夢の途中

 9日、日曜日の名古屋国際女子マラソンは、注目の高橋尚子選手がまさかの惨敗、マラソン初挑戦の中村友梨香選手が優勝という衝撃的な結末となりましたね。みごとオリンピック代表の座を射止めた中村選手には、北京でもぜひ活躍してほしいと思います。  それにしても、高橋選手がひざを故障し、昨年8月に右ひざの半月板の手術をしていたとは知りませんでした。レース後のインタビューで高橋選手からひざの手術のことが語られると、その後のニュースでは、敗因はひざのケガが十分治っていなかったからという論調が目立ちましたが、私はそうは思いませんでした。  それは、たしかにレース中、高橋選手が右足に水をかけるシーンはありましたが、レース中やレース直後の小出義雄監督やTV解説者などのコメントを聞いても、「右足をかばっているように見える」ようなことは誰も言っておらず、どちらかというと、「調整の失敗・体調不良だったのでは?」というコメントが多かったからです。  では、ひざの状態は、レースにはほとんど問題がなかったにもかからわず、なぜ失速してしまったのでしょう?一言で言えば、「準備期間があまりに短すぎた」ということになります。もう少し言えば、「フルマラソンを走る準備が整わないことを高橋選手が自覚してしまっていた」からだと思うのです。高橋選手は一流のプロアスリート選手です。今までは、常に十分な走り込みをして準備を重ねに重ねて、レースに挑み、結果を出してきました。しかし今回は、手術後のリハビリのため、十分な準備ができませんでした。それが高橋選手から自信を奪い、あせりを生み、その気持ちが当日の体調不良を呼んでしまったのだと思います。  以前にも言いましたが、一流のスポーツ選手の身体は精密機械のように繊細です。わずかな体調の変化や感覚のズレが致命的になることもあります。そのかわりすべてが良い方向にピッタリとそろった時、思いもよらぬスゴイ結果を出すこともあります。今回の高橋選手はベストコンディションでレースに臨むことができなかった、ピッタリとそろえることができなかった、ただそれだけだったと思います。第一線で活躍するポテンシャルはまだまだ十分にあります。  高橋選手は、「あきらめなければ夢はきっと叶う、それをこのレースでみんなに伝えたかったけど、こういう結果になって残念」という主旨のことをレース後のインタビューで言っていました。しかし、ひざの故障、リハビリ、準備不足、体調不良を乗り越えてレースに挑み、最後まで走りきった姿を見せてくれました。そして現役続行発言にファンは勇気づけられたと思います。  私も、「何事もあきらめたらそこで終わり。自分があきらめない限り、最後にはきっと夢は叶う。」と思っています。もちろん、あきらめないということは、実現に向けて、それ相当の覚悟と努力と自分を信じる強い気持ちが必要ですが。  今回は、まだ夢の途中ということで。今後の高橋選手の夢に注目していきたいと思います。    あきらめない限り夢は続きます。 ~:~:~:~:~:~:~  夢を実現させるには、具体的な目標設定が必要です。努力すれば実現可能であろう目標を設定し、階段を上るようにひとつひとつクリアしていく。それを積み重ねていくうちに、ある時、振り向いたらこんな高みに上ってきていたんだと、以前、夢だったところまで来ていたんだ気づく。そんなものだと思います。  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ↓励みになります。1日1回のクリックおねがいしま~す blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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