「がんばれ!」でなく、「○○は、よくがんばった。」で。

イラつくことば「今日のごはん何?」「がんばれ」 (2009年4月12日アメーバニュースより) 関連リンク①Yahoo!ニュース – 意識調査 – 疲れている時の「がんばれ」はイラっとする? 関連リンク② 『現代人の疲れに関する意識調査』-Panasonic  パナソニックマッサージソファPR事務局は、3月下旬インターネットで『現代人の疲れに関する意識調査』を行い、その結果を発表した。調査項目は14項目で、「疲れ」「元気」「癒し」などをキーワードに質問が組み立てられている。回答者は20代~50代の男女各200人。  景気の影響からか、2009年度は大変な年になりそうだと予測する人が多いようで、「2009年度は2008年度よりも疲れを感じる一年になりそうですか?」という質問に対しては、男性の76%、女性の60.5%が「はい」と回答している。また、「普段の生活の中で疲れを感じますか?」という質問では、男性の6割近く、女性では8割近くが「常に感じる」または「よく感じる」と回答し、その原因としては「労働による肉体的疲労」「仕事による精神疲労」が男女ともかなりの割合を占めている。  「疲れている時に言われるとイラっとする言葉は何ですか?」という質問では、「これやって」「早くして」「がんばれ」などがあり、女性では「今日のごはん何?」という言葉もランクインしている。これらの言葉を相手にかけるときは、気をつけた方がいいようだ。 ~:~:~  たしかに「がんばれ」は、励ましの言葉の典型で、私自身もついよく使ってしまいます。しかし、疲労困ぱいしている時に、「がんばれ」と言われると、イラッとはしませんが、「いやぁ、もうかんべんしてくれぇ・・・」となりそうですね。  それでも、がんばって疲れている人に、何か声をかけてあげたい。では、何と言って励ましてあげればいいのでしょう。それは、そのまま、「がんばってるね。」、「よくがんばったね。」 と、そのがんばりを認めてあげる言葉でいいのです。  『千と千尋の神隠し』で、息を止めて橋を渡り切る寸前に少し息をしてしまい、急いで隠れるシーンがありますね。そこでハクが、千尋に、「千尋はよくがんばった。」 とがんばりを認める声をかけ方をしています。もし、あそこで、「千尋なら、もっとがんばれたね。」 と、言っていたら千尋は、自分はがんばりが足りなかったとミスを気にして、しょげてしまったかもしれません。  「がんばれ」は、「君ならもっとできる」 と、能力を高く評価しているという意味で使ったとしても、受け取る側が「もっとがんばんなきゃいけないのか」 と、感じてしまっては逆効果です。相手の置かれている状況や心理面を考慮しないで使うと、ただ相手にプレッシャーをかけるだけになってしまいます。気をつけたいですね。  その点、「よくがんばったね。」ならば、そのがんばっている存在を認めてあげているだけなので、変なプレッシャーにはなりません。自分も言われたら、きっとうれしい言葉のはずです。  最後に一言つけ加えておきたいことがあります。それは、「がんばるな。」とか、「がんばらなくてもいい。」 とかは、がんばって疲れている人にかける言葉としては不適切だということです。「がんばれ」 が禁句なら、「がんばるな」 ならいいというのはあまりに安易です。きっと、その人もホントは、これ以上がんばりたくないと思っていても、必要に迫られてがんばらなくてはいけない状況に置かれていると思いますから。   ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  整体院にお見えになる方は、とてもがんばり屋さんが多いです。そんながんばり屋さんの心と身体が、ふっとほぐれて歪みがリセットされて、元気を取り戻す。そんな空間でありたいですね。
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