ホームページは玄関のようなもの

 近年、調べ物をするといったら、まずインターネットで検索するというのが、主流になってますね。パソコンが家にない人も、携帯電話で検索したり、インターネットカフェで調べたりもします。うろおぼえの情報や、聞きかじったことなど、とにかくキーワードを入力して検索すれば何かが出てきます。最近では、Yahoo!Googleはもちろん、利用者が自由に執筆できるインターネット上のフリー百科事典であるウィキペディア(Wikipedia)も、情報の収集によく活用されていますね。  私も、整体やカイロプラクティックの勉強や情報収集に、パソコンをよく使っています。他の整体師や、医療に関わる方達がどのような考えを持って、日々患者さんに向き合っておられるかにも興味がありますので、いろいろな整体院や接骨院、整形外科医のホームページを見させていただくこともあります。その他、自分の中で不確かだったことやちょっとした一般常識や雑学について確認する上でも大変重宝しています。  しかし(業務用の)ホームページのしかもトップページってよく見ると、(お店などの)玄関のような感じがしませんか。玄関には、看板があって、案内表示があって、いつも掃除をして、お花やプランターなどを置いてきれいにして、お見えになる方を迎える準備をしているでしょう?もしこれが、「看板や案内も、何をするところだか分かりづらい」、「入り口が煩雑になっていて入りづらい」、「殺風景でそこにあるもの気づかれない」なんてところだったら誰も来ませんよね。  最近は自分でも簡単に作れるようになったためか、とても「???」なホームページが目に付くようになりました。まあ、私も自分でホームページビルダーで作っているので、人のことはあまり言えませんが。整体やカイロ系のホームページを見ていても、人に何か施術をするところだと思うのですが、何をしてくれるのか結局よく分からなかったり、トップページいっぱいに院長の想いが、ひたすらつづられていたり、絵とか写真とかもなくて殺風景でぜんぜんつまらなかったり、誤字脱字のオンパレードだったりと様々です。  これらのページを見ていて思うことは、「きっと、ページを見てくれる人のことよりも、自分が表現したいことを一番に考えてしまう人なんだな。」ということです。つまり、自分が何をしたいかを真っ先に優先するので、こんな人は、施術中に患者さんが痛がっていてもそれに気づかず、または、気づいていても自分のやりたい施術をかまわずやってしまう可能性があります。「いや、それはホームページに関してシロウトだけであって、施術に関しては絶対の自信がある。」と反論する方もいらっしゃるでしょう。でも、ホームページを見ている人は、そのページのデザインや内容で判断するしかないのです。それは、自分が、調べる立場になってみれば容易に分かることです。  私自身、今のホームページは2代目です。初めに作ったものは、それはひどいものでした。ただ自分の整体院を紹介したいという気持ちだけで作っていたのです。そんないいかげんな押し付けホームページを見て誰が電話をくれるでしょうか。その後、たまたま、ある方からアドバイスを受け、ホームページを真剣に見直すようになりました。「見る側の気持ち」を第一に、どうしたら見やすく、分かりやすいか、見る人はどんな情報を求めているか、それに自分はどう答えるかなどを考えていくうちに、玄関をきれいにするような気持ちでホームページを作ればいいと気づいたのです。  その後、ページを増やしていったり、内容の充実を図ったりしてますが、どうしても文字が多く、ごちゃごちゃと見づらくなってしまうので、そういう時は、できるだけ第三者の目で見るようにしたり、他の人に意見を求めたりと、「自分の言いたいこと中心」にならないように心がけています。みなさんからアドバイスいただけたらうれしいです。 ~:~:~:~:~:~:~  身体の説明で「股間節(→股関節)」、「内蔵(→内臓)」なんて誤字を使っていたら、それだけで幻滅しちゃいますね。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ↓励みになります。1日1回のクリックおねがいしま~す blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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