安心してください。ちなみに「まのあたり」で変換すると「目の当たり」と出ますね。目を「ま」と読むのは、ずいぶん前にパソコンの変換で知りました。

 話しを本題に戻しますね。それで、何でその方がモンスターのような言動を取ったかなのですが、おそらくまず、基本的に『仕事脳』で人に接する方なのだと思うのです。仕事脳とは、仕事でするような頭の使い方です。仕事では、自分の問い合わせにはできるだけ早い返答がほしいです。そうでなくては、仕事が次に進まないからです。また、仕事として(の脳で)話しをしているので、相手の都合は考慮に入れません。相手も仕事を第一に考えているはずだと思い込んでいるからです。

 また、その方は同時に、『お客脳』で、物事を判断してしまったようなのです。お客脳とは、言葉どおり「自分は、お客さんだ。お客さまは神様だ」感覚での頭の使い方です。こうなると、「自分はお客さまで立場が上のはずなのに、相手の応対は何なのだ?」という感覚にとらわれます。実際にはお客とは違うのですが、そのことは本人も知っているはずなのですが、言動から察するに、その瞬間は『お客さま』になってしまっていたのでしょう。

 傍からすると、思い違いをしているのがよく分かるのですが、本人はいたって正しいことを言い、もっと言えば、相手を正してやろうくらいに思っていたのかもしれません。そうなると思い違いというより、思い上がりですね。

 しかし他人のことばかりも言えません。実は、私もこのタイプなのです。20代の頃、量販店で店員さんにずいぶんとこちらの不満をぶちまけたことがあります。その時はこちらは100%お客さんに間違いないのですが、だからといって、相手のミスをあげつらっていい気になるなんて、あまりかっこいい話しではありません。今の自分がそばにいたなら、きっとたしなめたことでしょう。

 また仕事でも、やはり20代の頃、整体師になる以前、私のアシスタントをしていた事務員さんのミスで、駆けずり回るはめになり、そのミスの重大さを自覚していないように見えた事務員さんを糾弾して、泣かしてしまったことがあります。これも仕事上のこととは言え、やり過ぎです。

 ですから、この方の年齢は存じないのですが、おそらく私より若い方なのでしょう。そして、何年かして当時のことを振り返って、「あぁ、あの時のあの物言いは、正しくなかったな。」と感じるのでしょう。それでいいのだと思います。今回、人はどのタイミングでモンスターカスタマー化するのかを、あらためて考えることが出来ました。もちろん、『仕事脳』も、『お客脳』も悪いものではありません。しかしそれを組み合わせ、自分の解釈だけで物事を進めようとした時、人からモンスターカスタマー扱いされる可能性があることだけは、頭にいれておいたほうがよさそうです。

 

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