怒りや暴力をコミュニケーション手段にしない

いろんな本を読んでいるうちに、最近になってある考えが浮かびました。

怒りが二次感情という考えは、ようやく自分の中に定着しつつあるのですが、そこからもう一歩踏み込んで、人って怒りをコミュニケーションツールまたは、言語のように使おうとしてないかな?って考えました。例えば、言っても分かってもらえない時に怒りにまかせて大声出したり、明らかに不機嫌な態度を取ったりする人いますよね。というか多いですよね。それって、こちらの要望や気持ちを分かってもらいたいからやるんですよね?

また別の例えで言うと、英語圏の人に始め日本語で話しかけていて、通じない。あっそうか、日本語じゃダメだよな。英語で話しかけないと。となりますよね。その「英語」を「怒り」に置き換えてコミュニケーションを取ろうとしているのでは?と考えるようになりました。

こう書くと、この「怒り」というのが、まったくのムダ・無意味である事が分かりますよね。このつながりで暴力も同じです。言葉で伝えられないから暴力で伝えよう、こちらの意を汲んでもらおうというのです。まったくもって文字通り論外ですね。

私は今まで、娘にしつけをする時に、大声を出して怒って、言う事を聞かそうという事が度々ありました。叩きはしませんでしたが。その後、「失敗した、そうしたかったわけじゃなかった」と反省するのですが、その時点では、私の言っている事に間違いはなかったし、それを娘に正しく理解してもらう事がしつけであり、教育だと思っていました。ただ通じないのが、辛くてもどかしくて、何で分かってくれないんだという気持ちが昂り、怒鳴り声になってしまっていました。今ならよく分かります。それが間違ったやり方だと。理由も分かります。先に書いたとおり、怒りはコミュニケーション手段にはふさわしくないからです。

その典型例が怒鳴り合いですね。お互い自分の言う事を怒鳴る事で相手に伝えようとするのですが、その実、まったく伝わらないし、相手の言う事も伝わって来ません。無為に時間が経過し、お互い疲れてケンカ別れで終わるだけ。何の成果もありません。マイナスで終わりです。悲しいですね。虚しいですね。

また、指導者による体罰や暴言なども、その指導者からすれば、それが生徒・選手に対するコミュニケーション手段なのでしょうね。繰り返しますが、間違ってますけど。

ではどうすればいいのか。相手に自分の言う事が伝わらない時、どうすれば分かってもらえるか。100%の正解はないと思います。ただ時間があるのなら、作れるのなら、相手の話しをまず聞くというのがゴールへの最初の一歩になるのではないでしょうか。ただこれは実はなかなか難しいです。なぜなら、今自分は、「聞きたい」でなく「言いたい」のだから。しかも相手がとくに言いたくない状態だったら最悪です。ストレスが溜まる一方です。それでもこちらが「話がある」ではなく、「話し合いをしたい」と申し出、まず聞く姿勢を示せば、なんとかしゃべってくれるのではないでしょうか。その上で、話し方も含めて相手に通じるコミュニケーション方法で接するのです。イライラして「怒りコミュ」を出したら一巻の終わりです。

ちょっと話が逸れるかもしれませんが、ロシアがウクライナに侵攻しているのだって、ロシアが武力をコミュニケーション手段にしているからという見方が出来ます。誰がどう見てもプーチン氏が100%間違っていますが、プーチン氏からしたら、ウクライナと言葉でコミュニケーションを取ろうとしても通じないから他の手段を探した、そうしたら武力が最も最適だと考えたという事なのかもしれません。

「怒りや暴力をコミュニケーション手段にしない」この考えがこの先主流になってくれる事を切に願います。

 

*このブログの感想をお聞かせください。あさひ整体センターのメールフォームのお問い合わせをご利用いただくか、Twitterへのメッセージでもお待ちしております(https://twitter.com/ken1sakata2)。

☆越谷市で整体なら、せんげん台のあさひ整体センター

《頭痛・腰痛・肩こり・神経痛・猫背・骨盤の歪み解消》

☆越谷市で空手を習うなら、剛柔流空手道越香会/弥栄・桜井・桜南空手クラブ

《心身の向上・健康増進・護身術》

2022年5月
« 4月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031