子供が「自分も早くオトナになりたい!」と思えるオトナに

「自分の将来」は明るいが、「日本の未来」は暗くなる~新成人アンケート(RBBTODAY2008年1月9日より抜粋)  マクロミルは、2008年新成人を対象に「2008年 新成人に関する調査」を実施。「日本の未来」について「暗くなる」と回答した人が47%と約半数に上ることなどが明らかになった。調査はインターネットアンケートを通じて2007年12月20日~21日に実施。516件(男性258、女性258)の有効回答を得ている。  アンケートでは「夢」や「将来」、「理想の大人」などについて設問。「自分の未来」についてどう考えているか尋ねたところ、「明るいと思う」と前向きに回答した人は「明るいと思う」(12%)と「どちらかといえば、明るいと思う」(31%)を合わせて43%、「暗い」(4.3%)、「どちらかといえば暗い」(14.1%)を大きく上回った。一方、「日本の未来」については、「暗い」(13.8%)、「どちらかといえば暗いと思う」(33.5%)と悲観的な回答が約47%と半数にも上り、「明るい」、「どちらかといえば明るい」の9.1%を大きく上回った。「将来の夢」については、将来の夢が「ある」と回答した人は63%、「今のところない」と回答した人は25%で、自分の将来には夢もあり希望を持ちつつも、社会にはあまり期待していない様子がうかがえる。 ~:~:~  私も、昨年ついに満40歳を迎え、今年は満41歳に、つまり数えで42歳になる本厄の年になります。そう考えるとつくづく、「あぁもういいオトナだなぁ。すっかりオジサンだなぁ。」実感いたします。でも、最近のオトナ、そしてオトナを取り巻く情勢ってなんか昔と違いませんか?  自分が子供の頃に見てたオトナって、仕事とかいろいろ大変そうに見えたけど、それでもお金も自由に使えて、自分の好きなことを好きなようにやって、酒でも、タバコでも、趣味でも、オトナであることを楽しんでいたように思えました。それにひきかえ子供のボクは、学校の授業もあるし、宿題もやらなきゃいけないし、おこづかいでは買えない物をねだっては「これ買って。」→「ダメ!(即答)」と断られるし、いろいろ大人の言うことを聞いたり、ガマンしたりと、自分の好きなように振る舞えない“制約”を感じながら過ごしていました。そして、「オトナはいいな。誰にも文句言われず、好きにできて。自分も早くオトナになりたいな。」と思っていました。  それが、今のオトナはどうでしょう?ネクタイ締めてすっかりオジサンにしか見えないのに、電車の中で“少年ジャンプ”。「お前は、いつまで少年のつもりだ?」とツッコミを入れたくなります。その横では、やはりオジサンがDSのゲームに夢中になっています。パチンコでも、私達が子供の頃に見たマンガ・アニメがどんどん新機種になって登場しています。それは“子供の頃を懐かしむ”というより、まるで「子供の頃の方に帰りたい。」、「子供のままでいたかった。」と、“子供になりがっている”ように感じます。  そんなオトナの姿を子供が見て、どう感じるでしょうか?「子供でいる今が、一番楽しいのかな?」、「オトナになっても大変なだけで、いいことないのかな?」、「オトナなんてなりたくないな。」と思ってしまわないでしょうか?  たしかに、少子高齢化の世の中、両祖父母+父母のシックスポケットに対し子供が一人であれば、欲しい物もおねだりしやすいでしょう。TVゲーム、パソコンやDVDが普及し、好きな時に番組を見れたり、ゲームをしたりできます。自分が子供の時には考えられないことばかりです。その反面、塾や習い事に通うのが当たり前になってきており、外で友達と遊ぼうにも、その友達が習い事に行ってしまい、いっしょに遊べないという少しさみしい事態にもなっていますが。  子供達は、学校や塾で勉強をがんばっても、自分がオトナになった時、暗い未来が待っているというのなら、がんばる張り合いがありません。具体的には、政治不信、年金問題や少子化傾向が暗いと思う要因になっているようですが、一番は、今のオトナの姿勢が問題なような気がします。高度成長期と違い、経済は右肩上がりではありません。だれでもがんばれば報われるという世ではありません。一流大学を出ても、希望した職に就けず、フリーターを余儀なくされている若者も多く、なんとか短気派遣で収入を確保しているという現実があります。中高年者は、リストラや会社の倒産などで、失職したり、転職しても待遇が悪かったりと大変厳しい状況が続きます。それでも、オトナは、子供に「オトナはいいぞ。お前も早く一人前のオトナになれよ。」と言える存在でなければならないと思います。  本来、子供達が、「自分も早くあんなオトナになりたい!」と思える社会こそ、オトナ自身も、オトナであることを満喫して、活き活きと暮らせる社会なはずです。子供達に「自分達の未来は明るい」と思ってもらえるように努力する責任が、オトナにはあります。   ~:~:~:~:~:~:~  せっかくお金と時間を費やして教室に通って整体の勉強をしているのに、修了していった先輩が、就職や開業後うまくやれていないのでは、生徒はやる気がでません。それどころか不信感すら湧いてきます。修了生は後から入ってくる後輩達に対して、成功例を示す責任があります。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ↓励みになります。1日1回のクリックおねがいしま~す[emoji:e-365] blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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