自分もおそらく、親にそうしていた(されていた)と思うのですが、親というのは子に対して勝手に期待して、勝手に裏切られるモンなんだなと思う事がありました。
自分の娘のケースと、今空手を教えている生徒さんのケースが同時期に重なってしみじみそう感じました。大小あってもどこの家庭も一緒だなと。
｢はえば立て、立てば歩めの親心｣有名なことわざですが、やはり親の欲目もあり、我が子にはどうしても期待してしまいます。時には子にとっては煩わしかったり、プレッシャーになったり、気づいたら『毒親』なんて事なったりします。気をつけたいですね。
しかしその一方、親から何も期待されない、本当に自分の子供として生を受けてくれてくれただけでありがたいというのも、微妙ですね。条件無しに自分の存在を愛してくれるのは嬉しいですが、まったく当てにされないのも、役立たずと言われているようで自分はイヤですね。
期待が本人の希望や能力を無視した一方的なものになってはいけないですし、本人の成長や発揮していく能力を過剰に低く見積もるのもまた人格否定につながると思います。
本人の考えているとおりにちょうどよく期待するなんて出来っこないのですから、親というのはやや多めに期待しておいて裏切られて、ちょこっと子育てに落ち込んで、また我が子の成長を感じて今度は良い意味で裏切られて、その繰り返しなのかなと思います。
我が愛娘達には、子育てというかけがえのない経験をさせてもらって本当に感謝しています。これからも期待するので、悪い方の裏切りは少なめで、良い方の裏切りはバンバンしてほしいと思います(^_^)ノ
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