斎藤祐樹投手が持っている物

 学生野球、全日本大学選手権での早稲田の優勝は、実に33年振りだそうですね。優勝に貢献し、史上初の1年生MVPを獲得した斎藤祐樹投手は、優勝後の会見で、「・・・6大学(リーグ)の時に運は使い切ったと思ったけど、使い切ってはいなかった。一生何か持っている、こういう人生なのかと思います・・・」と発言していました。勝利投手になっても、MVPを獲っても自分がスゴイからとおごらず、運に恵まれたからという謙虚な姿勢はすばらしいと思います。  たしかに、斎藤投手の所属するチームは、県大会~甲子園、6大学リーグ、全日本大学と安泰に勝ち続けたわけではありません。負けを覚悟した試合をひっくり返したり、どちらが勝ってもおかしくないシーソーゲームを制したり、まさに“運”が味方した試合もありました。しかし、斎藤投手が持っているのは、強運だけなのでしょうか?  私は、斎藤投手が持っているのは、「周囲にやる気を起こさせる力」「アイツといっしょなら負ける気がしない!とみんなに思わせる力」だと思います。野球は、一人の力では勝てません。運だけでも勝てません。斎藤投手の周りの選手が、最高のパフォーマンスを発揮できて、はじめて優勝にたどりつけるのです。それを引き出す力を斎藤投手は持っているのだと思います。  何をするわけでもないのに、その人がそこにいるだけで、周りが明るくなる。その人と一緒に仕事をすると、同じ仕事でもなぜか楽しい。いつものメンバーで遊びに行く時、その人がいないだけでなんか盛り上がらない・・・そんな経験ありませんか?  6大学リーグの時も、全日本大学選手権の時も、斎藤投手の実力だけで早稲田が優勝できたわけではありません。でも、早稲田は、斎藤投手がいたからこそ、今回優勝できたのだと思います。斎藤投手が核となって、チーム全体が良い方向に向いていたのです。まさに“王”の資質を持っているといっても過言ではないでしょう。(ハンカチ)王子というあだ名は、あながち的を射ていたのかもしれませんね。  整体師養成校を修了して、どこか整体院などに就職する時は、自分がその施術院の核になってみんなを盛り上げていけるかが、成功のひとつのカギになると思います。  ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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