首こりの解消方法は?肩こりとの違いやこりレベルの確認方法も紹介

スマホやパソコンを使用することが多い現代人にとって、首こりはよく見られる悩みです。

首こりは神経系の症状につながることも多く、早めの対処が大切です。

この記事では、首こりと肩こりの違いやこりレベルの確認方法についても紹介しますので、参考にしてください。

 

首こりと肩こりの違いは?

首こりと肩こりは併発している人も少なくありませんが、厳密にいうと異なる症状です。

ここでは、以下の2つにわけて、首こりと肩こりの違いを解説します。

  • 首こりと肩こりの位置
  • 首こりは神経系の症状が出やすい

 

首こりと肩こりの位置

首こりは、主に深部に位置し頭を支える役割を担う「後頭下筋群」のこりが原因となります。

一方、肩こりは「僧帽筋」や肩甲骨周辺の「肩甲挙筋」や「菱形筋」などの筋肉のこりが主な原因です。

ただし、首こりと肩こりはつながっている場合が多く、こりをほぐすためには、広い範囲のケアが有効です。

 

首こりは神経系の症状が出やすい

首周辺には多くの神経が集中しているため、悪化すると、自律神経系に大きな影響をおよぼす点が特徴です。

首の筋肉が緊張すると、周りの交感神経や副交感神経が圧迫されます。これらの神経は各臓器の調整をする役割をしているため、全身への症状が出やすくなります。

首こりと関連の多い神経系の症状には、以下が挙げられます。

 

  • めまい
  • 吐き気
  • イライラ
  • 頭痛
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 倦怠感

神経系の症状がある場合は、肩こりよりも首こりを疑ってみるとよいかもしれません。

 

首こりのレベルを確認する方法

首こりがどれだけひどいかを、自分で確認する方法があります。セルフチェック項目として、以下の点に注目してみてください。

 

  • 真横から見たときに頭だけ前に出ている
  • 頭を上げ下げしたときにまっすぐ上を向けない
  • 首を左右に回す動きに差がある
  • 首を50度まで回旋できない

頭だけが前に出ている姿勢は、僧帽筋などの筋肉に負担がかかり肩甲骨の動きを悪くする原因となります。

また、首の動作がしづらい場合は、頚椎の問題が考えられます。

 

首こりが起こる原因

そもそも首こりはどうして起こるのでしょうか?ここでは、主な原因となる以下の3つを紹介します。

 

  • 姿勢の悪さ
  • 目の疲れ
  • ストレス

 

姿勢の悪さ

前屈みや猫背など悪い姿勢を長時間続けると、首に負担がかかることにより、首こりが生じます。

人間の頭は6〜8kgほどの重さがあり、その重さは背骨全体で支えるのが正常な状態です。姿勢が悪いとその重さを首だけで支える形になり、大きな負担となります。

 

目の疲れ

目から入った情報を脳に伝達する末梢神経の多くは、目の奥や首、肩周りに集中しています。

そのため、目が疲れると、首周りの筋肉も緊張状態になる場合が多いです。

 

ストレス

ストレスが大きいと、筋肉を緊張させる自律神経の働きが優位になります。

首周辺の筋肉が常に緊張している状態が長く続くと、首こりが慢性化する場合があります。

 

首こりのオススメ解消法

首こりは自律神経とも関係が深く、放っておくと全身の不調につながるため、早めのケアをしたいものです。

ここでは、首こりのオススメの解消法を6つ紹介します。

 

  • 姿勢に注意する
  • 目を休める
  • 首回りを温める
  • 運動
  • 自分に合った枕を使う
  • 整体院

 

姿勢に注意する

パソコンやスマホを使用するときは、姿勢に注意しましょう。スマホを使用するときは、スマホを目の高さに合わせ、長時間下を向いた状態にならないようにします。

また、パソコンを使用するときは、椅子に深く腰かけ、ディスプレイと目の距離を40センチ以上離した姿勢を保ち、首が前に出ない姿勢を意識しましょう。

 

目を休める

デスクワークが多い人は、定期的に目を休める意識が必要です。

目を休める方法として、1時間ごとに作業を区切る、目薬をさすなどの方法があります。

 

首回りを温める

首周りを温めると血流がよくなり、首こりの予防や緩和につながります。ゆっくりと湯船につかったり、カイロを首に当てたりなどは有効な方法です。

また、冬場はマフラー、夏場はストールを巻くなど、一年を通して首元をカバーする服装をするのもオススメです。

 

運動

運動により筋力を増やすと、正しい姿勢が保ちやすくなります。また、運動は血流をよくするため、酸素や栄養が巡りやすく、首こりを改善する効果があります。

オススメは、水泳やウォーキング、ランニングなどの軽い有酸素運動です。

 

自分に合った枕を使う

寝ているときの姿勢も首に負担を与えている可能性があるため、自分に合った枕選びは重要です。

オススメは、高さが調整できるタイプの枕です。適切な枕の高さがわからない人は、オーダーメイドタイプやアドバイザーを利用するのもいいでしょう。

 

整体院

整体院は、姿勢の歪みや筋肉の緊張を改善するのに効果的です。整体の施術には血行をよくし、自律神経を整える効果もあります。

体全体のバランスを整えられるため、首こりに関連したさまざまな不調を緩和できるはずです。

 

まとめ

首こりの原因には、姿勢の悪さやストレスなどが関係しています。

首周りには神経が集中しているため、首こりを放っておくと、心身のさまざまな不調につながりやすいため、早めの解消が大切です。

 

「あさひ整体センター」では、3ステップ施術で、人間に本来備わっている自己回復力を高め、首こりなどの痛みの解消・緩和や骨格の歪みの改善などをするお手伝いをしています。

問診や視診を中心に、一人ひとりに合わせた施術をおこななっております。首こりでお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930