あなたは、1年のくぎりをどこでつけていますか?

 今日は3月31日。平成21年度の年度末ですね。4月1日からの1年間は、あなたにとってどんな1年でしたか? って言われても、いつも12月の大晦日で1年をくぎっている人にとっては、「えっ、まだ3ヵ月しか経ってないよ。」と実感が湧かないでしょう。また、学年が変わったり、卒業や入学を迎える学生さんや、3月決算のある会社にお勤めの方には、この年度末くぎりの方がしっくり来るかもしれません。  ただ、人は、とくに豊かな四季を持つ日本人は、定期的にこうしたくぎりをつけたがるのかもしれません。3月は年度末、6月は上半期の終わり、9月は上期年度末、12月は1年の終わり・年の瀬。半期を1月から6月、7月から12月と分けてもいいし、4月から9月、10月から3月と分けてもなんのふしぎもありません。もちろん、企業などは四半期ごとにクオーター管理をしっかりやっているところも多いでしょう。  私の場合、あさひ整体センターを下間久里で開院したのが、4年半前の平成17年10月。ですから、10月から9月までを1年と見てもいいし、1月から12月までを1年と見てもいいし、明日からの4月1日から3月までの年度を新たな1年と見てもいいでしょう。つまり、いろんな時期からくぎりをつけることができるのです。これってけっこう便利ですよ。  一旦くぎりをつけると、それでまた新たな気分でがんばろう!という気になれます。なかなかうまくいかず、いやなことがあっても、「それはそれ、過去のこと。」と前向きにスイッチを切り換えられますし、うまくいき過ぎて、それに依存して努力を忘れてしまっていたら、「さあ、また次のステップに向かって進もう!」と一歩を踏み出すきっかけを作れます。  私の好きな言葉のひとつに、『明日は明日の風が吹く』というのがあります。『過去』にとらわれていても、『未来』を心配しすぎていても、『今』を動かなければどうすることもできません。明日吹く風が自分にとっていいものだと思えるよう、努力し続けるしかないのだと思います。その時吹いた風は、自分にとってつらい冷たい風と感じても、あとになって振り返ってみれば、その風もまた、自分にとってためになったのだなときっと思えるでしょう。あの時ポカポカそよそよと感じた風が意外にそうでもなかったと、身を引き締める時があるかもしれません。その振り返る時が、『くぎり』なのだと思います。  明日から新年度、そしてあさひ整体センターとしては、5年目の後半を迎えます。気持ちを新たに、またがんばっていきたいと思います。
~〈整体師の味方コメント〉~
 漫然と日々を過ごしていては、そこに進歩はありません。自分の足で一歩一歩進んで行くから、『くぎり』に意味があり、振り返る価値があるのです。  ========================= 《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》 『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   これからもどうぞよろしくお願いいたします。   =========================
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