風邪(ふうじゃ)だったようです。

 実は、先週金曜の日中から土曜にかけて、体調が悪く、とくに金曜の夜仕事が終わってからは寒気がなかなかとれませんでした。前日の木曜日などは、まったく元気に、日中は仕事、夜は空手道場で稽古と、充実した日を過ごしていたなのに「ナゼ・・・?」と自分で不思議でした。その週は娘がインフルエンザB型にかかっており、学校を休んでいたので、まさか感染ったのでは?とも考えました。土曜の朝、熱を測ってみると37.3℃、微熱です。のどがイガラっぽい感じがし、少し頭がポーっとしてます。そして何よりいやなのが寒気でした。ただ、インフルエンザならこの程度なら済まないだろうし、食欲もあるから大丈夫かなと、様子を見ることにしました。  土曜日はたまたま、夕方以降めずらしく患者さんの予約が入っていなかったので、思い切って整体院を閉めて、上がることにしました。この時は、まだ若干寒気がありましたが、つらくはありませんでした。お風呂に入って熱が上がると思えなかったし、金曜日もお風呂は気持ちよかったので、ゆっくりと入り、体を温めました。念の為、常備していた市販の総合感冒薬を飲み、いつもより早めに就寝しました。  日曜日の朝、目が覚めてみると、寒気はとれ、すっきり感がありました。少しのどのイガラっぽさが残ってしましたが、これなら仕事にまったく支障はありません。当日の予約をお断りしてしまったほど9時から夜の8時過ぎまで忙しかったのですが、最後の患者さんまでしっかりと整体を施すことができました。インフルエンザでなくてほんとによかったです。  私の場合、3月も半ばという時期から考えると、東洋医学で言うところの『風邪(ふうじゃ)』それも風寒の方だったのではと思われます。そう言えば、最近は、夜更かしをすることが多く、知らぬ間に疲労が抜けない身体になっていて、抵抗力が落ちていたのでしょう。  とは言え、今回、私自身が“風邪のひける身体”だったというのが分かったことは、良かったことだと思います。それに、冬から春へ季節が変わるのに合わせて、私もここで、発熱や鼻水、せきなどで、身体の中の掃除ができたと思えば、悪い風邪ではなかったのかもしれません。いずれにせよ、患者さんに迷惑をかけずに乗り切れたのが一番良かったです。ちなみに今日も、仕事に、大袋幼稚園の空手教室にと、充実した日を過ごせました。また、明日もがんばっていきたいと思います! *風邪(ふうじゃ)が病気を引き起こすのは、春先が一番多く、疾病の状態は自然界の風の様相とよく似ています。発病が急で、風のように変化が速く、抽ちく、震せん、眩暈、遊走性の疼痛、掻痒など風の現象に似ています。一般的な症状としては、発熱悪風、頭重頭痛、鼻塞、音声重く、流涙、咽頭発痒、軽微な咳、脈浮緩、舌苔薄白などがあります。(図説 東洋医学【基礎編】より) ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  どうせひくなら、患者さんの迷惑にならないように上手に風邪をひきましょう!
2024年7月
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