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初詣でに、桜川市にある雨引観音の楽法寺に行ってきました。するとちょうど、何頭もの馬が境内に入ってきました。馬に乗った人の中には着物を着た方もいらっしゃって、いったい何が始まるのかな?と思っていたら、護摩祈願を終えたお坊さん達が寺の外へ出てきました。
ほどなくして、その場でお坊さん達の読経が始まり、馬のお祓いが始まりました。まさに、『馬の耳に念仏』 なのですが、さすが訓練された馬らしく、一列になっておとなしくしていました。自動車のお祓いは知っていましたが、馬のお払いは初めて見ました。境内はたいへん混雑していましたが、めったに見れない光景を目にできてうれしかったです。
私は昨年、後厄が終わりましたが、この3年を振り返ってみて、そんなに悪くない時期だったと思います。伝統や昔からの風習を大事にすることはもちろん大切ですが、あまり捕らわれ過ぎても、何もできなくなってしまいます。馬やクルマのお祓いも、絶対にしなければいけないわけではなく、それで安心して、リラックスした気持ちで乗馬や運転ができればそれでいいのだと思います。
お参りなどは、心の安定を得て、チャレンジする気持ちを強くしたり、襟を正しくして、不摂生を改めたりするきっかけにするくらいがちょうどいいのでないでしょうか。願懸けというよりも、達成したい目標を神仏に述べることによって、達成に向かって努力する気持ちをより強くする、そんなお祈りの仕方がいいではと思います。
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