日食は誰とご覧になりましたか?○

金環日食:見えた天空の輪 九州から東北で観測 (毎日新聞05月21日)

 太陽が月に隠されてリングのように輝いて見える「金環日食」が、21日午前7時半ごろ、九州南部から東北南部までの太平洋側の広い範囲で起きた。東京(島しょ部除く)では173年ぶり、大阪では282年ぶり、名古屋では932年ぶり、日本全体では87年に沖縄で観測されて以来25年ぶりとなった。

 東京では午前7時32分から約5分間、雲の切れ間から細いリング状になった太陽が姿を見せた。金環日食にならなかった地域でも、太陽が大きく欠ける部分日食になり、日本の多くの人が「世紀の天体ショー」に注目する朝となった。

 ◇東京173年ぶり

 金環日食が観測可能な地域には約8300万人が住む。天文の研究者や愛好家で作る「金環日食限界線共同観測プロジェクト」のホームページには、四国から東北南部にかけての広い地域の市民から「金環日食が見えた」との情報が寄せられた。気象庁によると、九州地方と関東地方の太平洋側の一部は天候が悪く、見えた地域は限定的だった。

 各地の天文台や科学館などが市民向けに観察会を企画し、多くの小中学校は、子供らが交通事故の心配をせずに観察できるよう、登校時間をずらした。

~:~:~

 世紀の天文ショー、金環日食。いかがでした?各地域で見られたところと、残念なところとあったようですが、ここ越谷では、ここ一番で雲が切れ、きれいなリングを観ることができました。自分の住んでいるところで、こんな素晴らしいものが見られるなんてハッピー&ラッキーですね!

 朝6時半ごろは、雲が少なかったのですが、だんだんと雲が増えてきて、7時ごろには、あきらめるかってくらいに太陽が隠れてしまっていました。しかし、粘り強く待っていたら、だんだんと雲が薄くなってきて、ちょうど金環食となる7時半過ぎあたりで、はっきりと観ることができました。全国の晴れ男さん、晴れ女さんに感謝感謝ですね。

 ところで、皆さんはこの金環日食、誰とご覧になりましたか?私は、子供らと見ることができました。東京の小学校では、早めに登校して、生徒みんなで観たようですが、越谷では逆に登校時間を遅らせ、家で観てから登校するよう、集団登校の集合時間もいつもより35分遅れでした。そのおかげで、私にとっては子供らと貴重な時間を共有できて、うれしかったです。

 TV中継でも、小学校の屋上での観察会や、広場や公園に集まって、天文台に集まって、また通勤途中に足を止めてなど、さまざまな観察の様子を映していました。やはりこういうイベントは、ひとりでじっくり観るのもいいとは思いますが、みんなで観て盛り上がったり、大切な人と一緒に観て、その感動を共有したりするのが、一番ですよね。

 それにしても、太陽と月って、地球からの見た目の大きさが一緒なんて、なんて素敵な偶然なんでしょう?理屈としては、地球から月までが約38.4万km、太陽までは約1億5,000万km(1天文単位)で、約400倍。で、今度は月の直径が約3,470km、太陽の直径は約139,200kmで、やはり約400倍。ということで、つり合いが取れるということなんですが、こんな偶然、神様のしわざにしか思えませんね。

 金環日食を目の当たりにして意外だったのは、リングの時間が短かった(3分?)ことと、そんなに暗くならなかったことですね。今の5時過ぎの明るさでしょうか。「夕方にしてはけっこう明るいね~」くらいの感じでしたね。黒雲が立ち込めた昼下がりの方がよほど暗かったです。

 事故だの事件だの嫌なニュースが多いなか、たまにはこんな明るいニュースが日本中を賑わすのも悪くないなと思いました。できればもう一度、今度は皆既日食が観たいですね!

 

=========================

《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》

『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   

これからもどうぞよろしくお願いいたします。  

=========================

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930