価格の意味○

 先日、新聞の読者投書欄に「古い日付選ぶ買い方すてき」という投書が掲載され、それに対し、後日「コンビニ(消費期限切れ間近の)弁当値引き制度を」という投書が掲載されました。どちらも消費期限切れで処分される食料を減らそうという主旨の意見ですが、皆さんはどう考えますか?

 私は、コンビニで消費期限の異なる弁当をならべるなら、古い方の日付のものは、たとえ1円でも安くするべきだと考えます。それは、それで処分される食料を減らせるというだけでなく、わずかながらでも商品価値の違うものは同じ値段で、ならぶことに若干の違和感を感じるからです。お店からすれば、今日食べる弁当なら消費期限が2日先のものも3日先のものも商品価値は同じでしょう。でも、お客さんからすれば、少しでも新しい方が価値は高いのです。それが同じ価格なら価値の高い方を手に取るのは当然でしょう。だから、この場合、価格は変えるべきなのです。

 提供する側の意図が、正確に消費者に伝わって、初めてその価格は適正となります。整体院でも、料金設定をする際に施術内容や時間、地域の相場などいろんな要素を考慮して、料金が決められます。それには、その整体院の技術への自信やプライドも含まれているはず。その料金を下げれば、多くの患者さんが来るかというと必ずしもそうではありません。意味なく安くすれば、「何か裏があるのでは?」と疑われたり、「下手だから安い」などと思われたりと整体技術へのプライドは傷つくばかり。

 私の場合、寒い時期は腰痛や神経痛など体調を悪くする方が多くなるので、少しでもその方達の手助けができればと思い、1月2月限定の割引サービスを行いました。技術の高い整体が、辛い時期にいつもよりお得な料金で受けられる~主旨はたくさんの方に理解され、大勢の方にご利用いただきました。3月からは通常料金に戻しています。  価格には、必ず意味があるのです。

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