疲れてもいいんじゃない。○

 ウチの子供たちもよく口にする「疲れた~」って言葉、ホントはたいして疲れてなくてもつい出てしまうようですね。でも、そんなに疲れるのってイヤですか?

 『疲れる』ということは、それだけ身体を使って何かをしたっていう証しだと思うのです。勉強で疲れたにせよ、それはアタマという身体の一部を使っています。そして、その瞬間、疲れるくらい頑張っていたという証しでもあります。それって、実は素敵なことじゃありませんか?

 『疲れてもかまわないくらい頑張れる』というのは、すばらしいことです。その時間に費やしたことは必ず自分の身になっていることと思います。それは大人でも同じです。仕事や家事、育児で苦労して、頑張って、その時は嫌々だったり、しかたなくだったりしても、それを乗り越えた自分はきっと成長しているはず。そう考えれば、『疲れる』ことはけっしてマイナスじゃない、そうは思えませんか?

 もちろん、疲れたままではイヤですよね。「疲れてもいい。」と言えるためには、それを回復させる手段を持っていることが条件です。疲労回復・リフレッシュに効果的なものは人それぞれ違うでしょう。「ゴロ寝が一番!」という方もいれば、仕事で疲れているのに「クタクタになるまでフットサルで走り回る!(→そして寝る)」という人もいるでしょう。バランスの取れた好みの食事をしっかり食べて疲労回復を図るのもいいですよね。

 子供は、身体が小さくて、スタミナはないですが、その分回復は早いです。遊びや運動で思いっきり疲れても、しっかり寝れば次の日はケロッとしたりしてます。子供は何も考えなくても疲労回復の術が、身体の中にあるんですね。だから、子供はいくら疲れたっていいんです。むしろ身体を使って、疲れさせないと心身は成長しません。

 子供が「疲れた~」とか「疲れるのヤダ~」とか言ってきたら、「その分、頑張った証拠だよ。」とガンバリをほめてあげましょう。大人(自分)が疲れた時は、自分で自分をほめてあげてください。そして、ごほうびとして疲労回復のためのなにかをしてあげてください。

 

〈整体師の味方コメント〉

 『疲れ』をガマンしていると、必ず『歪み』になって顕れます。患者さんの歪みの先にある疲れを読み取れる整体師が本当の整体師です。  

 

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