愛想笑いも苦笑いもしないが正解

今週は、吉野家の常務取締役が、大学で行われた社会人向けの講座で、女性蔑視と受け取れる講義を行い社会的非難を浴びました。私は、その講義を聞いたわけではなりませんが、報道内容からして至極当然の結果だと思います。

たった一言ですべてを棒に振る、天国から地獄に落ちる、これまでも散々目にした光景です。なぜまたこういう誰も喜ばない状況が繰り返されるのでしょうか。

この疑問の答えとして、今私が考えている事は、こういった不適切な言動があった場合に、周りが愛想笑いや苦笑いをしていて、本人はそれが周囲に「ウケた」「受け入れられた」と勘違いしてある種の成功体験として受け止めてしまっているからなのではという事です。

では周りは何で愛想笑いや苦笑いをするのでしょうか。それは『笑い』の持つ性質にあります。笑いの持つ効果のひとつに不安の解消、不安からの逃避があります。不適切な言動を目にした時、その不安な気持ちから逃げたくなり、自分の心を笑いで守ろうとするのです。決してその言動を受け入れるわけでも面白いと感じているわけではありません。なのにその場は笑ってしまうのです。

なので、これからはこういうシチュエーションの時に決して愛想笑いも苦笑いもせず、ただただ『ドン引き』をするというのをおすすめします。しかめっ面をしたり、無視したり、退席したり、とにかくはっきり「NO!」を示すのです。それには勇気が要ることでしょう。でもそれをしていかないと、この馬鹿げた連鎖は止まらないのです。

私もこれまでつい苦笑いでその場を済ませてしまった事があったと思います。しかしこれからは、不適切な言動を目にした時、「NO!」の態度を示すようここに宣言したいと思います。ですから、みんなで変えて行きましょう!きっとこの悪しき習慣を終わりに出来ます。

ユーモアやリップサービスかもなんて気遣いは不要です。毅然とした態度をその場で示しましょう。

 

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