プライド○

 ~あなたは、自分の何にプライドを持っていますか?~

 あなたが、整体師養成校で学ぶ時や、その他にもひとに教えを請う時、純粋に教わる側の姿勢でものを聞いていますか?実はこれ、以外に難しいのです。ひとは、大人になるほど、歳を重ねるほど、いろんな経験を積み重ねていきます。その経験がそのひとのプライドになっていきます。でも、何かを教わろうとした時、そのプライドはじゃまになります。純粋に相手の言うことを聞くことができなくなります。

 「自分は技術的にはできているはずだ」「こういうやり方でかまわないはずだ」と思っているところへ、それは違うとアドバイスされた時、プライドを持っているとなかなか素直に耳を傾けることができません。でも、それでは整体師にはなれません。まず、上達しませんし、仮に独力で上達しても開業は難しいでしょう。だって、整体師はまず、患者さんの言うことに素直に耳を傾けることから始まるのですから。

 「プライドは、その分野での経験を積んだ時のみ、持つ事ができる」  わたしは、整体師養成校に入る時、それまでの社会経験や、独学での知識、空手道有段者などからくる一切のプライドは捨て、教わる事に徹しようと心に決めて入校しました。プライドを持つのは、ちゃんと試験に合格して、修了書を手にしてからでも遅くありません。整体師になるための一番の近道は、すねたり反発する事でなく、純粋に教わる側の姿勢であり続ける事だと思うのです。  私自身も、まだまだ勉強中です。

2024年4月
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