寒⇒冷⇒痛を実感してしまいました

 実は、たいへんお恥ずかしい話しなのですが、ただいま私の身体に腰痛が出ております。昨日は出張訪問の予約もなく、久しぶりのオフとなったので、愛娘を連れて近くの公園に行きました。その後、花田苑へ足をのばし、しばし散策した後、一度帰宅。夕方からは空手道場の少年部の指導に行きました。そこでも冷えたからか、その辺りからだんだん腰に違和感を覚え始めたのです。  普段から、患者さんには、「寒さのせいで最近、腰痛を訴える人増えてますよ。気をつけて。」などと言っている自分に腰痛が出るとは、まさに“紺屋の白袴” “医者の不養生” です。情けないったらありゃしません。幸い、今のところ軽度で済んでいますので、足元を冷やさないように、冷たい物(←最近はほとんど摂っていません)を摂らないように、横着して無理な姿勢をとらないように、痛くない程度に少しずつストレッチなどをして、回復に努めています。  また、自分でも驚くくらいお尻の筋肉が硬くなっていました。仙骨をトントンと自分で叩いて、あとはお尻の凝っているところをグーで上から下に流すようにほぐしていきます。けっこう痛いですね。でも、これをするとスーッと腰が軽くなるのが分かります。腰痛の患者さんへは臀部のほぐしが欠かせませんから、それを自分でやっているようなものですね。行く時間があまりないのですが、これでも回復しなければ、仲間の整体師に施術を依頼しようと思います。  今回は見事に、外の『寒さ』をガマン(自分はそんなつもりもなかったのですが)して、身体が『冷え』、筋肉が硬く凝ってしまったところが、『痛み』にまで発展するという図式にはまってしまいました(苦笑)。仕事に支障はなく、今日の患者さんとも笑い話で済んでいますが、こんなに骨盤周りが硬くなっているところを無理して動きまわったら、腰に大きな負担が来て、そのまま“ギックリ腰”なんてことも十分ありえます。ギックリ腰になる前には必ず“サイン”があります。赤信号(ギックリ)が灯る前の黄信号(違和感)のうちに対処できるかが、肝腎です。  いつも患者さんには、「こんなに痛くなる前に来た方が、身体も楽だし、治りも早いですよ。」と声を掛けています。しかし、実際には、「これくらい平気。」、「別にがまんできない痛みじゃないし、ほっときゃ治る。」と放置してしまってからのご来院が多々あります。早め早めの対応が結局、最良の方法だったと気づいた時はもう遅い・・・なんてことにならないようこのブログを読んでいる方、“違和感”を感じていたら、近くの整体院で一度健康チェックを受けてみてはいかがですか?   ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  患者さんの立場を理解するのは意外に難しいものです。しかし、実際に本当の患者になってしまえば、否応なく分かる羽目になります。そうなった時は、この時とばかりに患者さんの目線でいろいろ物事を観てみましょう。そして、それを今後の患者さんとのコミュニケーションに活かせれば、身体を悪くするのも、100%悪いことでもないと思えますよ。
2024年4月
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