4周年を迎えました。

 地域のみなさんに支えられ、あさひ整体センターは下間久里で開業して、丸4年。  【4周年】  を、本日迎えました。ほんとうにありがとうございます。
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 整体師は、民間療法・代替医療の分野の法整備が進んでいないため、依然として国家資格者ではなく、各々の民間の整体師養成校が独自の基準で、整体師の認定をしているのが現状です。もっと言えば、自分で独学で勉強をして、勝手に整体師を名乗っても、それだけなら罰則はありません。整体師というのはそれほど規定があいまいな、何の後ろ盾もない職業なのです。  それゆえ、整体師としてやっていくには、信用とそれを支える実力とがなければなりません。整体師は名乗るだけなら誰でもできます。整体院を開業するのも誰でもできます。しかし、それを1年、2年と継続していくのは並大抵のことではありません。整体・カイロプラクティックなど療術系の業界では、独立・開業後に成功する確率は3%とも5%とも言われています。この場合の成功というのは、その仕事の収入のみで生活していけているレベル・プロとしてやっているレベル以上のことを指します。  もちろん、プロとしてやっていくことがすべてではありません。もとから家族や友人、ご近所さんにボランティア感覚で少し整体をやってあげられたらいいな、自分自身も健康に気をつかえるようになるし・・・ということで技術を習得された方もいらっしゃるでしょう。それはそれで、とても大切なことです。  しかし、職業として整体の道を選択し、独立開業はしてみたものの、なかなか新しい患者さんは来てもらえず、来てくれたとしても次の予約は取れず、その人からの紹介も口コミもない、そうした状態で半年、1年が経ち、辞めてしまう整体院も多いのが現状です。通常はどこかで働いたり、インターンで勤めてある程度修行したのち、独立開業する『勤め⇒開業』がよくあるパターンですが、最近では、個人経営がうまくいかず、、どこかの整体院に雇ってもらおうとする方も増えています。求人サイトには新採・転職だけでなく、『閉院⇒勤め』の方の登録も目立ちます。  自分からすれば、せっかく開業して、自分の信念の元、施術内容も時間も休日も好きなように組めるのに、なんでそれを辞めてどこかに勤めたいと思うんだろうと不思議でなりませんが、きっとそれぞれ事情があるのでしょう。腕があっても経営は不得手という方もいらっしゃいますから、そういう方は、経営や経理のことは他の方にまかせて、自分は患者さんを良くすることに集中する、というもの結構だと思います。  ちなみに、私は経営や経理的なことは、得意ではありませんが、何でも自分でやらないと気が済まない性分なので、全部ひとりでやっています。とくに苦ではありません。何事も勉強です。  この4年、とくに昨年10月からのこの1年は、リーマンショックに始まり、年明けの1月に大輪清先生が急逝され、季節を問わずインフルエンザが蔓延し、自民党政権に終止符が打たれるなど、予想外のことの連続でした。有名人でも「え、あの人が?何で?」という惜しい方がたくさんお亡くなりになりましたね。開業1年目も個人的には激動でしたが、4年目はとにかく周りで激動の印象が強かったです。そんな中でも、自分を見失わず、患者さんの方をしっかり向いて施術を続けてこれた。そんな1年だったと思います。  私は、この整体院を大きくするつもりはありません。他の整体師を雇う気もありません。物販も一切いたしません。だから、個人でできることには限りがあります。しかし、それでいいと思っています。ただ私は、患者さんと1対1で向き合って、その空間・時間を大切にし、自分が施術をして、患者さんが喜んでくれる姿を見たいのです。  それに、私にはもう1つのライフワークである空手道があります。今後も月に1度や2度、空手道大会の審判や講習、幼稚園の空手教室、明治大学の指導、せんげん台道場の稽古など、実は以前に比べると空手道に費やす時間が増えています。これは自分の子供たちも道場に通い始めたためもあります。ちょっと公私混同ですかね?  もし許させるなら、皆さんのご支援をいただきながら、整体と空手道、このわがままをもう少し続けさせていただければと思います。整体の方もさらなるスキルアップを図っていきます。患者さんをはじめ、私に関わるすべての方に、わがまました分は還元していきたいと考えます。そうして、充実した5年目を過ごして行くことができれば最高に幸せです。
~〈整体師の味方コメント〉~
 最後になりますが、4年前、開業に全面的に賛成してくれ、今まで私を一番そばで支えてくれた妻に感謝したいと思います。 ========================= 《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》 『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   これからもどうぞよろしくお願いいたします。   =========================
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