胃腸の冷えと疲労性の腰痛

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~:~:~  『胃腸の冷えと疲労性の腰痛』 こう書くと、整体院に来られた患者さんの話と思うでしょうが、情けない話、私自身のことです。前回の木曜日の夜、何となく腰が重いなぁ、背筋が伸ばしづらいなぁ、と感じながら就寝したところ、翌朝、腰痛が出てしまっていたのです・(>_<)・  直接的なキッカケは、空手道の稽古です。あくまで指導が中心でしたが、その日は、午前から昼にかけてと、夕方から少年部~夜間の一般部と道着をきていました。とくに、一般部の時は、ほとんど自分の稽古になっていたくらい形をいっしょになってやっていました。  最近は、少しの時間ではありますが少しだけ早起きして、形の練習をしたり、前回ブログに書いたとおり、昼休みの時間があるときに、30分のジョギングをしたりと、体づくりに注力していただけにこの腰痛はショックでした。しかし、まったく動けないわけではなく、しっかりと背筋を伸ばせない、前屈や後屈(後ろに反る)がつらい、歩く時に足が重だるい、そして腰に鈍痛や疼痛をずっと感じている、そんな感じでした。  それでも仕事ができないわけではなく、患者さんにはいつもどおり100%の施術はできたと思うので、迷惑はかからなかったと思います。しかし、そのかわりちょっと時間が空くと、すぐ横向きに寝て、仙骨と仙腸関節をこぶしでトントン叩きながら緊張を取り、その体勢で少し休むというのを繰り返していました。それでずいぶん楽になり、前屈は比較的早くから、普通にできるようになりました。  その他に気になったところは、下部起立筋群の張りです。しこ立ちや猫足立ちをがんばったせいでしょうか、親指でその辺りを押すと固くなっているのが分かり、圧痛があるのです。しかもその際に、胃の方に響くのです。  「自分のことは自分が一番よく分かっている」はずでも、ついつい生活の中での不摂生は見逃しがちです。実は最近、暑さのせいにして、アイスコーヒーやコーラを氷をたくさん入れてよく飲んでいたのです。普段は常温で飲んでいた麦茶も最近は、冷蔵庫で冷えたものに氷を加えて飲んでいました。つまり、“胃腸を冷やし続けていた”わけですね。腰が痛くなった原因はここにありました。  空手道の稽古は単なるキッカケに過ぎません。あの程度の運動量で腰痛になる、背部や腰部・臀部の筋肉に疲労が出るというのは、その前の身体の状態が良くなかったということです。つまり、冷たい物で内臓、とくに胃腸を冷やし、その裏側の筋肉も固くしていたというわけです。それに気づかずに、いい気になって身体を思いっきり動かして、筋肉をいつも以上に使った結果がこうでした・・・反省の一語に尽きます。  しょうが紅茶(もちろんホット)で内側から温め、腰椎捻挫ではないので、半身浴で外側からもじっくり温め、胃腸をセルフマッサージし、仙骨および仙腸関節周りの緊張の解除(トントン叩き)の結果、日曜の朝には、腰痛はほぼなくなり、背中の筋肉痛がやや残るかなくらいになりました。  私は、冬ではなく、梅雨時に腰痛が出ることが多いのですが、胃腸の冷え(⇒疲れ)と関連しているのを実感しました。というよりは、あらためて思い出しました。自ら襟を正すと同時に、これからの患者さんへのアドバイスにも活かしていきたいと思います。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  夏の疲れは胃腸の疲れからやってきます。みなさんも冷たい物の摂り過ぎにはくれごれもご注意を!
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