ハッピーニュースがもっと増えますように

ハッピーニュース、大賞は大分の川野智子さん (2009年4月2日 読売新聞)  読んで幸せになった記事を選んでもらい、その記事についてのコメントを募集する「HAPPY NEWS2008」(日本新聞協会主催)の表彰式が2日、東京・内幸町のプレスセンターホールで開かれた。  5回目となる今回は、国内外から過去最多となる1万749件の応募があり、本紙記事を選んだ2人を含む19人が受賞した。大賞に選ばれたのは、大分県豊後大野市の川野智子さん(53)。阪神大震災で亡くなった兄のランドセルを、震災後に生まれた弟の米津凛君(7)が「僕が背負う」と受け継いだという大分合同新聞の記事に、「尊い命のバトンタッチに触れ、私も幸せになれた」とコメントを寄せた。  米津君は、記事の主人公に贈られる「HAPPY NEWS PERSON」を受賞し、トロフィーを両手に抱えながら「これからもランドセルを大切にしたい」と笑顔を見せた。表彰式では、主催者を代表して滝鼻卓雄・新聞メディアの強化に関する委員会委員長(読売新聞東京本社会長)が「応募の半分以上が高校生以下の若い人。新聞離れが言われているが、しっかり新聞を読んでくれているのは大きな喜びだ」と述べた。  読者が選んだ本紙記事と受賞者は次の通り。  ▽「益川流 日本語講演」(08年12月9日朝刊) ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんが、ストックホルムで記念講演。勉強嫌いだった子供時代を告白し、聴講者を魅了した=東京都北区・小長谷萌華さん(10)  ▽「授業で示す生きる力」(同8月15日朝刊) 埼玉県の中学校に勤める全盲の国語教諭・新井淑則さんがハンデを乗り越えて教壇に立つ姿を描いた=栃木県那須塩原市・森本聖也さん(15) ~:~:~  ラジオを聞いても、テレビを観ても、webサイトで調べても、ニュースはいつもネガティブなものばかりで、うんざりしながらもそれでも情報収集のためと思い、ニュースを観たり、聞いたりしています。そんな中、このようなハッピーニュースとそれに寄せるコメントが賞を受けるというのは、とても喜ばしいことです。  事件や事故の場合、被害状況や被害に遭った方の安否など、迅速さを要求されることもありますし、真相を究明していくことで、再発防止に役立つと言う観点から、しっかりと報道される必要もあろうかと思いますが、こう毎日毎日、悲しい事件・事故のニュースが目や耳から入ってくるとそれだけでだんだん滅入ってきます。新聞や、あまり観れませんが夕方のニュースなどで、ほのぼのとした記事やじーんとくるようなニュースを観ると少し心がなごみます。そんな時、「こんなニュースがもっと増えればいいのに。」とよく思います。  ちなみにウチは朝は、忙しいことと、テレビが付いていると子供らの動きが止まってしまうことと、朝から悲しいニュースを少なくとも目からは入れたくないという理由で、ラジオにしています。ちなみに聞いているのは、TBS『森本毅郎・スタンバイ!』です。番組のテンポの良く、森本さんの小気味のいいコメントは、聞いててスッとするので、気に入ってます。それでも、ネガティブニュースが続くと少し滅入りますが。  夜の報道番組、例えばテレ朝の報道ステーションなどは、どうしても、一日でもっともショッキングと思われるニュースをまず冒頭に持ってくるという手法が目立ちます。その方が視聴率が良いと、番組視聴者は常にショッキングなニュースを求めているのでしょうか?私はそうは思いません。景気が悪い悪いと言いふらせば、もっと景気は悪くなると言います。ひょっとしたら、事件・事故のニュースを少し控えめにすれば、悲しい事件や事故は減るかもしれません。因果関係はないので、少し暴論かもしれませんが。  いずれにせよ、報道する立場の方には、もっともっとハッピーニュースを探して、もっともっと報道してほしいと思います。それが日本が元気になる近道になるような気がします。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  患者さんの状態は、すべてが一度に改善わけではありません。施術者が、患者さんといっしょに痛いところばかり気にするのでなくて、改善しているポイントに着目してもらうのも完治への近道になるのだと思います。
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