すみません、えらそうなコト言います。○

 広州で行われているアジア大会、空手道の結果はどうかな~とwebで探していたら、ブログに結果をアップしてくれている方がいらっしゃいました。その中で、You Tube での動画もアップしてくださっていたので、優勝した形も見ることができました。TV放送がないので、動画をアップしてくれた方にも、そしてそれを見つけ出して紹介してくれた方にも感謝したいと思います。

 ちなみに、私の見たYou Tube 動画はすでに削除されてしまったようで、今は見ることができません。

 それにしても宇佐美選手の形はすばらしいの一言に尽きますね。心技体すべてが最高レベルって感じでした。世界中の誰が相手でも5-0の判定で勝ちそうなくらい圧倒的な存在感でした。

 しかしながら、この2つの動画を見ていて、審判の所作で気になるところがありました。ひとつは、女子決勝の判定の際、第二副審(動画で左奥)だけ、右手に青旗、左手に赤旗を持っている点です。この審判、宇佐美選手側の青を揚げているのですが、ひょっとしたら、本来の右手側に持つべき赤を揚げようとしたのでは?とも受け取れます。もしこれが接戦で、3-2で青ということであったなら、赤を揚げようとして青を揚げてしまっていれば、赤の勝ちのところを青の勝ちにしてしまっているので、大問題になるでしょう。決勝でのこういうミスはいただけません。この場合、主審が気がついて、笛を吹く前に旗の持ち方を正すよう促すべきだったと思います。

 もうひとつは、男子決勝での判定の際に、第三副審(動画で右奥)がわずかですが、旗の揚げ直しをした点です。この副審、一旦は右(赤)を揚げようとして、すぐに左(青)を揚げました。そして、判定は3-2で青。日本の大木選手(赤)は破れました。揚げた後も、自分の揚げた手の方を見るなど、不自然な行動を行っています。『実は、自分から見て左側に位置する大木選手の勝ちと判断して、思わず左手が出てしまった、結果自分の思っていたのと逆の色の旗を揚げてしまった』のでは?とも見えます。

 それから、大木選手の形を見ていないので、判定はできませんが、勝った青のマレーシアの選手、演じた形は、糸東系のスーパーリンペイだったと思います。糸東系のものは剛柔系のものと少し違いますよね。しかも自由形ですから、細部については独自の表現の仕方があると思いますが、それを割り引いても、正直、大木選手がこの選手の形に負けたとは思えません。

 なぜなら、四方に行う諸手下段払い受けの高さは、技を大きく見せるためか、かなり高い位置ですし、そしてなにより、最後の二段蹴りが十分でないように見えるのです。「私のはそういう自由形ですよ。」と言われても、いくら「糸東の形ですから。」と言われても、見てて惚れ込むようなスーパーリンペイではありませんでした。

 大木選手の決勝の形も見たいですね。どこかに動画アップしてくださっている方いらっしゃいませんかね?大木選手の銀は残念でしたが、今度は全日本の舞台で、最高の形を披露してくださることでしょう。期待したいと思います。

 本来、こんなえらそうなコトを言える身分では、まったくないのですが、よくあるプロ野球観戦の観客が、みんな『自分なりの名監督』になって、采配についてあーだこーだ言うのと、さして変わらない、戯言だと聞き流していただければ幸いです。  

 

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