当たり前のことができてないと、こうなります。

業務中にチャットやゲーム=1日12万件、閲覧禁止-厚労省 (2008/07/13時事通信)  厚生労働省のパソコンから、チャットやゲーム、お笑いなどのホームページ(HP)へのアクセスが1日約12万2000件あったことが13日分かった。同省は、業務と関係がない可能性が高いとして、これらの分野のHP閲覧を禁止した。  同省統計情報部が5月7日、社会保険庁を除く本省と全国8つの地方厚生局にある計5500台のパソコンについて調べたところ、総閲覧件数(1日約1000万件)のうち、掲示板やチャット関連HPに約7万5000件、ゲーム関連HPに約4万1000件、演芸、お笑いやアニメ関連HPに約6000件のアクセスがあった。                              ↓ パソコン業務外使用で処分も=町村官房長官(2008/07/14時事通信)  町村信孝官房長官は14日午前の記者会見で、厚生労働省のパソコンからチャットやゲーム関連ホームページへのアクセスが1日12万件以上あったとの同省の調査について「公用のパソコンを業務外で使用することは国民の信頼を損ねるものだ。監視強化をしっかりやって、さらに不適正な実態があれば職員の処分も検討する」と述べた。 ~:~:~  題名に書いてある“当たり前のこと”とは、2つあります。1つは、職場でパソコンを使用する場合、私用には使わないこと。とくにインターネットの使用の場合、外部とパソコンが繋がるので、ハッカーの攻撃を受ける可能性が出てきます。そこでファイヤーウォールを導入している企業も多いですね。また、職場(会社)の物を私的に使用していけないのは、何もパソコンだけではありません。ボールペンだって、便箋だって、私的流用はいけません。少し前に逮捕された、学校の封筒を使って、脅迫文を元教え子に送りつけた校長がいましたね。  もう1つは、外部からの不正侵入を防ぐだけでなく、オークションやショッピング、チャット、ゲーム、掲示板、アダルトサイトなど業務と関係ないサイトへのアクセスも封じる設定をしておくことです。これは、フィルタリングと言い、情報システム部を持つような企業ならどこでもやっていることであり、そうでない企業でも外部委託でやっているところは多いです。有名なのは、デジタルアーツ社のi-FILTER ですね。  職員には、普段の業務の中で、パソコンの不正使用、私的使用をさせないよう上司が指導していくことはもちろん、その一方で、もしそういう輩が出た時には、フィルターでシャットアウトするということが本当の管理というものだと思います。ちなみに、フィルタリングの設定をしておくと、どのパソコンから、何回シャットアウトしているサイトにアクセスしようとしていたか管理しているパソコンで分かるそうです。だから、町村長官が仰々しく、「監視強化をしっかりやって」とか言う必要ないんです。全部のパソコンにフィルタリングの設定をすればいいだけの話しなんです。今まで、一般企業がやっていた当たり前のことをしていなかっただけなのですから。  コスト意識に欠け、職場の備品と電気代も元は税金という意識もなく、これで本当に厚生労働省の職員は、国民のために仕事をしてくれているのでしょうか。また、厚生労働省だけの話しなんでしょうか。他の省庁や県や市区町村でも実態を調査し、対策を早急に講じる必要があると思います。まだまだ税金の無駄遣いはなくなりませんね。 ~:~:~:~:~:~:~  自分では、今までこれで十分だと思っていても、他から見たら、「当たり前のことがまったくできていない。」と指摘されることがあります。周りに目を向けて、人の意見を良く聞いていないと、1人ポツンと取り残されてしまいますよ。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ↓励みになります。↓1日1回のクリックおねがいしま~す blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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