いつだって為せば成る!○

伊達40歳前日にシャラポワ撃破/テニス(2010年9月28日日刊スポーツより抜粋) <テニス:東レ・パンパシフィック>◇2日目◇27日◇東京・有明コロシアム◇

 28日、40歳の誕生日を迎える世界67位のクルム伊達公子(エステティックTBC)が、前祝いを金星で飾った。元女王で同15位のマリア・シャラポワ(23=ロシア)を7-5、3-6、6-3の2時間9分で撃破。シャラポワが04年ウィンブルドンに優勝して以降、日本選手として初の勝ち星を挙げた。大会としては95年優勝以来の勝利だ。28日の2回戦では、同29位のハンチュコバ(27)と対戦する。

 貪欲なまでの勝利への執念だった。40歳を翌日に控えたクルム伊達が、17歳でウィンブルドンを制したクールビューティーに打ち勝った。「30代最後の日に、チャンスをつかむことができた。思い出に残る試合になった」。最後にシャラポワのバックがラインを割ると、思わずガッツポーズが飛び出した。

 日本女子がシャラポワに勝つのは、03年の浅越しのぶ以来7年ぶり2人目だ。しかし、シャラポワが04年にウィンブルドンを制して以降は、7度の対戦で、誰も勝ち星を挙げられなかった。その壁を、30代最後の日に、クルム伊達が破った。「常に冷静に判断できた。終始、安定したプレーができた」。まさにベテランの味だった。

 昨年初戦負けの今大会で、この日の勝利で世界ランクのポイントを69点上積みした。40歳の原動力は、少しでも長く2度目の現役を続行することだ。「10代、20代の時とは明らかに違う。できることはすべてやり、(年齢に)向き合っていくしかない」。年齢は重ねても、勝利へのひた向きな思いは、昔と何も変わっていない。

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 なんと、クルム伊達選手が、あのシャラポワ選手に、東レ・パンパシの1回戦で当たって、勝利を納めたそうですね。伊達選手は今日で40才。まさにアラフォー世代の華です。というよりいまだ日本女子テニス界の第一人者です。今の日本人選手の中でシャラポワ選手と互角に渡り合える選手は他にいないでしょう。それが40才なのですから驚きです。

 一昨年現役復帰した時には、本当にやれるのか?復帰できてもまたすぐ引退するのでは?と思いましたが、今年はサフィナ選手にも勝っており、2年経ち、衰えるどころかさらに強くなっている印象がありますね。「為せば成る」と言いますが、何才になろうが、やればできるし、やらなければできない。できないのは、やらないだけだということを伊達選手は、身を持って体現してくれました。

 気力と体力の限界が・・・とか、これ以上モチベーションが持てない・・・とか、年齢的にキツイ・・・とか、結局はどれも理由になっていないのかもしれません。何かのせいでできないのではなくて、ただ自分がやらないだけ、もし本当に始めたい、続けたいと思うのなら、きっと他の理由は理由でもなんでもないのでしょう。

 クルム伊達公子選手は、『やればできる』『夢はいつか必ず叶う』『自分はいつだって成りたい者になれる』『努力はけっして無駄にならない』そういうポジティブな気持ちを、アラフォー世代のみならず、すべての日本人に与えてくれたと思います。

 私も、まずは空手道五段を目指して、指導だけに終わらずなるべく自分の稽古の時間を作って、がんばっていきたいと思います。

 

〈整体師の味方コメント〉

 整体師を目指すのも、年齢は関係ありません。今年、人生の大先輩が越谷市内で念願の整体院を開業されました。評判も上々だそうです。目指すならその分がんばる、ただそれだけのことです。

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