過去の過ちを繰り返さないことを条件に

文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加(2008年3月28日読売新聞)  文部科学省は、約3年の改定作業を経てまとめた小中学校の新学習指導要領を28日付官報で告示する。先月15日公表の改定案と比べ、「我が国と郷土を愛し」といった記述が追加されたほか、「君が代」についても「歌えるよう指導する」と明記されるなど、「愛国心」の養成をうたった改正教育基本法を色濃く反映する形となった。これらの修正点は、文科相の諮問機関「中央教育審議会」の審議を経ないまま盛り込まれており、なぜ新たな文言が突然加わったのか議論を呼ぶのは必至だ。  新しい指導要領は小学校では2011年度、中学では12年度から実施される。今回の修正の中で目立ったのは、一昨年12月に改正された教育基本法に「我が国と郷土を愛する態度を養う」との表現で愛国心の養成が盛り込まれたことを受け、小中学校ともに全体の指針となる総則に「我が国と郷土を愛し」という文言が加わった点。同じ総則の「伝統と文化を継承し」という記述も「尊重し」に変更され、小学国語に「神話・伝承を読み聞かせる」ことが追加されるなど伝統文化の尊重も強調された。  君が代も小学音楽で「いずれの学年においても指導する」から「歌えるよう指導する」と修正され、中学社会では自衛隊の国際貢献に言及している。先月公表の改定案には、自民党の一部議員から、竹島や尖閣諸島について「我が国固有の領土」と明記されていないとの批判が集まっており、「愛国心を強調することで、そうした批判に配慮した」(自民党中堅)という指摘もある。 ~:~:~  私は、愛国主義者ではありませんが、それでも学校で、式典時に「国旗(日の丸)掲揚」や「国歌(君が代)斉唱」がなぜ問題になるのかは理解できません。サッカーやボクシングの試合の前やオリンピックでの表彰式で国歌が流れたり、国旗が掲揚されるシーンを「がんばれニッポン!」、「よくやった!同じ日本人としてうれしい。」と好意的にとらえる方がほとんどではないでしょうか。もちろん空手道でも、開会式で国歌斉唱が行われないケースは、私が審判に行った大会の中では記憶にありません。  「我が国と郷土を愛す」、これをそんなに難しく考える必要はないと思います。社会の最小単位である家族を愛し、地域を愛し、社会に貢献する。その大事さを教えることをこれまで、ないがしろにしてきた結果が、今の殺伐とした社会を生んでしまっているのではないでしょうか。郷土を愛しているのであれば、路上にゴミをポイ捨てしないでしょうし、自国を愛し、その国民であることに誇りを持てるなら、式典の際に国歌を歌うことに抵抗を感じないでしょう。むしろ、学校で国歌を習わせてもらえず、覚えられなかったら、大人になって国歌を覚えていない自分を恥ずかしいとさえ思うのではないでしょうか。  オリンピックや世界大会でも、たとえば他の国の陸上選手が、国旗を模したユニフォームを着て参加したり、優勝して、観客から渡された国旗を持って走ったり、流れる国歌に涙を流していたり、コメントで、「自国の代表として、誇りを持って臨んだ」、「この勝利を自国のみんなに捧げたい」と発言したりしてるのって記憶にありませんか。これって、みんな愛国の思想を強制されて洗脳されたからですか。  ただ純粋に、自分の国を愛し、その国民であることに誇りを持っているからではないのですか。    たしかに、日本は戦前、国民の愛国心をいわゆる“お国のために”のような軍事的な利用をした時期がありました。これは大きな過ちでした。「日の丸」や「君が代」はその象徴だったように思う人もいるかもしれません。私も、国旗や国歌をそのような思想の統制や誘導に用いることは(思想の統制・誘導自体)大反対です。しかし、過去の過ちを繰り返さないことを条件に、私は、小中学校課程で、愛国心の養成をすることは大いにけっこうだと思うのです。   また、少し話しがそれますが、「国や郷土を大事に思うかどうかは個人の勝手」、「思想の自由を侵害するな」という意見もあります。しかし、自分の住んでいる国や郷土を大事に思わない人が、社会にあふれてしまったら、その国はどうなってしまいますか。自由な思想を持ち行動することと、周りに迷惑をかけるような身勝手な考えを行動に移すことは違います。自由は何をしても自由ではありません。2つの制限を伴います。1つは、他人の自由を害してはならない。もう1つは、取った自由行動には責任を持つ。これもしっかりと学んでいく必要があります。 ~:~:~:~:~:~:~  整体は、中国のもの(推拿)でも、アメリカのもの(カイロプラクティック)でもありません。日本独特のとても高度な療法です。そんな日本を私は誇りに思います。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ↓励みになります。1日1回のクリックおねがいしま~す blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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